2010年03月

イタリアンでランチ

847c350d.jpg前から約束していた地元の友人が勧めてくれていた汐留のイタリアンへ連れていってもらった。彼女は我が家の子供たちが通っていた保育園と同じ保育園にひとり息子さんを預けていた。私は外資系企業にフルタイムで働き、お迎えもベビーシッターさんに頼んでいたのであまり保育園とは関われなかったのだが、彼女は父母会の会長もこなしていた。それ以来25年にもなるおつきあいだ。私はとうに仕事はリタイアしたが、彼女はイタリア語の専門家で現在も大学で教えている。

この店はシェフもウェーターも全員イタリア人、正規雇用でイタリアから来ている人達だそうだ。あいにく店のカードをもらい忘れてしまい、店の名前がわからない。ネットで検索したのだが、出てこない。次回会う時に教えてもらうことにする。

写真の右から二軒目の一階がそのレストラン。ここはイタリア街と呼ばれている汐留の一角。写真だけ撮るとイタリアで撮ったような風景だ。

ランチはふたりともトマトとひき肉のラングゥイネ、サラダ、デザート、コーヒー、それにパンがついて1200円。彼女が知っているイタリア人の店の女性がコーヒーをサービスしてくれた。

帰りに銀座に出て、先日元会社の女性たちと寄ったおいしい日本茶を飲ませてくれる店でゆっくりと日本茶を味わった。彼女、この店のことを知っていて一度来たかったとのこと、とても喜んでいた。五百円でまず日本酒が出て、それからちょっとゆるめの日本茶、そしてひと口サイズの和菓子と今度はちょっと熱めの日本茶をいただく。外人さんのご一行さまも珍しそうに喜んでいた。階下へ降りて帰ろうとするとまた日本茶のサービス。

雨の予報だったが一日もってくれた。ゆったりした一日だった。

ノーマン・ロックウェル

5beb6f27.jpg写真はノーマン・ロックウェルの絵。ブリキのようなものに印刷された絵だが、これ何年か前に妹と妹の長男、私とうちの長男を連れてニューヨークへ旅行した時に買ったもの。ニューヨークに着いた翌朝、マンハッタンのチェルシー街でチェルシーマーケットという骨董市があると聞いてホテルから出かけた。そこで何点か買ったひとつ。

ノーマン・ロックウェルの絵には「人間の弱さを描き、笑いを導き出しながらも、必ずいとおしいノスタルジーを感じさせてくれる。そして古き良きアメリカだけでなく、これからのアメリカをも考えさせてくれる。そんな力を持つイラストレーションを生み出せたのは、とことん人間を愛し見つめ続けた、ノーマン・ロックウェルだったからなのだろう。」と解説されている。

ここで長男がもうひとつ買ったのが取っ手の飾りがきれいな偽物のナイフ。ドイツの骨とう品という。当然切れるしろものでない。飾り物だ。そんなもの買って空港でハイジャックと間違われては困るなあ、と冗談に思った。それがすぐ後に起こった事件。チェルシーマーケットからエンパイアステートビルへ向かった。エレベーターへ向かう行列の先に手荷物検査があった。まだワールドトレードセンターは健在だった時だ。そこで彼のバッグの中の先ほど買ったナイフがひっかかったのだ。アフリカ系のお姉さんがキーキー声あげて取り上げた。「それ、あの、さっきチェルシーの骨董市で買ったものです」、と説明した。取り上げられて、預かり札をもらい、エンパイアステートビルの屋上へ。「だからぁ、あんなもの買うな、と言ったでしょ!問題起こすから」とブツブツ文句言った。そのナイフ、彼の部屋にしばらく飾っていたが、今はどこかへ仕舞ってしまった。

ニューヨークではミュージカルを観たり、昔の友人たちと食事したりした。自由の女神のところからワールドトレードセンターを背景に撮ったふたりの息子たちの写真がある。そのうち二日はナイアガラの滝を見るためにトロントへ飛んだ。この時に行ったニューヨーク郊外のアウトレットで買ったプラダのジャケットが先日たった300円でリサイクルショップで落とされてしまった。元値数千ドルのジャケットが600ドルだったもの。それがわずか300円。

海外旅行に行ったのは子供たちが学生のうち、社会人になったら、まとまった休みも取れない。ま、社会人になって母親と旅行に行く子供はいないわねぇ。私は子供たちを連れてよく海外へ行ったものだ。行っておいてよかったと思う。でも保育園時代の海外旅行は覚えてない、というから残念。

コロッケパン

c03f5d16.jpg長男はコロッケパンが好き。週末私が6時にワンコを外にだしてもう一度布団にもぐりこんでから彼が朝起きて食べるには便利だから。コロッケパンを置いておけば電子レンジでチンして勝手に食べてくれる。ところがこれ、最近夫も隙あらば食べるようになった。メタボで食事に気をつけているからパンは食べない方がいいと言っていたのに。それで残りのコロッケパンひとつを冷蔵庫の野菜の下に隠しておいた。

今朝サーフィンに行く長男がコロッケパンない?と聞いてきたので野菜室にある、と言ったらないという。それを聞いていた夫が「それ、おれ食べた」というではないか。コロッケパン一個のことで朝から私はキレまくり。夫は身勝手に「そんなに食べてほしくなかったら言えばいいじゃないか」というせりふに私はまたキレまくり、「そっちこそ残りのパン食べていいか」と聞けばいい、と。

ふたりのくだらない争いを見ていた長男は「たかがパン一個でケンカするなよ、他に食べるものがないわけでないのに」。「他の食べ物はトーストにしろ、朝食にしろ、ママが作らなきゃならないからこのパンを置いといたのよ!隠しておいたものを食べるなぁ〜!」とまた叫んでいた。

祝日の朝のくだらないケンカでした。長男は他に買っておいたカツサンドを食べて房総へサーフィンしに行きました。
夫にはちゃぁんと朝食用意しましたよ。いつも和食。納豆、かぼちゃ、ワカメご飯、味噌汁にもずく。健康的朝食は毎朝のこと。

写真はワンコの散歩で通るお宅のお花。

人形劇

0a0d56d2.jpg友人の作家、久田恵さんが音楽人形劇団パペレッタ・カンパニーをNPO法人として立ち上げた。その記念公演が下北沢できのう披露されることになった。久田さんから招待券を送ってくださった。地元でお花を用意し、もっていった。

久田さんとは我が家の長男が1歳の時、知り合った。子育てしながら仕事を続けていることで八方ふさがり状態の時、久田さんと彼女の当時の仲間が「保育園100番」という本を出版し、その記念の会合に参加した。知り合ったといってもその頃は久田さんは彼女の4歳の長男と一緒にサーカスに入っていてお会いしたのは1年後くらい。それ以来の仲。その会合で即座に働く親を支援する「保育園を考える母親の会」(後に「保育園を考える親の会」に変更)を立ち上げた。我が家はもうずっと前に保育園は卒園したし、代表だった仲間の小林さんはガンで亡くなり、今はその会は後に参加してきた後輩たちが運営している。

下北沢の東京都民教会という場所は駅からすぐ近くだった。会場に入って花を渡すとすっかりメークした久田さんが出てらして、さっそくカメラでパチリ!人形劇「パペレッタがやってきた」は子供から大人、お年寄りまで幅広く楽しめるショーだった。音楽もとてもよかった。人形もよく作られていて動きもとってもいい。午後のひとときがあっという間だった。

前の晩は菊名での食事会で帰宅が夜遅く、寝たのが1時過ぎ、またきょうも渋谷経由で下北沢まで出かけたせいか、電車の中で眠くて仕方なかった。公演は休憩をはさんで一部と二部に分かれ、一部は世界の「子守唄」を披露、いい歌声と音楽につい眠くなってしまった。久田さんが作詞した「おねむりなさい」という歌も披露され、CDもいただいた。とってもいい歌だ。これ聴いているとほんとうに眠くなるから不思議。

彼女は作家と言う仕事の他に一途に打ち込めるライフワークがあって羨ましい。劇団皆さんがひとつにまとまって楽しく演じていいなあと思った。


人形劇ー久田さん

01b1bdb0.jpg人形劇のメークと衣装の久田さん。
とっても可愛い!
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Mikki

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