フィリピンをご訪問された両陛下は最終日、国際稲研究所のほ場を視察された。その時の美智子さんが付けていたブローチが稲でなく、麦という指摘がコメントにあったのでちょっと調べてみた。

稲の視察に麦のブローチ?

この時にも麦のブローチをつけてらした。
美智子さまはかねてから親交のある岩手県八幡平市在住の児童図書編集者・末盛千枝子さんに、ご自身がお持ちの絵本の原画などをお貸しくださった。また14冊の絵本や児童書も同プロジェクトに贈られた。

1984年4月10日 銀婚式を迎えられ記者会見でお互いに「努力賞」「感謝状」と語るお二人
美智子様が胸につけているのは麦の彫金ブローチ☆
デザイナー植田いつ子氏と親交のあった彫金作家藤原友彦氏作で、「実り」を象徴するものとして美智子妃殿下より依頼されたもの。
そして、後に結婚50周年金婚式記者会見でも付けてらした。
その映像が下記:
6:06〜 平成21年4月 結婚満50年に際しての記者会見、この時も麦のブローチを。
天皇陛下 御即位20年 3/3 (9:29)
麦というのはカトリックにとって大変意味のあるシンボルだそうだ。
カトリック東京カテドラル関口教会:
「コラム」一粒の麦
http://cathedral-sekiguchi.jp/info/column/1276/
「一粒の麦」という麦焼酎をいただいたことがある。「一粒の麦…」という小説のあることも知ってはいる。おそらく、インターネットで検索すれば、「一粒の麦」という名前の団体やレストランや、さまざまなものが次から次へと見つかるのだろう。
でも「一粒の麦」のもとは聖書にある。もちろん、キリストの言葉である。
「一粒の麦は、落ちて死ななければ、一粒のままである。だが、死ねば、多くの実を結ぶ」 (ヨハネによる福音書12章24節)。
聖書にあるキリストの言葉の中でも、もっとも有名なものの一つであることは間違いない。それが証拠に、手元にある一般の辞書にも、「一粒の麦は地に落ちることによって無数の実を結ぶと説いたキリストの言葉から、人を幸福にするためにみずからを犠牲にする人、またはその行為を指す」という丁寧な説明が載っている。
今はそれ以上くわしい説明をするつもりはない。どうしても言いたいのは、一粒の麦とは何よりイエス・キリストご自身であるということ、そしてキリストは一粒の麦として十字架の上で死に、その結果、多くの実を結んでいるということ、さらにもっと多くの実を必ず結ぶであろうということである。そのことを一年の最大の祝日として祝う復活祭がもうそこまで近づいている。
そして麦といえば美智子さんのご実家、日清製粉。小麦粉は麦から。
それにフィリピンはカトリックの国だからアピール?
フィリピンの宗教
フィリピンの宗教はアジアでは珍しくキリスト教が全体の90パーセント以上を占めています。そのうちカトリックが約80パーセントを占めており、10パーセントがプロテスタントなどとなります。またその他の10パーセントは中国の道教やイスラム教です。
左が稲のブローチ。稲はお米なのでぷっくりしている。

ブローチと言えば、これ。
雅子さんが付けていたブローチを母親の小和田優美子さんがちゃっかり付けて記者会見。
情報源は:
「雅子様大好き」ブログ:http://masakosamalove.blog.fc2.com/blog-entry-336.html
「BBの覚醒記録」ブログ:
http://blog.goo.ne.jp/inoribito_001/e/9fb25acbda55183c282294f58d666a15