2011年04月

ペリドットネックレス

45554bce.jpg木曜に地元の友人Yさんと船橋で行ったイタリアンチェーン店。きのう新浦安に住む友人Oさんと同じチェーン店、新浦安店へ行った。二日続けて行ったが、ポポラマーマのパスタは種類も豊富で飽きない。

木曜は茄子とチーズのボロネーゼを注文したが、きのうは欲張りぺペロンチーノ和風味を注文、これも具だくさんでおいしい。Oさんがボロネーゼを注文した。Oさんとはいつもお皿から取り分けてシェアしていただくのでふたつの種類を食べることができる。サラダにパスタ、フリードリンク、プチケーキをつけても1100円くらい。

店に入る前にぶらっと寄った宝石店でペリドットのネックレスを見つけてしまった。

ひとつは8千円の小さい粒のチェーン、もうひとつは石も大きい約8万円するもので石のカットがとてもきれい、お値段は半額で4万円でいいという。取りだしてつけてみたら、とても素敵。欲しかったけど、黄緑色のネックレスは私は3本も持っている。Oさん、ちょっと考えますと言って店を離れた。帰りになんと買ってしまったですと!

先日のブログに書いたけど、「人と人、心と心、物と物の出逢いは尊いもの」という言葉に魅かれて「出逢いよねえ」と言いながら買ってしまったと。

Oさん、お似合いよ。よかった!

ウィリアム王子キャサリン・ミドルトンさん結婚式

45787edf.jpg英国ウィリアム王子とキャサリン・ミドルトンさんの結婚式がテレビ放映された。ダイアナ妃の時と比べるとウェディングドレスも地味。注目されていた裾の長さは2.7メートル。王族の結婚式用としては「控えめ」という。ウィリアム王子の母ダイアナさん(故人)が1981年の挙式で着用したドレスの裾は7.6メートルだった。ティアラはエリザベス女王が若い時に付けたというカルティエ製の地味だけど控えめで素敵だった。

産経ニュースによると、

「ティアラは、映画『英国王のスピーチ』で主人公として取り上げられたジョージ6世(エリザベス女王の父親)が妻に贈ったものだった。
女王が18歳の誕生日にプレゼントされ、今回キャサリン妃に貸した。
英王室の発表によると、ティアラは高級ブランド『カルティエ』の1936年製。ジョージ6世が兄から王位を引き継ぐ3週間前に購入した。」ティアラのいわれも興味深い。

また、Yahooニュースによると、

「キャサリンさんのウエディングドレスは、当日までお披露目されていなかったが、現れたキャサリンさんは(アレキサンダー・マックイーンのサラ・バートンのデザイン)肩から胸と袖にかけて花模様のレースがあしらわれている白いシンプルなドレスで登場。2.7メートルの裾を妹のピッパさんが持った。ケイトさんは前髪をヘアピンで留めダイヤモンドがあしらわれたカルティエのティアラを着けて長いベールで身を包んだ。このティアラはエリザベス女王から貸与されたものだという。またオークの葉を模したイヤリング(ロビンソンペラミのデザイン)はケイトさんの両親からプレゼントされたものだという。一方のウィリアム王子はアイルランドの赤い軍服で勇ましく決めていた。」

婚約指輪は故ダイアナ妃のサファイアのリング、あまりお金をかけない結婚式だったようだ。それにおふたりのインタビューでお祝いにいただいた金品は貧しい人への寄付にすると言っていた。日本では皇室のお宝をネットオークションで売り飛ばしたのが誰か、犯人探しもせず、売ったお金を寄付に使ったなんて聞いたことない。そういえばダイアナ妃も着ていたドレスを売った売り上げを寄付にしていた。

両陛下に来ていた結婚式の招待状を直接東宮夫妻宛てによこせ、と英国に依頼したが、けっきょく皇太子夫妻は東日本大震災と津波で多くの被災者が出たことで出席できなかった。国内公務は「病気」でできないが、海外へは喜々として行けるお妃、行っていたらどうだったかしら?前回のヨーロッパの結婚式で皇太子が「シワシワの燕尾服を着てカメラ小僧」を演じて恥をかいたが、興味深かったものだ。


「我逢人」

c13864f8.jpg我が家の菩提寺総本山総持寺から色紙が届いていた。

お寺の實首が代わり、新實首が書かれた色紙が送られてきた。

開けてみると「我逢人」(がほうじん)、我人と逢うなり、という言葉が書かれている色紙。

色紙の説明によると、

「人と人との出逢いの尊さを三文字で表した新實首の好きな言葉という。

心と心の出逢い、物と物との出逢い、出逢いこそ命です。

道元禅師様は『まのあたり先師を見る。これ人に逢ふなり』中国で如浄禅師様との出逢いのお言葉です。」

と書かれている。

これは気に入った。いい言葉、大事にすることにした。

天皇皇后両陛下宮城県へ

100e6497.jpg愛犬仲間のSさんは今週末からご主人の赴任先のタイへ10日間ほど行ってしまう。それできのう彼女と地元の定食屋さんでランチ。ここなんと600円。メニューは刺身定食やらハンバーグやらいろいろあるが私たちは海老と豚と白身魚のフライ定食を注文。キャベツがたっぷりのって味噌汁とグレープフルーツがついて600円。その辺のファミレスより安いわ。

その後、カフェオレとドーナツを食べに駅前へ。ところが今回のドーナツとても油っぽくて、おまけに座った席が空調の真下。まだエアコン早いのではないの?というくらい効いていて寒くて早々と店を出てしまった。

節電まったくしてない、なんという電気の無駄、と思った。ドーナツ揚げていて厨房が暑いからかなあ、とも。早目に帰宅して、久しぶりにのんびりと自宅で一度見た「相棒」ドラマを見た。

夕方のニュースで天皇皇后両陛下が宮城県南三陸町を慰問された映像が映った。飛行機やヘリを使って日帰りだそうだ。一泊すると警備など経費もかかり、地元に迷惑をかけるからという。昼食も地元の素材を使ったおいしそうなお弁当。根拠のない風評被害はいけないとおっしゃったとか。お話しされた避難所の皆さん、それから現地で活躍の自衛隊の責任者たちはさぞ感激し、元気をもらったのでは。

それにしてもご高齢の両陛下を日帰りで慰問させて、長男夫婦はなにしとるの?一回慰問に行っただけ。それもやらせ慰問のような冷たい場面だったなあ。秋篠宮両殿下も群馬へ慰問されたというし、公務もスカスカの次期天皇夫婦にはもう期待もできないのでしょうね。

ドーナツ屋さんの話しから皇室の話しになってしまった。

他のニュースに自動車学校に行っていた息子さんを亡くされた人の映像も見た。この自動車学校、地震が来てから1時間も経ってから車に生徒を乗せて避難したところに津波が襲い、数十人の生徒や教官が亡くなったという。こういう時の上の人の甘い判断で多くの犠牲者が出てしまった。1時間もあれば避難できたのに、自動車学校からの通知が来ていて危ないと思ったら個々が避難すればいいのだから、わが校は責任が一切ないと書かれていて息子を亡くした親は怒っていた。こういう判断力がない人が上に立っていたら勝手に逃げるに限ると思った。

ドナルド・キーンコロンビア大学教授日本へ帰化

38bca702.jpgbf670b2a.jpgドナルド・キーン氏は、ウィキペディアによると、「アメリカの日本文学研究者、文芸評論家。勲等は勲二等。2008年に文化勲章受章。コロンビア大学名誉教授。日本文化を欧米へ紹介して数多くの業績を残した。称号は住まいのある東京都北区名誉区民、ケンブリッジ大学、東北大学ほかから名誉博士。賞歴には全米文芸評論家賞受賞など。」と日本研究者として有名な方だ。88歳、独身とのこと。

キーン氏は「私は日本という女性と結婚」、日本へ永住、帰化手続きに入るという。外国人がどんどん原発事件で日本から逃げ出す現在、日本に帰化するというキーンさんに拍手だ。今までキーンさんは日本とアメリカを半年づつ住んでいた。今回「東日本大震災で大変心を痛め、被災者との連帯を示すために永住への思いが固くなった」と話しているそうだ。

私がドナルド・キーンさんの名前を知ったのは1976年頃。当時NYから戻り、アメリカ系法律事務所に勤めていた。その事務所はアメリカ商工会議所の役員もしていた日系二世のA弁護士さんで背の高いアメリカ人女性と結婚なさっていた。赤坂の一等地にここが赤坂か、というほどの小川の流れる庭がある広い一戸建ての家に住み、私たちスタッフを料理上手な奥様がよくもてなしてくださった。お隣が高級料亭でよく間違えてお客様が玄関に来ると笑っていたほど。

A夫人は青い目、金髪のアメリカ女性だったが、日本に造詣が深く、料理が上手でよくJapan Timesの料理コーナーにレセピーを紹介していた。私もおいしいお料理のレセピーをときどきいただいて作ったことがある。

夫人は日本伝統文化にも深く理解し、日本の3大伝統の歌舞伎、能、文楽への理解の深さは日本人顔負けだった。A家のお宅に伺うと玄関に等身大の文楽人形が置いてあり、驚いたものだ。

その夫人がいよいよ文楽を欧米に紹介する本を書くということで原稿をタイプする仕事を任された。150ページにわたる英文の本には文楽を裏方で支える人たちや舞台の写真もふんだんに紹介されている。写真の本は出来上がった時に夫人からThank you ノートと一緒にくださった私の宝物だ。

この本の冒頭にドナルド・キーンさんの見開き2ページわたる本の紹介の記事が掲載されている(写真左)。当時まだ若かった私はキーンさんの名前を知らなかった。

今回日本国籍取得と聞いて思い出すことになった。日本文化をキーンさんほど知るアメリカ人はいないだろう。お年を召しての帰化だが、日本をこよなく愛するキーンさんに大いに日本を楽しんでいただきたい。
プロフィール

Mikki

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