今政府の事業仕分けが注目を浴びている。これは国家予算の大きな節約だ。今までの自民党政権ではどれだけ見過ごされてきたものか驚くばかりだ。
そんな中読売新聞夕刊にエッセイストの酒井順子さんのコラムを読んだ。「その節約変な癖かも」というタイトル。
誰もが面白いところで節約し、ケチになるという話。ある主婦は料理が薄味すぎるといわれているが、調味料がもったいなくて調味料ケチなのかも、という。かくいう彼女は歯磨き粉ケチ。歯磨き粉のコマーシャルで歯ブラシの幅いっぱいに絞り出されるのを見るたびたくさん使わせるための陰謀と見る。彼女はほんのちょっとだけ歯ブラシに乗せるだけという。さらに彼女はティッシュケチだ。一度鼻をかんだくらいでは捨てない、使用していない部分で何度も鼻をかみ、ティッシュのすべての面を使ってから捨てるという。ぼろぼろになるまでティッシュを使い、ティッシュの減りが少ないことに満足するという。
さらにコラムに書いてあるのは「ある部分にケチだから全方位的にケチではない。靴底が減るのを嫌がる靴ケチの人が歯磨き粉は口が泡だらけになるほど盛大に使うとか、人にはそれぞれケチになる対象があるのではないか。人は自分のケチ具合に気付きにくい。ケチ心というのはもったいないという殊勝な心がけからくるものばかりでなくて「そうせずにはいられない」という性癖のようなものだったりする。他人から見たら変でも本人はいたって満足という」ことなどが書かれていておもしろいと思った。
そういう私もいくつかのケチを実行している。それは透明のラップとアルミフォイル。一回使ったくらいでは捨てない。それこそボロボロになってから捨てるのだ。食品をチンする時にラップするが、温まった食品からはがしてまた使う。我が家のラップは減りが遅いのだ。こんな節約なんていくらにもならないと思うが。
洗濯洗剤もスプーンに7分目くらいしか洗濯機に入れない。鼻をかんだティッシュは一回で捨てるが、化粧に使ったティッシュは捨てないでまだ使う。
こんな小さなケチを実行したって金額にしたらなんぼ?という少ないものだと思うが、酒井さんが書いたようにこれは「性癖のようなもの」だろう。もっと大きな金額が節約できるケチを行いたいものだが、家庭の中ではそんなもの見当たらない。
外に目を向けると交通費の節約はけっこう考えるようになった。以前は都心へ行く時はJRでまず東京駅に出てから地下鉄を利用していたが、今は西船橋から東西線で行く。西船橋から都心のほとんどの駅まで片道270円で行けるのだ。さらに270円の普通回数券、これは2700円で11枚出てくる。それと時差回数券も買う。これは12枚くるのだ。時差とは昼間の10時から16時までの間と土日祝日は終日使える。これでかなりの節約になる。
節約が小さな金額でもチリも積もれば山だ。これからも実行続けるだろう。
そんな中読売新聞夕刊にエッセイストの酒井順子さんのコラムを読んだ。「その節約変な癖かも」というタイトル。
誰もが面白いところで節約し、ケチになるという話。ある主婦は料理が薄味すぎるといわれているが、調味料がもったいなくて調味料ケチなのかも、という。かくいう彼女は歯磨き粉ケチ。歯磨き粉のコマーシャルで歯ブラシの幅いっぱいに絞り出されるのを見るたびたくさん使わせるための陰謀と見る。彼女はほんのちょっとだけ歯ブラシに乗せるだけという。さらに彼女はティッシュケチだ。一度鼻をかんだくらいでは捨てない、使用していない部分で何度も鼻をかみ、ティッシュのすべての面を使ってから捨てるという。ぼろぼろになるまでティッシュを使い、ティッシュの減りが少ないことに満足するという。
さらにコラムに書いてあるのは「ある部分にケチだから全方位的にケチではない。靴底が減るのを嫌がる靴ケチの人が歯磨き粉は口が泡だらけになるほど盛大に使うとか、人にはそれぞれケチになる対象があるのではないか。人は自分のケチ具合に気付きにくい。ケチ心というのはもったいないという殊勝な心がけからくるものばかりでなくて「そうせずにはいられない」という性癖のようなものだったりする。他人から見たら変でも本人はいたって満足という」ことなどが書かれていておもしろいと思った。
そういう私もいくつかのケチを実行している。それは透明のラップとアルミフォイル。一回使ったくらいでは捨てない。それこそボロボロになってから捨てるのだ。食品をチンする時にラップするが、温まった食品からはがしてまた使う。我が家のラップは減りが遅いのだ。こんな節約なんていくらにもならないと思うが。
洗濯洗剤もスプーンに7分目くらいしか洗濯機に入れない。鼻をかんだティッシュは一回で捨てるが、化粧に使ったティッシュは捨てないでまだ使う。
こんな小さなケチを実行したって金額にしたらなんぼ?という少ないものだと思うが、酒井さんが書いたようにこれは「性癖のようなもの」だろう。もっと大きな金額が節約できるケチを行いたいものだが、家庭の中ではそんなもの見当たらない。
外に目を向けると交通費の節約はけっこう考えるようになった。以前は都心へ行く時はJRでまず東京駅に出てから地下鉄を利用していたが、今は西船橋から東西線で行く。西船橋から都心のほとんどの駅まで片道270円で行けるのだ。さらに270円の普通回数券、これは2700円で11枚出てくる。それと時差回数券も買う。これは12枚くるのだ。時差とは昼間の10時から16時までの間と土日祝日は終日使える。これでかなりの節約になる。
節約が小さな金額でもチリも積もれば山だ。これからも実行続けるだろう。