2011年03月
地元のイタリアンla Candelaへ


またまた地元のイタリアンへ友人Iさんと行ってきた。Iさんは初めて。彼女ここに行きたくて何度も予約いれてもいつも満席、数回目にしてようやくきょう私とランチできた。
ズッキーニのスープはきれいな緑色のおいしいスープ、適度に温かいくるみの黒パンはオリーブオイルにつけていただく。前菜はわかさぎとタラの芽を揚げたもの、パプリカのペペロナータ(イタリアンの夏野菜の炒め煮)の上に焼いたかますが乗っている。カマスやわかさぎは熱々でカリカリしていてとてもおいしい!
メインはなめこのアーリオオーリオスパゲティ。アーリオはニンニクを、オーリオは油(特にオリーブオイル)を、 ついでに良く聞くペペロンチーノは唐辛子を意味する。ねっとりしたなめこがスパゲティとからめてよく合う。デザートはいちごののったケーキにチーズクリームをつけて。このクリームがリッチでおいしい。それに紅茶のストレートで1600円。
夕食メニューも見せてもらったがコースで3800円から。お手頃値段だ。そのうち夜もぜひ行ってみたい。
Iさんもようやく満足満足。Iさんきょうからパリへ旅行だ。私が行きそこなったモンサンミッシェルにも行く予定とか。ロワール地方の古城巡りも。いいなあ。気をつけて行ってらっしゃ〜い!
映画「英国王のスピーチ」


英国のエリザベス女王の父親ジョージ6世の話し。吃音(きつおん)に悩み、スピーチができない。妻が探してきた言語障害を治療するライオネルのもとへ夫を連れていき、次第に心を許し、スピーチができるようになるストーリーだ。
父親のジョージ5世は逝去し、兄であるエドワード8世が国王を引き継ぐが、世に有名な既婚者のシンプソン夫人と恋に落ち、2回も離婚歴のある夫人とは国王は結婚できないことで王位を捨て、弟のヨーク公(後のジョージ6世)が国王になる。このあたりのシンプソン夫人に高価な宝石を与えることを弟が注意したり、派手好きな夫人がパーティを催したりする場面が興味深い。夫人に熱をあげて王位を捨てた話は有名だ。
そして国王として益々スピーチが要請されてくる。ライオネルとの治療ではヨーク公の幼少時の悲惨な告白が興味深い。父親のジョージ5世にはよく怒鳴られていたことや、乳母に虐待されていたこと、左利きだったのを右利きに強制されたこと、X脚を器具を使って激痛に耐えたことなど、彼の吃音の元になったのでは、と感じることをヨーク公はライオネルに正直に告白する。
戴冠式ではライオネルと一緒にスピーチを克服、国民へのスピーチの場ではマイクの前にライオネルが指揮者のごとくヨーク公を指導しながらスピーチを大成功に導く。お立ち台に上がると国民が皆新しい国王を拍手で迎える。ライオネルはジョージ6世と生涯の友人となり、彼に爵位を与えたと最後に説明があった。
ジョージ6世のふたりの娘、エリザベス(現女王)とマーガレットが可愛い幼少時代として出てくる。ジョージ6世の妻エリザベスはふくよかなエリザベス女王の母として国民に慕われていたことを思い出す。身近かにニュースなどで見ていた人たちが出てくる映画なので現実を確かめながら楽しめた。
映画の後は映画館近くのイタリアンでプリプリエビのトマトクリームパスタのランチ。Yさんとのおしゃべりも楽しかった。