2011年01月

労働裁判高裁控訴審判決

4ce73896.jpg6afae46e.jpg外資系企業の不当解雇で争っているKさんの高裁控訴審判決がきのう霞が関東京地裁であった。

判決は午後1:20からだったので昼にH子さんと銀座で待ち合わせ、ランチを一緒にした。有楽町マリオンのトイメンにあるVino Vita というイタリアン。メインのパスタは魚介のトマトソースをH子さん、私が同じく魚介のぺペロンチーノを注文、スープはかぼちゃのポタージュか野菜たくさんのミネストローネ、サラダや煮物などは取り放題。もちろん100%ジュースやコーヒー・紅茶も飲み放題。ゆったりしたソファのテーブルに座ってゆっくりランチ、これで980円。そう、銀座には野菜たっぷり食べられるこのようなレストランがけっこうあるのだ。おなかいっぱい食べて日比谷公園をつっきって裁判所へ。日比谷公園の池の写真を撮影。

1時に裁判所到着。815法廷には判決が数件入っていた。最初の判決は「控訴人の請求を棄却する」と控訴人敗訴。あ~、Kさんもだめか、と思って次を聞くと、いよいよ彼の裁判番号が女性スタッフから告げられて。前方には3人の裁判官。苦虫をつぶしたような裁判長がおごそかに発言したその言葉は「原判決を次のとおり変更する」。やったあ!勝ったと思った。負ける場合は冒頭の「・・・棄却する」だから、すぐにわかった。

判決後支援者はすぐに法廷外へ。Kさんつらかった長い期間を思って涙を流して喜んだ。

私たちはすぐに日比谷公園内のグリーンハウスへ移動。Kさんは支援者へ判決文をコピーするために裁判所に残った。

判決には数項目あるが、一番うれしかったことは

1. 控訴人(Kさん)が、被控訴人(相手企業)に対し、雇用契約上の権利を有する地位にあることを確認する。
2. 被控訴人は、控訴人に対し、さかのぼって毎月給与を支払え。
3. 毎年6月と12月の賞与を本判決確定の日まで支払え。
4. これらの金員に年6分の割合による金員を支払え。(そうだ、裁判所の利息ってけっこう高いのだ)
5. 訴訟費用は第1、2審を通じて、被控訴人(相手企業)の負担とする。
6. この判決は仮に執行することができる。(会社を差し押さえて勝訴したさかのぼった給与の費用を取ることができる)

あともうひとつ判決に書かれていることでうれしいことは、「被控訴人(Kさん)の欠勤は懲戒事由に該当しない」ということ。これが地裁でも争点になった。社内でひどいいじめにあって出社できなくなったKさんは有給休暇をすべて使いきった。その後欠勤となったが、人事総務には了解を取ったというが、地裁では欠勤が有効となり、敗訴につながった。ところが高裁では「本件欠勤には『正当な理由』が存する」と認めているのだ。これはほんとうに彼の主張が認められてうれしいに尽きる。この欠勤については判決文に数ページにわたって彼の主張を認める解説が展開されている。すばらしい判決だ。

上記のとおり全面勝訴。相手企業はこれからさらに社員の解雇を実行すると聞いている。この判決はかなり影響を及ぼすのではないか。

Kさん、おめでとうございます!喜びをじっくりかみしめてください。おそらく会社は最高裁へ上告するだろうからまだ気は抜けない。

最後に自慢するわけではないが、私が支援する裁判のほとんどが勝っているのよね。不思議!



梅干しと菜の花

456e2ae5.jpg子供の小学校時代の友人、Kさんと地元のファミレスでランチした。たくさんの菜の花とさやえんどうとご自分で漬けた梅干しを下さった。さっそく菜の花をゆでて鰹節と醤油をかけていただくととてもおいしかった。

梅干しはさっそく夫の朝食に。夫は毎日梅干しを健康のために食べるので助かる。買うとけっこう高いのだ。

ランチ後、Kさんと地元のブランドショップへ出かけたらKさん、黒の上質なダウンジャケットを見つけてしまった。フードに毛がついていて取り外せる。8万円するコートが3万5千円、それをさらにおまけしてくれて3万2千円でいいという。いったん帰ってよく考えてからまた来ます、と彼女は言って店を出た。

Kさん、私と一緒だといつもほしいものを見つけてしまうそうだ。前回はブランドのバッグを買ったっけ。パートで働いているのだから、ほしいもの見つけた時は買ったら、と。それに数日前3万5千円もする靴を買ったのだという。そんないい靴履いたらやっぱりいいコートを着なきゃねえ、と背中を押してあげたが、さて買ったのかしら?


品川の友人宅へ

ec30fcd8.jpg80a86b69.jpgクリスマスディナーに夫婦で招待されて以来会っていない品川の友人宅へ伺った。品川駅で待ち合わせ、Wing地下の中華料理屋さんでランチした。彼女は五目やきそば、私は迷ったが、豚肉と高菜の焼きそばを注文した。サラダと杏仁豆腐は取り放題で1050円。ここの中華は量がけっこうあって夕食も入らないほど食べてしまった。

ランチ後北品川の彼女のお宅へ。持って行った紅茶のシフォンケーキに紅茶を入れてもらい、午後ゆっくり話をした。

私のニューヨークでの上司と彼女のアメリカ人のご主人が同じ故郷シカゴ出身で知り合った。彼女たちとは結婚前の子供が生まれる前からのおつきあいで30年以上にもなる。老後も一緒にという大切な友。

出かける前にクロアチアの友人夫婦からメールが入っていた。彼らの知り合いのザグレブ大学のお嬢さんが3月末から1週間我が家にホームステイするのよ、と私。大学で哲学を専攻する美人学生よ、と。台湾と交換留学で半年台湾に今月末から行くとのこと。その間中国や日本を訪問したいとのこと、など話をした。

2年前にクロアチア夫婦が我が家に滞在していた時、一日東京見物の後、彼女たち夫婦も呼んで銀座で楽しく食事した仲だ。

日が暮れてきて一緒に品川駅まで歩いておしゃべり。

彼女のマンションのベランダの鉢植えのお花がきれい。となりの優しいほほ笑みの猫の置物が可愛い。

犬の洋服

ace4f0c9.jpg寒い日曜朝、いつもの公園に出かけると途中ですでに散歩を終えたプードルの風太クンと会った。

前日犬の美容院へ行ったそうできれいになっていた。

温かそうな毛糸のスヌーピーの洋服を着ていた。

我が家のルルはコットンの一枚布の服。一回着るとお腹のあたりが汚れるのでごしごし洗えるものでないと困るのだ。

毛皮の襟巻の付いた羽毛の服を着せられているワンコもいるが、汚れたらどう洗濯するのだろう、とそういう服は買いたくない。人間の服の3倍はするとか言っていたもの。ルルの服はたったの5百円だ。そんな高い物は買いたくない。

それに犬はすでに毛皮を着ているではないか!服なんて着せる必要があるのだろうか?

冬の散歩はちょっとした愛犬のファッションショーになる。うちが一番みすぼらしいけど、いいよね、ルル。

実母の三回忌ー精進料理

5831a3f8.jpg53382e59.jpg
法要と墓参りの後、三松閣という建物(前ブログの写真左)に案内された。この建物は宴会場と宿泊施設になっている。長い廊下をいくつもまわり、建物の中で迷子になりそう。

エレベーターに乗って階下へ降りるとびっくり、大広間も個室もすべてお料理が並べられてたくさんの法要客で満席だった。私たちも奥の個室に案内された。こんなに大勢見たのは初めて。いつもは広い施設に我々家族だけでひっそりといただいていたものだ。

朱塗りの一の膳、二の膳の並ぶテーブルへ。動物性のものをいっさい使っていない精進料理をいただいた。どれもとてもおいしかった。昨年のメニューとはまた違ったもの。夫と妹の旦那はビールと日本酒を注文。妹の家族と私の家族が集まって和気あいあいと食事を終えた。

帰りは妹一家が先に出発したのにまた高速で一緒になってしまった。車って同方向だとこんなに会うものだろうか。

3回忌を終えてほっとした。

次回7回忌の頃には子供たちの誰かが結婚して孫でもできるかしらねえ、と言っていたが、今のままの状態も可能性あり。

夫は来月の節分会の申し込みもした。ゲストは満席なので私は同行できない。白鵬、デビ夫人、石原軍団が豆まきしていた昨年2月3日の節分会は当ブログでも紹介した。

プロフィール

Mikki

記事検索
最新コメント
月別アーカイブ
タグクラウド