

2月に泥棒に入られてから、私は玄関につける防犯カメラがいいと思ったのだが、夫はいくら玄関や窓の鍵を厳重にしても窓を割られたらおしまいだから、防犯フィルムを貼ってもらうのがいい、ということになった。
で、この保険7月中に使わないと無効になるというので急きょ、業者に来てもらい、きのう土曜に一階窓全部に貼る作業をしてもらった。
一番大変だったのは曇りガラスのザラザラ面が内側だったので、すべての窓枠をはずし、ザラザラ面を外側にし、ツルツル面を室内側にして、そのツルツル面にフィルムを貼るという作業だった。フィルムを見せてもらったらけっこう厚い。貼るのは薄いフィルムを剥がすとそのまま貼れるようになっている。シワができないように水を噴射して貼りつけていた。
一見フィルムが貼ってあることがわからない、業者によると、この窓はフィルムが貼ってあります、というものを各窓の下に貼りつけてくれるそうだ。これなら泥棒さん、トンカチもって窓を割ろうとはしないだろう。でもそれ、日本語でなくて中国語や韓国語で書いてあればもっといいと思うのだけど。だって我が家に泥棒が入った時、警察は犯人は中国人だと言ったもの。
朝8時過ぎから始まり、幸い夕方まで雨が降らず、降り出した頃に作業が終わった。若い職人さんがひとりで作業、お昼にとんかつ弁当に手作りのお味噌汁とお新香とお茶を出し、午後にコーヒーとロールケーキを出した。帰りに夫はビール券を差し上げていた。
20万円分のポイントを有効に使えた。そうそう、泥棒が入って被害届を出したら、この保険会社、泥棒事件にも保険が適用されると親切に教えてくれて、被害届けと詳細な申請用紙を書いて出したら、23万円も戻ってきた。オメガの高級時計を3本も盗られたのだけど、今どき質屋にもっていってもこの値段にはならないと思うから、盗られてお金に替えたと思えばよかったのかも。でもあの一番高価なオメガは惜しいことをした。この金額、ヨーロッパ旅行で消えてしまった!
ネット情報によると防犯フィルムをこのように宣伝している。
「窓ガラスを破って侵入する空き巣にとって、最大のネックはガラスの破壊音と時間です。防犯フィルムを窓に貼り付けるだけで少なくとも1分以上の破壊音を出し続けないとフィルムを貫通することができないので侵入犯にとって大きな抑止効果を発揮します。
フィルムが窓ガラスから入る日射しの熱を最大で1/2もカット。
ペリメーター部の受熱量が減少するので、空調負荷を大幅に削減できます。
日射調整フィルムを窓ガラスに貼ると、室温の上昇が抑えられて空調効率が向上するので、節電・省エネに効果的です。
さらに一層の節電・省エネのためにエアコンの設定温度を1〜2度上げた場合でも、ペリメーターゾーンの快適さが保てます。」
ちょっとお高いけど、これお勧めだ。我が家の一階は窓が多いので費用がかかるが、マンションやそれほど窓のない家では費用もかからないからお勧め。
写真は我が家の一番大きい窓、ここは入りやすい。小さな窓もすべてフィルムを貼った。