夫がきのう神奈川県、金沢八景で集合して釣りをしてきた。会社の釣り同好会だ。いつも土曜は気ままに外食なのだが、釣りの日は釣った魚を焼いて家で食べるので憂鬱。釣った新鮮な魚を喜ばない奥さんはいないそうだ。釣れた魚はアジとイシモチ。イシモチがおいしい。

彼が釣り同好会に入って間もなくの釣りで、魚は生臭いし、処理も大変だし、家に持ってこないでと言ったことがある。それ以来、○○さんの奥さんは変わってる、と変人扱いだ。

魚はすべてはらわたを取り、料理しやすいように処理しておいて持って帰るから助かる。今夜は夕食に焼いて食べましたよ。長男はサーフィンへ行っていったん帰宅、それからまた出かけて今夜は夕食いらないというし、二男も車で出かけて遅いという。二人でも食べきれないので地元の友人たちへおすそわけした。

あとは山ほどの洗濯もの。男は楽しく釣り三昧だろうけど、結局後始末やら洗濯やら、女の仕事が山ほどだから疲れるのよねぇ。

数日前の読売新聞に「犬一匹残して外出できない」という人生相談が載っていた。「５０代主婦。子どもは独立。飼い始めて３か月になる犬のことが気になり日常生活に支障をきたしています。一番つらいのが犬を置いて外出すること、ひとり（一匹）にすることに罪悪感を覚えてしまうのです。玄関を出ると、犬は寂しがっていないだろうかと不安になり、３０分程度の買い物でも胸が苦しくなります。犬を１匹にしたくないので、自分の入浴やトイレから、洗濯物を干すことまで思い通りにできません。夫が在宅の時は安心して外出できますが……。」

これは犬にがんじがらめになっていてよくない。回答もまず自分の生活を第一に考えなさい、とあった。私は外出はできる。でも外出前に念入りに散歩させるから大変だ。帰宅すればしたでまず散歩。これもがんじがらめになっているようなものかも。

泊まりの旅行や特に海外旅行は心配になる。メルボルンへ行った時など心配で毎晩電話したほどだ。内容は「おしっこした？ウンチは？ちゃんと我慢してた？」とまずは排泄のこと。

そのせいか、海外旅行計画もあまり気がのらない。犬は癒しにはなるが、毎日の生活がずいぶん縛られるから大変だ。人にはあまり勧められない。だって飼ったら死ぬまで朝晩の散歩が欠かせないし。

でも似たような人見かけるけどなあ。いついつ会えない？と聞くと「主人がいるのでぇ」と断られることけっこうある。この場合、がんじがらめに縛っているのはご主人さま。ご主人がいると出かけらないという人けっこう多い。赤ちゃんでもあるまいしねぇ。このご主人ペット並みだわねぇ。

ワンコの散歩で行く公園でつくしを見つけた。細〜く、長〜く、伸びているのが数本。

春が来たわねぇ、それにしても毎日寒い！ブルッ！

写真は我が家の近くの大規模マンション。友人やワンコ仲間が住んでいる。先日ここに住む友人のポストへちょっとした品とお手紙を入れに行った。近くだし、郵送するまでもないし、と。写真の左手奥に一戸建ての我が家がある。右手奥が駅方面だ。けっこう距離がある。それで品物と手紙を狭いポスト口にぎゅうぎゅうと押し込んでようやく投函。それで駅へ向かう出口を探した。ところがセキュリティの関係でポストを投函する側から道路へ出るところがすべてふさがれていたのだ。

ちょうどお掃除のおばさんたちが何人かいたので柱越しに通してもらえないか、と頼んだ。ところがガンとして通してくれないのだ。セキュリティはわかりますよ、私は無断で中に入れてくれ、と頼んでいるのでないの、その先の道路へ出させてくれ、とお願いしているのです、と言ってもガンとしてだめ。ここでだめだと、左手の我が家の方面へいったん出て、マンションをぐる〜っとまわってえらい遠回りで駅へ行くことなる。雨だしそれはご勘弁を、と私も必死。

しょうがない、入口にあるマンション番号につなぐところで彼女の部屋の４桁の番号を押した。ところが話が通じない、私が番号を押したところは右手の棟でファーストコートの同じ番号だったのだ。えっ、なんですべて別の番号にしないのよ〜！とまた腹が立った。彼女の番号を押すには彼女が住むセカンドコートの番号を押すところまで戻らねばならない。一番左手の我が家に近いところがサードコート。えい！もう、めんどくさ！結局携帯に電話してようやく彼女が出てくれた。手紙と品を投函したこと、ここから駅の方への出口へ出たいこと、彼女が降りてきて入れてくれると言っているうちに中から親子が出てくるではないか。これはしめた！と思って親子が出ると同時に私は開いているドアから中にはいり、そのまま自動ドアでようやく道路側の外へ出られた。やれやれ。なあんだ、セキュリティ、セキュリティ、と縛っている割には簡単に入れるではないの。

先日うちにきた電化製品を直す人が「あのマンション、困るんですよ、ちょっと直すだけなのに、いったん依頼者の印鑑をもらい、それを管理人にもっていき、ようやく車を中に入れ、終わってまた書類を出すだの、面倒なんです。お宅のように一戸建ては路上駐車ちょっとするだけなんで便利なんですよ」と言っていた。近頃のマンションはほんとうに困ったものだ。

そこの友人にぼやいたら、「お掃除のおばさんは、勝手に規則を破ることができないので、仕方ないですよね。お急ぎだったのに、申し訳なかったです。車の盗難、庭でのサッカー（ここの住民ではない子供たちが大勢で押しかけて、芝生でサッカーをしていることが問題になりました。芝がすべてだめになってしまったことも。自転車１０台以上でやってきて、サッカーをしていくのです。びっくりしました）、見かねて、とうとうこのようなことになりました。」とのことでした。

でも融通利かせてちょっと外に出してくれてもいいのに〜。昔は気を利かせた場がけっこうあったわ。今はなんでも規則規則でしばられて不便極まりない。

ほんとうに小さな店。
テーブルが５つくらい。

麻布のフレンチも市ヶ谷のフレンチもこういう小規模の店がおいしい。

おいしいと思っていたあるイタリアンなんか人気が出てあっという間にあちこちに支店を出し、大きくなったら最初の頃のおいしさがなくなった。シェフは一店をキープして丁寧に料理を出してくれるところが一番と思う。