remmikkiのブログ

2010年02月

c2911f35.jpg今週は冬季オリンピックで沸いた週だった。特にフィギュアスケートが熱かった。きのうなんてレストランがガラガラ。金曜なのになんでこんなに空いているのかと思ったら皆出かけないでテレビにくぎ付けだったわけだ。きょう妹と銀座に行ったらそこのレストランでもきのうはガラガラだったという。私たちもきのうはテーブルで携帯テレビにくぎ付けになった。結局浅田真央の痛恨のミスで金はキムヨナに。明らかなミスがあったわけだから金は取れないことはわかった。

にも関わらず、きょうインターネットを開けたら「八百長」だの「不正」だの「詐欺」だのの言葉が躍っていた。フリープログラムの点数が発表された時、各国の記者たちから「信じられない」という声が漏れたという。ロシア人記者は150点もの点数を見て「思わずキムヨナが4回転ジャンプを成功させたのかと思った」と言ったという。でもほんとうに不正があったのだろうか。審判の中に韓国人がひとりいたというが、たったひとりが甘い点数つけても勝たせることができるのだろうか。

疑問はたとえ2位に終わったことが正当だったとして1位との差が20点も開くというのがどうだろうか、という意見があった。浅田真央は2度のトリプルアクセルを成功させた。でも無難に演技を終えたものが勝ちという判定だったということだ。なんか釈然としないなあ、と思った。陸上のように明らかな数字で決まるものでないから仕方ないのかも。

案の定真央のロシア人コーチ、タラソワさんも「世界歴代最高をマークしたことはジャッジもスコアも考えられない」と批判したという。4回転ジャンプを果たしたロシア代表のプルシェンコも超えてしまったという採点だと批判されている。

それにしてもアメリカ代表の長洲未来も日本の安藤美紀も鈴木明子も安定した演技だったと思う。どれも優劣つけがたいものだと思った。

2月23日付け朝日新聞にスケートの元オリンピックメダリスト清水宏保氏がお寒い「スポーツ後進国日本」と題してコメントしている。「韓国では選手が招集された時点で、日当が出る。日本では利用するのに料金が発生する。韓国ではもし、メダルを取れば、ほぼ生涯が保証されるのに対し、日本の報奨金は多いとは言えない。」

また、バンクーバー五輪に日本から総勢205人も大挙して訪れているが純粋な選手は94人だけ。予算が限られているため、手塩にかけて育てたコーチやトレーナーがはじき出され、選手に快適な環境を提供できないでいる、という。

お金の使い方がここでもなってない。よその国は日本の10倍ものお金をかけているようだ。日本では事業仕分けされてしまうくらいだからメダルの乏しい数は仕方ないのかも。東京五輪招致用の100億円が選手個人にに渡っていれば違った成績になっていたかも、というコメントには考えさせられる。

参考資料:

1年間の選手強化費
  ・ドイツ 274億円
  ・米国  165億円
  ・英国  120億円
  ・中国  120億円
  ・オーストラリア 110億円
  ・韓国  106億円
  ・日本   27億円 (ドイツの1/10、韓国の1/4)
 
メダル獲得ランキング
(日本時間)02月27日(土)13時18分現在
順位 国   金    銀   銅

1 カナダ 10 7 4
2 ドイツ 9 11 7
3 米国 8 13 13
4 ノルウェー 8 6 6
5 韓国 6 6 2
19 日本 0 2 2

7b08763a.jpg
2009年11月1日に私のブログで「下(しも)の話」というタイトルで男の子のシモの話を書いた。きょうは女性のことを書く。少々尾籠な話です。友人から初めて聞いたこと。

VIO脱毛ってご存知だろうか。私は初めて聞いた。第一VIOってなに?つまり、エチケット脱毛と言ってVライン、Iライン、Oラインのことを言う。えっ、まだわからない?女性のシモの部分まわりの毛のことを言うそうだ。「ビキニライン」、「陰部周囲」、「肛門周囲」のこと。VIOとはよく表現したものだ。それらの周囲の毛をレーザーなどで永久脱毛することが今やセレブの間ではかなり浸透しているそうな。欧米ではもう当たり前の話らしい。友人がかなり前に都内のジムのサウナに入ってきた女性たちがかなり脱毛をしていることに気づいていた、という。そういえばかなり前に私の友人も永久脱毛をしてもらいにいく、と言っていたが、てっきりすね毛やわきの下のことだと思っていたが、これだったのかも!

日本は温泉好き、風呂好きな国民なのに男性はなぜ清潔でいられる包茎手術をしないのだろうか、と読んだことがある。女性の場合は男性ほどの清潔さにつながるのかわからないが、生理の時などあの周囲の毛はない方が清潔を保てるかもねえ。モデルさんたちも当然やっているのでしょうね。ハイレグ水着を着た時に安心と言えるかも。

そういえば、ニューヨークでイギリス人のルームメートが数週間に一度、にかわのようなものを鍋に煮て、人肌に冷ました後、すねにべったりと塗りたくって、しばらくするとベリベリっとはがしていたっけ。すね毛を取るため。安全かみそりなど使わないのでびっくりしたことがある。あなたもやる?っと言われて私は断った。クリニックによってはレーザーだったり、このように特殊なものを縫ってはがして取る方法などいろいろあるらしい。VIOの場合はデリケートな部分だから細心の注意をはらってやってくれるのだろう。

世の中どんどん進歩していって私は追いついていけないわ。でも産婦人科ではあきらめてお任せするが、クリニックとは言え、お股を広げてデリケート部分の毛を取ってもらうって、勇気いるなあ。別に見せるところでないし、もう水着を着ることはあきらめているので自分はやってもらうことはないだろうが、若い人たちにはこれから流行ることなのかも。

きょうは尾籠な話で失礼しました!

769ecf2b.jpgバンクーバーでの冬季五輪真っ盛りだ。男子フィギュアは高橋選手が銅メダル、さて明日の女子フィギュアではキムヨナか浅田真央か、注目するところだ。
きのう見たキムヨナの007の音楽に乗ったフィギュアもすばらしかったが、浅田真央の仮面舞踏会の演技もすばらしかった。なんで5点近くも差が出るのか素人の私には不思議。

私はスポーツが苦手。見るのもやるのもだめ。フィギュアだけはようやく関心もつようになった。

スポーツが苦手の私に比べて夫もふたりの息子も大のスポーツ好き。私に似ないでよかったわ。長男はスキーとサーフィンにはまっている。スキーはカナダ、ビクトリアへ連れて行った時、マウント・ワシントンという雪がたっぷりある山へバスで行き、一泊してその時初めて滑らせた。カナダのティーンエイジャーの男の子に指導してもらってスキーとスノボー両方やらせたら、二男はスノボーにはまり、長男はスキーをやるようになった。彼らは毎年冬には何回か週末を利用して近場のスキー場へ行っている。私も若いころはよくスキーをやったのでスキーだけはこのマウント・ワシントンでも勘を取り戻せて滑れた。写真はこのマウント・ワシントンのスキー場で。

スキーをやり始めてから長男はサーフィンにもはまるようになった。夏のスポーツかと思ったら、夏は海水浴客がいるので危ない、それで冬が本場だというではないか。週末になると朝四時に起きて車で仲間と出かける。一日はサーフィン、一日はスキーに続けて行くので洗濯ものがあふれてほんとうに大変。さっさと独立して勝手にやってほしいものだ。二男はスノボーの他にサッカーやフットサルに毎週出かける。よくまあ、月曜から平日は仕事なのに週末になると体を動かして疲れないものだと思う。これもまた山ほどの洗濯が出る。

夫は今はメタボでやれないが、ほっそりしていた時は市民マラソンなどに参加していた。群馬育ちなのでスキーもスケートも得意なものだ。卓球では会社で卓球部に入り、都内の試合にも出ていた。テニスもゴルフもなんでもやる。私がスポーツやれれば、定年後は仲良く趣味でできるのに私は興味ないのでおひとりでどうぞ、と言っている。

スポーツ嫌いだとテレビ観戦もしないから、見る番組がない!なんてことにもなるから悲惨だ。母はスポーツをやるのはだめだけど、見るのが大好きだった。高校野球もプロ野球も大好き、だから夏の夜のテレビは退屈しなかったようだ。私はスポーツ番組いっさい見ないから今夜はどこのチャンネルもスポーツばかり、見るのがない!なんてことになる。年取ってどこにも出かけられなくなった私の老後はつまらないものなるのかしらん。

282b4001.JPGオリンピック、スノーボード日本代表選手の国母和宏選手がネクタイを緩め、腰パンというズボンをずり降ろした格好でバンクーバー空港に降り立ったことが問題になった。格好のみならず、ドレッドヘアという変わったヘアスタイルに鼻ピアスといういでたちにもびっくりした。今までのいわゆる「品行方正」からあまりにかけ離れた格好だった。いまどきの若者の格好なのだろう。スノーボードをやるような若者はこういうもんだ、とは次男の話だ。

でもその後の記者会見がまずかった。以前の「囁きお女将」の時のようにマイクが「チッ、うるせぇな〜」を拾ってしまったのだから。なんら悪びれる風もない。両親の顔を見てみたいと思っていたら、オリンピック会場に応援にきていたようでひたすら謝罪していた。まあ、こんな態度でもメダルでも取ればすべて帳消しになるのかな、と思ったら、8位だった。帰りの成田空港ではさすがちゃんとした格好で帰国していた。

この「ドレスコード」なるもの、最近はどんどんあまり重んじられなくなってきたようだ。もっと前にさかのぼれば、ニューヨークメトロポリタンオペラを観に行く時はドレスアップしていったものだ。ある時期からジーンズのような普段着姿を多く見かけるようになり、なんか晴れの舞台というのにつまらないなあ、と感じたものだった。

皇室だってそうではないか。M妃はいつだってとっくりセーターにパンツスーツだ。「もったいない」を世界に広めたマータイさんに会った時も相手は自国の正装の民族衣装で会いにいらしているのに、とっくりセーターにパンツスーツ、横浜へ公務に行った時も同じスタイル、絶対にドタキャンしない静養に行く時だってこのスタイルだ。特に世界の要人にあったり、公務に出る時は失礼ではないだろうか。皇室こそ一番ドレスコードを大事にするべきところでは、と思うのだが。

こどもの小学校のPTA役員をやった時、総会があった。私としては通勤や電車で出かける時はいちおう「お出かけスタイル」、地元で自転車でまわるところは「普段着」と分けていた。それで歩いていける小学校は当然、普段着。総会という時なのに私はTシャツにスパッツという格好で行ってしまった。それで同じクラスの役員さんにそっと注意されてしまったのだ。恥ずかしい!それ以来、小学校の役員会はちゃんとした格好で行くようになった。翌年の総会ではアメリカで買ったスーツをばっちり着て「どうだぁ!」こんな格好できるのよ!と見せびらかした。

そういえば、姪のメルボルンでの卒業式でも正装している人もいれば、ジーンズもいた。まあ、上から卒業式用ガウンをかぶるのでガウンの下はどうでもいい格好でいいと思うのだろう。でもガウンを脱いだ後祝宴もあるのだからもうちょっとちゃんとした格好でのぞんだ方がいいと思った。世界的にドレスコードを守らない風潮なのかも。写真はメルボルン、モナッシュ大学庭園で卒業式にのぞむ前の姪。

ドレスコードを守るということは相手に対して失礼にならないよう、最低限のマナーなのですね。こういうことがどんどん破壊されてきているような気がする。

5414f65f.JPGきょう妹とランチした。きのう書いた「シズ子さん」の本を貸した。テーブルにつくなり、妹、「またUFO見たのよ」という。
なんか勘違いでないのぉ!と前にも聞いた時、そう言ったことがある。そう、彼女は毎日夕方飼っているラブラドールレトリーバーの散歩をするが、その時よくUFOを見たと言っていたのだ。

今回は同じワンコの散歩仲間と一緒に散歩していて、前にもバカにされていたのだけど、ほら!と空を指差したらUFOがいたのよ、もう彼女大騒ぎで帰っていったわよ、と言う。もう私と同じ目撃者が現れたから、これほんとうの話と信じてもらえるわ、と。

で、どういう形をしてどのように現れるわけ?と聞いた。ステルスという軍用飛行機みたいな逆三角形の形。サテライトのようにそこから二本光が縦に放っているの、動きは左右上下とものすごい速さで動くのよ。それと形をはっきり見させないように雲の中にいるの。雲の切れ間に出てくれば見えると思ってみていると切れ間手前でUターンしてしまうのよ、などなど。

う〜ん、一度見てみないとにわかに信じられないけど。
あまり頻繁に目撃するとそのうちUFOに拉致されるわよぉ!と言った。彼女「それもおもしろい体験ではないの」ですって。そりゃあ、拉致されて帰ってこれればの話、拉致されたままだったら怖いことに。

話替わって妹は市のヘルパーをしている。もう辞めたいのだけど、慣れてきた老人から頼りにされたり、人が替わるとだめ、という人もいてなかなか辞められない。それと最近人が変わってきていて、10年前にこの仕事を始めた時は老人本人や家族から感謝の言葉などあり、お金じゃないわ、とやりがいを感じたものだ。最近はやってもらってあたりまえ、下手するとなんでここをこうした!と怒鳴られたりする。だからこの仕事を始めたばかりの人はびっくりしてすぐに辞めてしまうのだそうだ。これが民間なら、「あ、そうですか、では契約打ち切ります」。で、そういう家族と手を切ることができる。彼女が登録しているところは公的機関なので相手がいやだから打ち切るというわけにはいかないのだそうだ。この10年で人が劣化してきているのではないだろうか。モンスターペアランツと称する人も増えてきているし。苦労が絶えないわねえ、という話をしながらランチした。

とにかくヘルパーの給料があまりに少なく、妹のように夫が主たる職業をもって収入があればアルバイト程度でやっていけるが、この仕事で生活しようとしたら成り立たないという。怒鳴られたってある程度の収入ならこれも給料のうち、と思えば我慢もできるけど、あまりに少ない給料でやってられるか!となってしまう、という。この国のあらゆるシステムがヘンになっていっているようだ。

また温泉にでも行きたいわねえ、と話をした。写真は昨年秋妹と行った那須の温泉。
ほんとうはそのUFOの写真を掲載できるといいのだが。

このページのトップヘ