夫の甥の嫁さんが新婚2年で亡くなった。この半年間、甥は仕事を辞めて看病し続けたが、病には勝てなかった。33歳の若さだった。あんなきれいな若い女性が棺に入っているのを初めて見た。葬儀の日が結婚記念日2年目だった。私たち夫婦と息子たちもこの結婚式に参列した。華やかで美しい花嫁さんだった。こんなに早く逝ってしまうとは。

通夜も葬儀も涙涙だった。本人も家族も皆現役なので大勢の人たちが参列する盛大な葬儀だった。このところ家族のみで見送る質素な葬儀ばかりだったのであらためてお客様がたくさん来る盛大でにぎやかな葬儀を経験した。

甥は婿入りだ。嫁さんは3人娘の長女だった。彼のこれからの生活が心配だ。甥の両親は離婚し、母親、つまり夫の姉は3年前に他界している。婿入り先のご両親は娘を亡くし、「息子」も同時に失くすわけにはいかない、私たちの息子として面倒を見るから安心してほしい、とありがたい言葉をいただいた。

火葬場で置いてある他の写真を見るとみな爺さん婆さんばかりだった。あんなに華やかな若い女性の写真を見ると若すぎる死がほんとうに残念だ。

それにしても会食と飲むことの多い二日間だった。夫は新調した喪服に安心したせいか、よくまあ、食べるわ飲むわの連続だった。

人生いつ終わるかわからない、悔いのない生き方をしたいものだ。