犯人がどういう成育歴を持ち、どういう両親の元、育ったのか、実際は自閉症で知的障害を持ち、学校でもバカにされていた。
名前はマーチン Martin、名前を逆さにするとNitramニトラムとなり、学校では逆さに呼んで子どもたちにバカにされていた。その名前が映画のタイトルになっている。
映画はいつ銃乱射が始まるのかドキドキハラハラしながら見た。
自分としてももしこのような息子がいたら、正しく育てられたか、自信はない。
映画を母親の気持ちに添って観ていたが、この母親もいくつかの場面で理解できないシーンがあった。
1996年にオーストラリア・タスマニア島で起きた無差別銃乱射事件を、『トゥルー・ヒストリー・オブ・ザ・ケリー・ギャング』などのジャスティン・カーゼル監督が映画化。犯人の青年がいかにして銃を入手し犯行に及んだのか、事件に至るまでの過程を描く。主人公を『アンチヴァイラル』などのケイレブ・ランドリー・ジョーンズが演じ、第74回カンヌ国際映画祭コンペティション部門で男優賞を受賞。そのほかエシー・デイヴィス、ジュディ・デイヴィス、アンソニー・ラパリアらが共演する。
(動画解説より)
『ニトラム/NITRAM』(原題:Nitram)は、2021年制作のオーストラリアのクライム映画。
1996年4月28日にオーストラリア・タスマニア島のポート・アーサーで起こった無差別銃乱射による大量殺人事件「ポート・アーサー事件」を犯人マーティン・ブライアントの生い立ちを絡めて描いた実録クライム映画。
タイトルの「ニトラム」とは、犯人の名前「マーティン」(Martin)を逆さ読みにしたもので、小さい頃に同級生から蔑称で呼ばれていたもの。
第74回カンヌ国際映画祭で男優賞を受賞したほか、第54回シッチェス・カタロニア国際映画祭で監督賞と主演男優賞、2021年度オーストラリア映画テレビ芸術アカデミー賞で作品賞・監督賞・主演男優賞など8部門を受賞した。
(Wiki)
映画『ニトラム/NITRAM』予告編 (2:06)
https://www.youtube.com/watch?v=-p5RCFiGZu8
解説:
1996年4月28日、オーストラリア・タスマニア島の世界遺産にもなっている観光地ポートアーサー流刑場跡で起こった無差別銃乱射事件を、「マクベス」「アサシン クリード」などで知られるオーストラリアの俊英ジャスティン・カーゼル監督が映画化。事件を引き起こした当時27歳だった犯人の青年が、なぜ銃を求め、いかに入手し、そして犯行に至ったのか。
事件当日までの日常と生活を描き出す。1990年代半ばのオーストラリア、タスマニア島。観光しか主な産業のない閉鎖的なコミュニティで、母と父と暮らす青年。小さなころから周囲になじめず孤立し、同級生からは本名を逆さに読みした「NITRAM(ニトラム)」という蔑称で呼ばれ、バカにされてきた。何ひとつうまくいかず、思い通りにならない人生を送る彼は、サーフボードを買うために始めた芝刈りの訪問営業の仕事で、ヘレンという女性と出会い、恋に落ちる。
しかし、ヘレンとの関係は悲劇的な結末を迎えてしまう。そのことをきっかけに、彼の孤独感や怒りは増大し、精神は大きく狂っていく。「アンチヴァイラル」のケイレブ・ランドリー・ジョーンズが主人公ニトラムを演じ、2021年・第74回カンヌ国際映画祭で男優賞を受賞した。
(映画.com)
監督: ジャスティン・カーゼル
キャスト:
・
ニトラム:ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ
・
ニトラムの母親:ジュディ・デイヴィス
・
ヘレン:エッシー・デイヴィス
・
ニトラムの父親:アンソニー・ラパーリア
・
ジェイミー:ショーン・キーナン
原題: Nitram
製作国: オーストラリア
製作年: 2021年
上映時間:112分
上映館:
https://eiga.com/movie/95179/theater/
Filmarks掲載のコメント
https://filmarks.com/movies/97437
・1996年にオーストラリアで起きた銃乱射事件「ポートアーサー事件」の犯人の犯行までを描く作品。
見てて苦しくなる作品だったけど、どこか中途半端な印象を受けた。銃批判に焦点を当てるのであれば多少は殺人シーンを入れた方が良いし、エンディングでの銃規制の話しも少し蛇足のように思えた。ニトラムという人間に焦点を当てたいのであれば、さらに深くニトラムについて語るべきだと思う。この作品ではニトラムは知的障害を抱え、責任能力がないような印象を与えられたが、最後に語られているようにニトラムは35回の終身刑を宣告された。それはもちろん責任能力があるとされたからだ。作品内ではあまり描かれていなかったが彼はしっかりと現場を下見して、複数の銃を準備し犯行に臨んでいた。
またこの作品にはどこか架空の話のような印象を受けた。多少はそういう要素も入っているのかな。
最後までいまいち母親の考えがわからなかった。ニトラムが父親を殴っている時には、止めるでもなく、怖がるでもなくただただ真顔で見続けるだけ。もうとうの昔に限界を越していたのかな。それとも泣かないだけで辛かったのか。
こういった作品では犯人に対して同情してしまうこともあるが、やはりしっかり事件のことについて調べてみると到底同情の余地はないなと思った。
人を何十人も殺せるような銃がすぐに手に入って行動に移せるのってめちゃくちゃ怖いな。本当に日本に生まれてよかった。
まじで駄文過ぎる。
・1996年、オーストラリア・タスマニア島で起きた無差別銃乱射事件。花火を持っていたはずの手が銃に持ち変わるまでにあった出来事のどこにも、ストッパーとなる要素が無かったような感じがしてしょうがなかった。人生の歯車が狂った瞬間があったというより、もう終着点は決まっていたかのような・・・・・・。何かが起こるたび、犯行へのカウントダウンが進んでいっているようで、怖かった。
両親はどうしたら良かったのか、は私には分からないけれど、せめて、銃が簡単に買える社会でなければ、とは思った。他の路面店と同じように普通に街中にあって、他の物と同じように物色できて、免許がなくてもお金さえあれば買えるなんて。もしもあの時、あの店主が売らなかったら・・・とは、どうしたって頭をよぎった。
この事件を受けて、オーストラリアでは銃規制が強化されたそうで。ただその一方で、当時よりも銃の所有数は増えているともエンドクレジットにあり、驚いた。銃を嫌い、頑としてマーティンの願いを受け入れなかったヘレンの姿が思い浮かんだ。
・実在の凶悪犯罪を描く際に、映画というアートフォームの性質上、犯人にフューチャーせざるを得ず、結果として意図せずとも犯人に寄り添う形になる。こうした凶悪犯罪がアートとして消化されそうな境界線をギリギリのラインで繋ぎ止めている。
もちろん、心理学、社会学的に対処していくのが正しいのだが、言葉や理論を超越した人間の持つ根本的な憂鬱を描けるのが映画の強みだと改めて感じた。
小さな子どもの前で平気な顔で銃を放つ大人の姿、法制度の未整備などがショットの中にスムーズに顕在化できていて関心した。
ひとつひとつのシーンの中に内在する、自身と周囲の選択の代償があまりにも大きすぎる。ただ、人間の多様な側面を見れているようで、本作はほんの一部に過ぎないという点については、留意する必要がある。
ポートアーサー事件 (ポートアーサーじけん、The Port Arthur
Massacre) とは、1996年4月28日にオーストラリア・タスマニア島の観光地、ポート・アーサーで起こった大量殺人事件である。犯人はマーティン・ブライアント英語版で、死者35人、負傷者15人を出した。
1996年4月28日(日曜日)の午後1時半頃に、最初の事件現場となったカフェにマーティン・ブライアントが車に乗って訪れ、当初は外のテーブルに座ってランチを注文して食べていた。食事が終わると店の客に対し「白人ばっかりだ、ジャップは少ないな」と言うと、店内に入り黒いスポーツバッグからAR-15アサルトライフルを取り出して無差別に発砲。わずか90秒の間に20人の死者と12人の重軽傷者を出した。
すぐにブライアントはカフェの駐車場に向かって発砲し、観光バスの運転手や乗客を射殺。さらに別のライフルに持ち替え、自分の車を運転しながら通行人を次々に射殺。そして数百メートル離れたガソリンスタンドに到着するや、そこにいたカップルの女性を射殺し、相手の男性を車のトランクに押し込めて再び運転した。コテージに到着したブライアントは男性を車のトランクから引きずり出して車に火をつけた後、男性と共にコテージに立てこもった。
数百人の警察とマスコミ、野次馬がコテージを取り囲んでいたが、コテージのオーナー夫妻やガソリンスタンドから連れ出された男性の情報が掴めず、コードレスホンの電池切れでブライアントからの連絡はすぐに途絶えた。また、建物の周囲が遮蔽物のまったく無い広い芝生だったこと、コテージの主人が銃のコレクターで屋内には多数の武器があること、電波状態が悪くてスナイパーと指揮所の連絡ができなかったことなどの理由で特殊部隊の突入も見送られ、一夜が過ぎた。
事件の翌朝、コテージから出火するや、ブライアントが飛び出してきて、すぐに取り押さえられた。焼け跡から、オーナー夫妻、ガソリンスタンドから連れ出された男性の遺体が発見された。後にオーナー夫妻とブライアントが知り合いで、彼がカフェに向かう途中ですでに夫妻を射殺していたことが判明した。
(Wiki)
マーチン・ブライアントは仮釈放のない終身刑、オーストラリアは死刑制度がない。
逮捕されたブライアントは、はっきりとした動機を話さないので、今をもってその動機は不明のままである。
2002年2月未明、ブライアントは刑務所内で自殺を試みるも未遂で終わり、現在も服役中である。
マーティン・ブライアント (オーストラリア)
【1967〜 】
syouji.blog.jp/archives/1008775640.html

























