平成が昨年のきょう4月30日に終わり、明日5月1日で令和になって1年となる。
事件、事故、災害、台風、そして新型コロナウイルス、令和になっていいこと何ひとつない。
もう10数年経った感じ。たった1年のうちにこんなに嫌なことばかりが起こり続けた呪われた令和だ。
それなのに、未だに週刊誌は何もして来なかった雅子さんが重圧に打ち勝ってご活躍と褒め称える。
おかしくてお臍で茶が沸く。
ポストセブンも意地悪だ、ボタンの掛け違いの雅子さんの画像をあげている。
この人なんで泣いているの?
さんざんさぼり続けてもコーゴー成れたと感激の涙か?
まだ神様が受け入れたとは思えないのに。
机を並べて進講を受けているのは、天皇と皇后が対等な関係であり、新しい夫婦像の関係を示しているらしい。
皇后になってなんという勘違いか。
そして自分が”いるだけで価値がある存在”と再認識できた年だった?
いるだけで価値ないわ。いなくてもまったく大勢に影響なし。
令和の御代がわりから1年、重圧に打ち勝った雅子さまのご活躍
Newsポストセブン 2020/4/30(木) 16:05配信
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200430-00000011-pseven-soci
トランプ氏は雅子さまの類まれな英語力に驚愕したという(昨年5月、東京・千代田区/時事通信フォト)
「国民が一丸となって乗り越えなければならない」、「心を一つにして力を合わせながら、難しい状況を乗り越えていくことを心から願っています」
【別写真】こぼれ落ちた涙をぬぐう雅子さま
これは4月10日、新型コロナウイルスについて専門家によるご進講を受けられた際の天皇陛下のおことばだ。同じテーブルの前に座られ、陛下の隣でご進講を受けられた雅子さまは、その言葉に何度も深くうなずかれていたという。
ワクチンも治療薬もないウイルスの蔓延という未曽有の事態にあってなお、おふたりは深いお気持ちで国民を思われている。
『皇后考』(講談社)の著者で政治学者の原武史さんは、その様子に“令和の両陛下らしさ”を見出したという。
「椅子を並べてふたりで進講を受ける姿は、天皇と皇后が対等な関係であることを視覚的に感じさせるものでした。“皇后が天皇を立てる”といった、これまでの皇后像とは違った新しい夫婦の関係性が垣間見えたように思います」
昨年5月の御代がわりから約1年。雅子さまのご活躍を振り返ると、“三歩下がってついていく”とは違った「新しい皇后像」が見えてきた──。
◆胸中が凝縮されたお言葉
「この1年は雅子さまにとって、ご自分が“いるだけで価値がある存在”であることを再認識できた年だったのではないでしょうか」
コラムニストで『雅子さまの笑顔 生きづらさを超えて』(幻冬舎)の著者である矢部万紀子さんは、そう振り返る。
元外交官という肩書を持ち、職業経験を持たれる初めての皇后である雅子さま。皇室に入られるまで、ご自分の仕事に誇りと生きがいを感じられていたことだろう。しかし、皇太子妃として皇室に入られた雅子さまを待ち受けていたのは、何よりもお世継を求める声だった。
「1993年の婚約内定の記者会見で記者から“希望するお子さまの人数”について尋ねられ、ユーモアあるお答えをされました。雅子さま自身も男子出産が期待されていることは充分に理解されていたはずです。しかし、そればかりは努力だけではどうにもならないこと。
どれだけほかのことで活躍しても『男子出産』が第一に求められ、“なんのためにここにいるのだろうか”と、ご自分の存在意義が見えなくなってしまったのではないでしょうか」(矢部さん)
そうした経験を経た雅子さまにとって、自身が皇后となることを国民は受け入れるのか、不安は尽きなかっただろう。昨年12月、皇后になられて初めての誕生日を迎えられたご感想文書に、そんな不安が垣間見える。
《多くの国民の皆様から、思いがけないほど本当に温かいお祝いを頂きましたことに、心から感謝しております》
“思いがけない”という一言に、胸中が凝縮されているのではないだろうか。
昨年の即位関連行事で雅子さまがお出ましされるたび、国民は雅子さまに温かな視線と歓声を注いだ。
コラムニストで皇室ウオッチャーの辛酸なめ子さんは“第2次雅子さまブーム”の到来を感じたという。
「1993年のご成婚のときを『第1次ブーム』とするならば、昨年5月前後から続く御代がわりのタイミングが『第2次ブーム』でしょう。即位が近づくにつれて、世の中が雅子さまを応援するムードになるのを感じました。
皇太子妃時代には、どこかこわばった表情が多かったように感じましたが、即位のパレードで見せられた表情は、打って変わったような自然な笑顔。素晴らしい笑顔に、国民は安心したことと思います。つらい経験をされたからこそ出る慈愛を、いまの笑顔から感じます」
昨年11月10日に挙行された即位に伴うパレード「祝賀御列の儀」で、沿道に詰めかけた約11万9000人からの祝意を一身に浴びられた雅子さま。道中、涙を浮かべながら手を振られるお姿に感動を覚えた人は多いだろう。
『素顔の雅子さま』(河出書房新社)の著者で放送作家のつげのり子さんは、その日の雅子さまの手に、“誠心誠意応えよう”というお気持ちが表れていたと話す。
「オープンカーの後部座席に座られた雅子さまは、実は、お手振りされていない方の手でドアの内側のハンドルをしっかり握られていたのです。揺れる車の中で、そうしてバランスを取りながら体をねじり、沿道の人々にできるだけ正対しようとされていらっしゃいました。
いくら車がゆっくり走るとはいえ、片手でバランスを取りながらお手振りされるのは苦しい体勢だったはず。できる限り国民の方を向いて感謝を伝える、雅子さまの誠実なお気持ちが感じられました」
パレード前夜に皇居前広場で行われた「天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典」では、奉祝曲を聴かれた雅子さまが涙を流される場面があった。
「即位関連行事で雅子さまが見せられた涙は、国民への “感謝”の表れだと思います。つらい時期があっても、いつか乗り越えられるときが来る。そんな希望を多くの女性に与えたのではないでしょうか」(つげさん)
そうして、雅子さまは即位に関するすべての行事に出席され、新皇后として無事に務めを果たされた。
元宮内庁職員で皇室ジャーナリストの山下晋司さんは、次のように言う。
「皇后陛下には、即位関連の儀式、行事には出なくてはいけないというプレッシャーがあったことでしょう。しかし、プレッシャーに打ち勝ち、すべての儀式、行事に出席されました。心からよかったと思っています」
無事に即位に関する行事を終えられた雅子さまだが、特に強い存在感を発揮されたのは、昨年5月に来日したドナルド・トランプ米大統領夫妻への歓迎行事ではなかっただろうか。
「トランプ大統領ご夫妻と通訳を通さずに会話されたことが大変評判になりました。元外交官である雅子さまにとって語学力は当然で、国民が魅了されたのは海外の要人の前でも堂々と振る舞われる“国際性”だったと思います。そして堂々たるご様子は国民の前でも変わらず、同時に心からの笑顔をお見せになっています。そこに雅子さまの素晴らしさを感じます」(矢部さん)
※女性セブン2020年5月7・14日号
そしていつまでも出し惜しみする天皇のお言葉。
おことばのタイミングが世界に広がる危機に、というが、
「日本人」「国民」という範疇(はんちゅう)だけで物事をとらえていない、という。
”国際”や”世界”が”日本”より好きなふたりですからね。
どんな言葉が出てこようと期待はしない。
天皇陛下のおことばのタイミング 世界に広がる危機に「国を超えた視点も」〈AERA〉AERA dot. 2020/4/28(火)9:00配信
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200424-00000015-sasahi-soci
2011年3月16日、上皇陛下は5日前に発生した東日本大震災を受け、国民に向けビデオメッセージで語りかけた(写真:宮内庁提供)
新型コロナウイルスの感染拡大が止まらず、不安は日に日に大きくなっている。天皇陛下の「おことば」はあるのか。天皇制を研究する政治学者、原武史さんが語った。AERA 2020年4月27日号から。
【写真】沿道の歓声を受けて涙ぐむ雅子さまはこちら
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メッセージを出すとすれば、一つのタイミングとして5月1日があるのではないでしょうか。令和改元と即位からちょうど1年というタイミングなら、メッセージを出す流れも自然です。皇后も一緒であれば、インパクトは倍増します。
長いメッセージにはならないと思います。まずはねぎらいの言葉でしょう。東日本大震災後のメッセージでは、自衛隊を筆頭に救助活動にあたっている人々をねぎらいました。今回はまず医療従事者へのねぎらいだと思います。
そして、感染者に対する差別や偏見を戒める言葉が入ると思います。国民同士がいたわり合い、助け合うことの大切さが強調されるでしょう。
しかし同時に、令和になってからの天皇と皇后の動きを踏まえると、国内の感染ばかりか世界各地の感染の広がりを危惧する言葉も入ると思います。トランプ大統領夫妻と通訳を介さずに話すなど、国際交流を重視してきた天皇と皇后は、「日本人」「国民」という範疇(はんちゅう)だけで物事をとらえていないように感じます。これも平成との違いで、メッセージにはその違いが表れるのではないかと思っています。
たとえ国民の間にメッセージを待望する空気が醸成されなくても、ひとたび天皇がメッセージを発すれば、圧倒的にありがたがる空気が生まれるのは間違いありません。それは個々の天皇の違いにかかわらずそうです。この点に関しては、平成のビデオメッセージどころか、終戦時の玉音放送以来、なんら変わっていません。
新型コロナウイルス感染症対策専門家会議の尾身茂副座長を赤坂御所に招き、両陛下が説明を受ける様子を伝えたNHKニュースが、「両陛下は今後も関連するさまざまな分野の専門家から説明を受けられる予定です」と言っていました。新型コロナウイルスの感染拡大に対する天皇と皇后の関心は、きわめて高いと思います。天皇制の研究者として、その関心が今後どういう形で表れるかに注目しています。
(構成/コラムニスト・矢部万紀子)
※AERA 2020年4月27日号より抜粋