

夜6時過ぎ、千葉からの総武線から見える景色がなんと真っ暗闇。異様な世界だった。電車は動き、駅は蛍光灯が点いていたが、一歩駅の外に出ると真っ暗。店もどこも真っ暗だ。暗闇の中、もっている小型の懐中電灯で照らして歩き、サテイの自転車置き場から自転車を取って家へ向かった。家のまわりもマンションも真っ暗だ。夜の停電は困るわぁ〜。
家には夫がすでに帰宅していた。彼はきょう午前は人間ドッグだった。帰りに秋葉原に寄って買ってきたというラジオがついていた。ラジオの情報でちょっと安心だ。LEDの充電式懐中電灯も秋葉原で買い、電池やろうそくも買ってきた。地元の店で食事していた時に停電になったそうだ。店にろうそくをおすそわけして喜ばれたそう。ろうそくは部屋をけっこう明るくしてくれる。
ところが体が深々と冷えてくる。暗くて動きも取れず、コートを膝にかけたままじ〜っとソファに座っていた。ルルも隣りで安心して寝ていた。二男が早々と暗い中会社から帰宅。長男はきのうから富山へ出張だ。
夜8:30過ぎようやくパッと電気がついた。急いであちこちの暖房をつけ、テレビとパソコンを立ち上げた。たった3時間で体が冷え切ってしまい、被災地の皆さんの暗くて寒い毎日を思った。電気もガスも水もなくては困るものだと実感した。
明日は朝6:20から3時間、午後も3時間停電だ。日に二回も停電なんて厭だなあ。明日は早起きして朝の家事を済ませないとならない。
写真は総武線稲毛駅まえの信号や本屋さんの電気が消えた昼間。夜の駅から撮影した真っ暗闇。