NHKで数回に渡って土曜夜に放映された「遥かなる絆」が終わり、日曜に作者ご本人と原作の主人公であるお父さん、城戸幹さんが中国を訪れる映像が流れた。中国の養母に拾われ、20代まで中国に住むが日本人であると真実を報告したゆえ、優秀な成績なのに大学入学も拒否され、肉体労働でお金を稼ぎ、日本赤十字社へ何度も手紙を書いてようやく両親を探し当て、20代後半で日本帰国を果たしたという現実の話を娘の久枝さんの中国留学を交えて物語が展開していくという感動的ドラマだった。
この映画を見ると幹さんと中国人との深い絆が描かれ、人種を超えた人と人の交流に感動したものだ。私はひょんなことから日本の大企業に勤めて日本人に帰化した中国人女性と知り合い、彼女がこの大企業から雇い止めにあったきっかけで支援することとなったが、気性の激しさ、人の助言を聞かない、なにか言えば、逆切れ、となり、とうとう支援を降りることとなった。その間、収入もない彼女にお金を貸していて、戻らないと思っていたが、数日前に現金書留が届いて戻ってきた。入っていた手紙は17年も日本にいるのに日本語はおそまつ、でもおそまつながらも訴えるものがあればうれしいのだが、途切れていた間の報告もなし、お金は戻ったがむなしさだけが残る内容だった。今北京でやりとりしている中国人もとてもいい人で、「中国人は井戸を掘った恩人は生涯忘れない」ということわざを書いてきたが、この帰化中国人にはそれは通じない、と感じる。ドラマでみた中国人と実際何度も罵倒されたこの中国人女性とのギャップが大きくていまだに中国人については怖いと思ってしまう。
ドラマを見てそんなことを思った次第です。
この映画を見ると幹さんと中国人との深い絆が描かれ、人種を超えた人と人の交流に感動したものだ。私はひょんなことから日本の大企業に勤めて日本人に帰化した中国人女性と知り合い、彼女がこの大企業から雇い止めにあったきっかけで支援することとなったが、気性の激しさ、人の助言を聞かない、なにか言えば、逆切れ、となり、とうとう支援を降りることとなった。その間、収入もない彼女にお金を貸していて、戻らないと思っていたが、数日前に現金書留が届いて戻ってきた。入っていた手紙は17年も日本にいるのに日本語はおそまつ、でもおそまつながらも訴えるものがあればうれしいのだが、途切れていた間の報告もなし、お金は戻ったがむなしさだけが残る内容だった。今北京でやりとりしている中国人もとてもいい人で、「中国人は井戸を掘った恩人は生涯忘れない」ということわざを書いてきたが、この帰化中国人にはそれは通じない、と感じる。ドラマでみた中国人と実際何度も罵倒されたこの中国人女性とのギャップが大きくていまだに中国人については怖いと思ってしまう。
ドラマを見てそんなことを思った次第です。