このところアメリカの作家の訃報が続く。
先日はエリック・シーガルの訃報があったばかり。

今回はJ.D.サリンジャーが27日91歳で亡くなったという訃報。

この作家は伝説の作家と言われ、有名なベストセラー「ライ麦畑でつかまえて」の作品以来隠遁生活を送り、メディアにまったくあらわれてこなかった。もう亡くなっているのかと思っていた。メディアの発表がないからまだ生きているのではとも思っていた。その作家がとうとう亡くなったという。アメリカニューハンプシャー州の自宅で死去したという。

この「ライ麦畑でつかまえて」の原作が私の大学でのゼミの課題だった。このゼミで夫と知り合ったという縁があった。

この本は世界各国で翻訳され、6500万部も売り上げ、日本でも毎年25万部も売れているという。この作品以来、まったく作品が発表されていないが、長男が俳優という遺族が彼が書き残したものを出版されていけば、かなり関心を引くことになるのではと思う。

数十年前のゼミで読んだ本だがまた読み返してみるとまたあらたな思いで読めるかもしれない。