今年初のうたのひろばに参加してきた。この会の代表を務めていた石井さんが12月8日のうたのひろばが開催されて3日後に亡くなられたそうで前夜アコーディオンを弾いているNさんに聞いてびっくりした。きのうもまずは哀悼の挨拶から始まった。石井さんの葬儀では毎回この会で指導くださるないとうひろお先生のアコーディオンが聴きたいと直前に言った本人の希望で想いをこめて涙とともに弾いたという。
毎回参加するともらうプリントに「アコーディオンの不幸」というタイトルのないとう先生の「ひとこと」が掲載されている。
「ある時ある所でいつものようにアコーディオン演奏を用意していた時『みなさんが揃うまでピアノでも弾いてましょうか?』と発言した途端、役員の方々の態度が変わったそうだ。『えっ、ピアノも弾かれるのですか?』と。明らかに自分の格が上がった様子を感じたという。日本ではアコーディオンの地位は低く、ピアノはぐっと高いのだ。アコは流行歌の伴奏として普及、その後傷痍軍人、そしてうたごえ運動。外国では音楽大学にアコーディオン科があり、立派に市民権を得ている。悲しい限りだ。今懸命にアコの仲間はその演奏の向上に努力している。アコーディオンの名誉回復のために。」と結ばれている。なあるほどね、そういえばピアノと比べるとそうかもしれないと認識を新たにした。
私の友人のNさんも毎回壇上でアコーディオンを弾いて楽しませてくれる。
さっそく「故郷」の歌から始まった。「故郷」はふるさとをなつかしむ歌だから戦争中は軍人さんは帰れないから禁止となったそうだ。「もみじ」や「茶摘み」なども一家団欒を歌うので兵隊さんにとってよくないと禁止となった歌が多いそうだ。
皆で歌う歌は「ふじの山」、「海」、「ふれあい」、そしてよく知られている「7つの子」と続いた。
あの「かぁ~ら~す、なぜ鳴くの、カラスはやまに~」という歌。ないとう先生が「7つの子は7羽のカラスか7歳になったカラスか?」と聞かれて会場で手を上げさせた。まあ、半々。答えはカラスは7羽も産まないそうだし、7歳にもならないそうだからどちらも間違い。これは7つの子供のことを歌っているそうだ。でも昔郵政省が出した切手に7羽のカラスの絵が描かれていたので政府がやっていることだから7羽のカラスのことだろう、と言われたそうな。ないとう先生による歌の背後のこういう話しがとてもおもしろい。
休憩をはさんでさらに歌は続く。「我は海の子」、「浜千鳥」、「ケンタッキーの我が家」、坂本九さんの「明日があるさ明日がある」という歌は元気になる。「夜明けのスキャット」、「ロマンス」、「シャローム」他ベートーベンの「歓喜の歌」、そして最後は「さよなら」で閉めた。
今回もとても勉強になるいい音楽会だった。
毎回参加するともらうプリントに「アコーディオンの不幸」というタイトルのないとう先生の「ひとこと」が掲載されている。
「ある時ある所でいつものようにアコーディオン演奏を用意していた時『みなさんが揃うまでピアノでも弾いてましょうか?』と発言した途端、役員の方々の態度が変わったそうだ。『えっ、ピアノも弾かれるのですか?』と。明らかに自分の格が上がった様子を感じたという。日本ではアコーディオンの地位は低く、ピアノはぐっと高いのだ。アコは流行歌の伴奏として普及、その後傷痍軍人、そしてうたごえ運動。外国では音楽大学にアコーディオン科があり、立派に市民権を得ている。悲しい限りだ。今懸命にアコの仲間はその演奏の向上に努力している。アコーディオンの名誉回復のために。」と結ばれている。なあるほどね、そういえばピアノと比べるとそうかもしれないと認識を新たにした。
私の友人のNさんも毎回壇上でアコーディオンを弾いて楽しませてくれる。
さっそく「故郷」の歌から始まった。「故郷」はふるさとをなつかしむ歌だから戦争中は軍人さんは帰れないから禁止となったそうだ。「もみじ」や「茶摘み」なども一家団欒を歌うので兵隊さんにとってよくないと禁止となった歌が多いそうだ。
皆で歌う歌は「ふじの山」、「海」、「ふれあい」、そしてよく知られている「7つの子」と続いた。
あの「かぁ~ら~す、なぜ鳴くの、カラスはやまに~」という歌。ないとう先生が「7つの子は7羽のカラスか7歳になったカラスか?」と聞かれて会場で手を上げさせた。まあ、半々。答えはカラスは7羽も産まないそうだし、7歳にもならないそうだからどちらも間違い。これは7つの子供のことを歌っているそうだ。でも昔郵政省が出した切手に7羽のカラスの絵が描かれていたので政府がやっていることだから7羽のカラスのことだろう、と言われたそうな。ないとう先生による歌の背後のこういう話しがとてもおもしろい。
休憩をはさんでさらに歌は続く。「我は海の子」、「浜千鳥」、「ケンタッキーの我が家」、坂本九さんの「明日があるさ明日がある」という歌は元気になる。「夜明けのスキャット」、「ロマンス」、「シャローム」他ベートーベンの「歓喜の歌」、そして最後は「さよなら」で閉めた。
今回もとても勉強になるいい音楽会だった。