2009年06月

パチンコを一掃できるのか

世界のどこを旅行しても駅前の一等地にパチンコと消費者金融がひしめいている都市など見当たらない。常々日本の恥だなあ、と思う。
どうしてこんなにはびこってしまったのか、うわさによると警察もからんでいるとか、だからなかなか一掃できない。経営者には朝鮮系が多いとも。

朝出かける時、たまたま10時ちょっと前に駅に着くといい若者がパチンコ屋前に行列している。今の世の中仕事もないから仕方ないのかもしれないが、情けない光景だと思う。

その資金が北朝鮮の核資金に流れているなんて聞くと穏やかでない。
今朝ネット情報を見ていたら「パチンコ、カルト、消費者金融は脱税御三家」という。同感できる。

カルトは宗教だから宗教は無税ということで脱税というよりも納税義務がない。それをいいことに利用している業者もいると聞く。宗教法人から税を取るようになれば日本では消費税など取る必要なくなるのでは、と日ごろから思っている。まあ、大きな新興宗教からは莫大な税を取れるし、檀家に頼る小規模のお寺さんなどは困るかもしれないが。

政治家は「宗教法人から税金を!」などと口が避けても言えない、苦しめられるのはますます庶民だ。日本の政策はあらゆる面で日本人のためになる政治がなされていないと思う。いつかスーパーマンのような強力な政治家が現れて世直ししてくれるなんて夢のまた夢だわね。

裁判所というところ

きょう久しぶりに東京地裁へ行ってきた。知り合いの裁判があり、傍聴席に座っての支援活動である。 傍聴席はほぼうずまるほどだった。この裁判に参加する人たちの話を聞くとほとんどの人たちが裁判経験者なのだが、裁判官に失望している人たちや弁護士にだまされたという人たちばかりである。
裁判所は正義を追求してくれる庶民の最後の砦と思ったら大間違い。裁判官は権力志向である、ということを聞かされる。

無力な個人が大きな組織や国を訴えてもほとんど勝ち目はない。それにひとりの裁判官は200件もの案件をかかえている。だから個々の人たちは一生に一度の命をかけた裁判を起こしているのに、きょう聞いた年配の女性が言うにはひじをついてつまらなそうに聞いていた裁判官がいた、携帯で写真を撮って証拠にしたい、と思うほどだと。裁判所では撮影は禁止だから写真を撮ることは不可能なのだが。

千葉地裁で知り合った人は大手の建設会社にだまされて数十万円というたいした金額ではないがそれを取り戻すために3年間争ったが、勝っても金額が少ないため、弁護士もついてくれず、本人訴訟(弁護士を立てず、ひとりで争うこと)で闘ったが、結局敗訴。裁判所は正しいことを認めてくれない、と失望感で無気力となった。裁判を経験するとほんとうにこの国はこれでいいのか、という疑問がわいてくる。

弁護士にだまされる人も多い。弁護士を何人も替えた、という人も。こんなことを聞くと司法の世界も政界や財界と同じように腐っている、と思う。弱者を助ける最後の砦とならない裁判所に失望感でいっぱいだ。

厚生労働省キャリア女性局長逮捕

厚生労働省キャリア女性局長が障害者団体向けの郵便料金割引制度の悪用に関与したと逮捕された。女性と聞いて珍しいなあ、と思った。このような不正行為には背後に出世を約束されただの、金品の授与だの、男性の食指を動かす動機が多く見られ、女性はそういう手には乗らないのではないか、と思ってきたからだ。上からの命令で従わなければ、辞めねばならない、とかなにが動機だったのか、ただ命令だからなにも考えずにやったのか、興味のあるところだ。
組織にいると法を犯す立場に置かれた場合、自分はどう行動するか、とよく考える。家族にもいえることでよく話をする。法を犯してまで出世してほしくはないし、万が一ばれた場合、人生そこでおしまいだ。
今回の事件の裏に数年前に制定された悪法「障害者自立支援法」を通さねばならないという事情があったようだが、これはなにが「自立」だ!と疑うような自立とは無縁な立場の弱い障害者をさらに追い込む天下の悪法と言われている。女性キャリアとしてその法律の立法のためにこんな割引制度を悪用する偽装書類を用意してまで成立させねばならない感覚はあまりに弱者や庶民を無視した官僚の考えだし、女性がそのように動いたということはとても残念に思う。
働く女性や男性も組織の中で命令に従うか法を犯すかという立場に立った場合、どういう選択をするのか日ごろから覚悟しておいた方がいい。先日テレビでやっていたが、ある警察官が裏金作りを拒否したために定年近くまで昇級がまったくないまま警察官で終えた人を報道していたが、出世や昇格とは無縁だったが、正義を貫き、不正を犯さなかったことに悔いはない、と毅然としていた姿を見て感動した。

パワハラ

今朝の新聞で広島の少年院で教官が度重なる陰湿な暴行をし、4教官が逮捕されたという記事を読んだ。少年院に入るような犯罪を犯して入れられたにしては少年たちへの仕打ちはあまりにむごい。親が子供に暴行を加えて死なせる事件も後を絶たず、働く場では私のまわりでもかなりの人たちがパワハラなどで仕事を辞めざるを得ない状況に追い込まれているのを聞く。今の世の中ほんとうにすさんでいると思う。
実は我が家の次男も入社2年目だが、新しくきた上司によりこずかれたり、つねられたり、髪の毛をひっぱられたりする暴行としては大怪我にいたることではないのでたいしたことないかもしれないが半年も続いていると告白されてびっくりした。上司だし、ミスをするこちらが悪いから何も言えないという。ミスをしないよう気をつけて仕事をしなければならないのに萎縮して緊張して益々ミスが重なる悪循環のようだ。そういうことは止めてください!ときっぱり言いなさい、ミスについては謝罪し、繰り返さないようにすること、としか言いようがないが、これは自分のストレスを部下に当たる行為ではないだろうか、と考えてしまう。それだけ、社会でストレスが蔓延し、抵抗できない弱者に向かってくるのではないか。でもここで負けて会社を辞めてしまえば、これからどこにいってもいやなやつはいるし、とにかくその人が一生自分の上司でいるわけではないし、とにかく乗り切るしかない、精神力も鍛えられるよ、と言うしかない。暴力は人を変えられない、と思う。

結婚16年の東宮夫妻

明日で結婚16年という東宮夫妻。マスコミには書かれてないが、ネット情報で見るこの夫婦にはどうも尊敬のひと文字も浮かばない。この一家の映像を見ても和めない。16年で何を築いてきたのかも見えない。

見るのはいつも静養に出かける駅でのお手ふりのみ。普段も静養しているはずなのに静養のためのまた静養。マスコミが取り上げるのはやれ犬が死んだの、新しい犬にゆりと名づけただの、静養に出かけてはまたかよ、と思う。
今上天皇が崩御したらこの夫婦が天皇皇后になるのかと思うとぞっとする。

私のまわりでも庶民がこの夫婦について疑問符を持ち始めているのにマスコミから流れるものはまったく庶民感情からかけ離れたものばかりで、見るとストレスになる。

他の宮家では公務をしっかりなさっているニュースはほとんど取り上げられない。秋篠宮ご夫妻のヨーロッパ歴訪のニュースも現地では一面でとりあげられたのに日本の新聞には一行も取り上げない。テレビにも出ない。マスコミの偏向報道といわれても仕方ない。こういう実情を知らない「情報難民」は今だに雅子さまおかわいそうという意識である。

ここに書くには膨大な裏情報もあるようだが、やはりマスコミの報道の仕方には疑問を持たざるを得ない。

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