きょう53歳お誕生日を迎えた秋篠宮殿下は両陛下にご挨拶に皇居へ出向かれた。
コメント欄に秋篠宮邸に33億円もかけると非難がヤフコメに殺到しているというお知らせが来ているので間違いであると指摘したい。こういう否定は宮内庁にやってほしいもの。
33億円は退位関連にかかる全体費用の金額である。
秋篠宮邸にかかる費用は2億3千万円。非難するなら仮住まいに8億円もかける今上夫妻に言ってほしい。
宮内庁は「譲位」関連に19億円 平成31年度概算要求
産経新聞 2018.8.3105:00
https://www.sankei.com/life/news/180831/lif1808310003-n1.html
宮内庁は31日付で、平成31年度予算の概算要求を発表した。天皇陛下の譲位に伴い皇太子ご一家のお住まいとなる皇居・御所の改修やお支えする職員の増員などの組織改編関連費用に約19億円を計上。要求総額は30年度当初予算比1・4%減の約210億円とした。
概算要求では、来年5月1日に即位する皇太子さまがご一家で住まわれる御所の改修費として約7億9千万円、秋篠宮ご一家のお住まいである秋篠宮邸の改修費の一部約2億3千万円を計上。上皇、上皇后のお世話をする「上皇職」に65人、新天皇ご一家を支える侍従職に75人、秋篠宮ご一家を支える「皇嗣(こうし)職」に51人を配置することに伴い、計36人の職員を増員するなど、職員の体制整備に約3億3千万円を求めた。
退位関連35億円計上…高輪皇族邸改修に8億円
読売オンライン 2017年12月22日
https://www.yomiuri.co.jp/feature/TO000304/20171222-OYT1T50043.html
天皇陛下が2019年4月30日に退位されることを受け、宮内庁は、準備のための必要経費として来年度予算案に35億6000万円を計上した。
内訳は、天皇、皇后両陛下が仮住まいする高輪皇族邸の改修や、将来、両陛下が移られる東宮御所の倉庫新築、増築する秋篠宮邸の設計費など、お住まい関係が17億3000万円。即位関連の儀式で皇族方らが着る装束や、即位の礼で 新天皇が座る「高御座」を京都から輸送、修理する費用などが16億5300万円。増員する職員17人の人件費などが1億7800万円となっている。
高輪皇族邸は、両陛下のプライバシーに配慮した植林などの環境整備も必要で、総事業費は8億4000万円に上るという。
下記の記事にある33億円が非難されているのか?
これは赤坂東廷と一体活用できる整備の費用?
秋篠宮邸の改修工事費用は2億3100万円とある。
退位関連費用に35億円と書かれているがずいぶんまぎらわしい数字の提示ではないか。
即位関連で19億円計上=36人増員−宮内庁概算要求
時事ドットコム 2018年8月31日
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018083100192&g=ryl
宮内庁は30日、来年度予算の概算要求を発表し、即位関連費用として19億1600万円を計上した。代替わりに伴う御所の工事や、上皇職や皇嗣職新設による人件費が中心。ただ、大嘗祭など儀式関連の費用はまだ確定していないため、金額を明示しない「事項要求」とした。
関連費の主な内容は、御所の給排水機械交換費として7億9400万円、老朽化し手狭となっている秋篠宮邸の増築改修工事費として2億3100万円。秋篠宮邸は、秋篠宮さまが皇位継承順位1位の「皇嗣」となることに伴い公務スペースの拡充も必要なことから、3年間をかけ隣接する赤坂東邸と一体活用できるよう整備する方針で、現在の計画では費用として33億円程度を見込んでいる。
一方、天皇陛下の退位と皇太子さまの即位に伴う側近などの体制整備のため、36人の増員を要求し、その人件費として2億9100万円を計上した。新天皇即位後の側近などの体制は、上皇職65人、侍従職75人、皇嗣職51人とした。(2018/08/31-05:42)
お住まい改修費についての詳細記事です:
2014/07/26
「皇族方のお住まいと費用」
http://blog.livedoor.jp/remmikki/archives/4716186.html
秋篠宮殿下のお誕生日会見に対する感想がさっそく文春オンラインに掲載されたので紹介したい。
婚約はできない」会見の衝撃 秋篠宮さまの誤算と苦悩
文春オンライン 2018/11/30(金) 17:00配信
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181130-00009850-bunshun-soci
53歳の誕生日を前に、記者会見に臨まれる秋篠宮さまと紀子さま 宮内庁提供
毎日新聞編集委員であり、秋篠宮家取材の第一人者として最近では共著『天皇交代 』(講談社)を上梓した江森敬治氏が、秋篠宮さまの誕生日に際した記者会見でのご発言を重く受け止め、寄稿した。
【写真】約20年前の秋篠宮ご一家
1997年11月、秋篠宮さまお誕生日に際してのご近影 宮内庁提供
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父親としての偽らざる本当の気持ち
11月30日、秋篠宮は53歳の誕生日を迎えた。来年5月に、兄皇太子は新天皇に即位する。これに伴って、秋篠宮は皇位継承順位第1位の皇嗣となる。それだけに、今回の誕生日会見は、大きな節目を迎える前の極めて大切な会見として位置づけられた。
秋篠宮は記者たちからの質問に答え、皇嗣となる抱負などについて素直に語った。しかし、一番、注目を集めたのは延期となっている長女・眞子内親王の結婚問題についての発言だったかもしれない。
本来ならば今年11月初め、眞子内親王は、大学時代の同級生で法律事務所職員の小室圭氏と結婚する予定だった。しかし、昨年末以来、週刊誌などが小室家を巡る金銭トラブルなどを繰り返し報道。今年2月6日、宮内庁は突然、眞子内親王の結婚を2020年に延期すると発表したのだった。今年夏には、小室氏は3年の予定で米国に留学してしまい、二人の結婚は、より混迷を深めることになった。
結婚延期後、沈黙を守り続けている父親が、娘の結婚について何を語るのか。多くの国民は秋篠宮の発言に注目した。
「これは、二人にも私は伝えましたが、やはり、今いろんなところで話題になっていること、これについてはきちんと整理をして問題をクリアするということ(が必要)になるかもしれません。そしてそれとともに、やはり多くの人がそのことを納得し喜んでくれる状況、そういう状況にならなければ、私たちは、いわゆる婚約に当たる納采の儀というのを行うことはできません」
眞子内親王の結婚についての考えや見通しなどについて聞かれた秋篠宮は、このように語った。私は、この発言に、娘の結婚に対しての父親としての偽らざる本当の気持ちが現われていると理解している。
「問題をクリアにするということ」の真意
若干の補足説明をしてみたい。「今いろんなところで話題になっていること」というのは、小室家側の金銭トラブルについてであろう。この問題について秋篠宮夫妻は、小室氏と母親に、その事実関係について広く国民に説明することを求めている。しかし、現在に至るまで、実現していない経緯がある。ただ説明するだけではなく、多くの国民が小室氏の主張に納得する必要がある。そして、眞子内親王と小室氏との結婚が、多くの国民に心から祝福されるものでなければいけませんよ、とまで、秋篠宮は小室氏に要求しているのだ。「これについてはきちんと整理をして問題をクリアするということ(が必要)になるかもしれません。そしてそれとともに、やはり多くの人がそのことを納得し喜んでくれる状況」と語っている部分が、それにあたるのではなかろうか。
こうした手続きを無事終えた後でないと、皇室の正式な婚約となる納采の儀(一般の結納)は行えません、とはっきり秋篠宮は、眞子内親王と小室氏に伝えている。このことも会見で、秋篠宮はきちんと説明しているのだ。
「私は、今でもその二人が結婚したいという気持ちがあるのであれば、やはりそれ相応の対応をするべきだと思います」という箇所にも、私は注目している。「相応の対応」というのは、納采の儀を行うにあたって、秋篠宮が小室氏に求めている金銭トラブルについての説明など、幾つかの条件に対する小室氏の対応についてであろう。この条件をクリアしない限り、娘と婚約させないと何度も秋篠宮は、小室氏に説明している。
しかし、小室氏はいっこうにそれを解決しようとしない。そればかりか、結婚に対する自分の責任を放棄するかのように、アメリカに留学してしまった。秋篠宮は、こうした一連の小室氏の姿勢に、大きな不信感を抱いているのではなかろうかと私は推察している。
「本当に小室氏は娘と結婚したいのだろうか」「本気で結婚したいと思っているのか」「それであるならば、なぜ、私たちの要望を真っ先に解決しようと努力しないのか」「もっと私や娘に対して小室氏は誠意を示してほしい」とまで、秋篠宮は思い詰めているのではなかろうか。
「今でもその二人が結婚したいという気持ちがあるのであれば」という秋篠宮の発言。「二人が」と配慮しているが、おそらくは小室氏と名指ししたいところであろう、この発言にも、こうした父親としての葛藤や辛い思いが読み取れるのではないか。この会見から、秋篠宮は大事な娘の結婚に対する断固とした姿勢を示したのだと、私は理解している。
江森 敬治
夜は秋篠宮邸でお誕生日を祝う夕食会が開かれ、今上夫妻も訪れた。
さて夕食会でも意見を交わしたという記事だが、共同通信はさすが美智子さんの息のかかった報道機関のせいか非難の意見だけを書いている。
秋篠宮さま発言、市民に驚き
ネットで賛否、物議醸す
共同通信 2018/11/3019:4711
https://this.kiji.is/441184967002850401
赤坂御用地に入られる天皇、皇后両陛下=30日夜、東京・元赤坂
天皇代替わりの重要祭祀「大嘗祭」への国費支出に異論を唱えた秋篠宮さまの発言は、市民に驚きを持って受け止められた。インターネット上でも賛否が分かれ、物議を醸している。30日夜には天皇、皇后両陛下が東京・元赤坂の秋篠宮邸を訪れて誕生日を祝う夕食会に臨んだ。発言についても意見を交わす機会になったとみられる。
インターネット上では「自分ではなく、お兄さんの儀式なのになぜ口を出したのか分からない」「どんな意見だろうと政府に介入はよくない」といった批判が目立った。
宮内庁幹部は「政府の決定に従って淡々と仕事をこなすのみだが、やりづらさを感じる」と漏らした。