なるべく核心を付くネタバレは書かないように努力していますが、どうしても内容に触れてしまいます。
映画を見る前に知りたくなければ、タイトルと予告編だけ見て、記事はご覧にならないことをお勧めします。
映画を見てからご覧になるのがよいかと思います。
この映画の背景には実際に起きたハリウッド女優、シャロン・テート殺人事件が絡んでいる。
時代は1960年代後半、車や衣装など1960年代をよく表している。
デカプリオ扮するリック・ダルトンは落ち目のハリウッド俳優、ブラッド・ピットは彼の付き人兼スタントマンを演じている。
リックのハリウッド豪邸の隣りに女優シャロン・テートが引っ越して来る。
シャロン・テートが妊娠8ヶ月で惨殺された事件を知っているだけに、最後の十数分の出来事がカギとなる。
ジャンルは全体的にコメディ映画かと思ったが、スリラー映画という。
クリフの愛犬アメリカン・ピット・ブル・テリアがなかなかいい演技をしている。
パルム・ドッグ賞が与えられたという。
ネタバレしませんのでお楽しみにご覧ください。
2時間40分と長い。映画の内容はリック演じる撮影内容がふんだんに描かれているので長くなった模様だが、当時のハリウッドの映画製作についても興味深い。
映画 「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」予告 (2:25)
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(原題:Once Upon a Time in Hollywood)は、2019年のイギリス、アメリカ合衆国のスリラー映画。
1969年にハリウッド女優シャロン・テートがカルト集団チャールズ・マンソン・ファミリーに殺害された事件を背景に、ハリウッド映画界を描いた作品。クエンティン・タランティーノ監督、レオナルド・ディカプリオ、ブラッド・ピットらが出演。
(Wiki)

あらすじ:
リック・ダルトンはピークを過ぎたTV俳優。映画スターへの道がなかなか拓けず焦る日々が続いていた。そんなリックを支えるクリフ・ブースは彼に雇われた付き人兼スタントマン、そして親友でもある。
目まぐるしく変化するエンタテインメント業界で生き抜くことに精神をすり減らし情緒不安定なリックとは対照的に、いつも自分らしさを失わないクリフ。この二人の関係は、ビジネスでもプライベートでもまさにパーフェクト。
しかし、時代は徐々に彼らを必要とはしなくなっていた。そんなある日、リックの隣に時代の寵児ロマン・ポランスキー監督と新進の女優シャロン・テート夫妻が越してくる。
落ちぶれつつある二人とは対照的な輝きを放つ二人。この明暗こそハリウッド。リックは再び俳優としての光明を求め、イタリアでマカロニ・ウエスタン映画に出演する決意をするが…。
(Wiki)
第72回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品され、観客から6分間のスタンディングオベーションを受けた 。主要各賞の受賞はならなかったが、作中でクリフの飼い犬・ブランディを演じたアメリカン・ピット・ブル・テリアにパルム・ドッグ賞が与えられている。
(Wiki)
監督: クエンティン・タランティーノ
キャスト:
- リック・ダルトン:レオナルド・ディカプリオ
- クリフ・ブース:ブラッド・ピット
- シャロン・テート:マーゴット・ロビー
- ロマン・ポランスキー:ラファル・ザビエルチャ
- ジョージ・スパーン:ブルース・ダーン[注釈 1]
- マーヴィン・シュワーズ:アル・パチーノ
- スティーブ・マックイーン:ダミアン・ルイス
- ジェームス・ステイシー / ジョニー・マドリッド : ティモシー・オリファント
- ウェイン・マウンダー / スコット・ランサー:ルーク・ペリー
- ジェイ・セブリング:エミール・ハーシュ
- ブルース・リー:マイク・モー
原題: Once Upon a Time in Hollywood
製作年: 2018年
製作国: アメリカ
上映時間: 161分
上映館:
https://eiga.com/movie/89421/theater/
マーゴット・ロビー(Margot Robbie, 1990年7月2日 - )は、アメリカ合衆国で活躍するオーストラリア出身の女優。日本語では「マーゴット」と表記されることが多いが、Margotという英語の女性名ではtは発音されないので
実際は「マーゴ」あるいは「マーゴウ」に近い。
米国のTVドラマ『PAN AM/パンナム』のローラ・キャメロン役で名を知られ、マーティン・スコセッシ監督の映画『ウルフ・オブ・ウォールストリート』のナオミ・ラパグリア役でブレイクする。

シャロン・マリー・テート(Sharon Marie Tate、1943年1月24日 - 1969年8月9日)は、アメリカ合衆国の女優。テキサス州ダラス出身。妊娠中に狂信的なカルト信者らに刺され、26歳で母子ともに亡くなった。
1960年代にテレビの人気シリーズに出演し、その後、映画に進出した。映画『吸血鬼』で共演したのが縁で1968年1月20日に映画監督のロマン・ポランスキーと結婚したが、翌1969年8月9日、狂信的カルト指導者チャールズ・マンソンの信奉者達の一人、スーザン・アトキンス(en)ら3人組によって、一緒にいた他の3名の友人達と、たまたま通りがかって犯行グループに声を掛けた1名と共にロサンゼルスの自宅で殺害された。
テート殺害実行犯の主犯スーザン・アトキンスは、1971年に死刑判決が下ったが、カリフォルニア州の死刑一時撤廃に伴い、マンソンらとともに終身刑に減刑され、2009年9月24日に同州の刑務所で脳腫瘍のため獄中死。マンソンはその後も服役したが、2017年11月19日に死亡した。