下記のサイトに「たかじんのそこまで言って委員会」の内容が要点うまくまとめられていたので転載する。また、下記のサイトで動画を1/5から5/5に15分づつ5分割されて見ることができる。

花うさぎさんの「世界は腹黒い」2
http://hanausagi2.iza.ne.jp/blog/

たかじんのそこまで言って委員会で大胆発言

  「民主党に加担した不公平なマスコミ
  扇動に乗せられた三分の二のバカ!」

 映画俳優で保守論客の津川雅彦氏は28日に放映された読売テレビ「たかじんのそこまで言って委員会」に出演し、民主党一党に加担した不公平なマスコミの体制と、テレビで「一遍変えてみましょう」というくだらん扇動に乗せられた三分の二のバカ、という表現で、メディア報道の異常さと民主党を支持した有権者の投票行動を厳しく糾弾した。氏のそのものズバリの勇気ある発言に、番組や動画を見た多くの日本人が喝采を寄せている。

堂々とマスコミの偏向報道を批判した津川雅彦氏

 この発言は、番組が「いま日本の総理大臣に必要な力は」の問いに対し、津川氏が「徳力、日本独自の美意識」とテロップで回答し、司会からコメントを求められた際に語ったもの。その骨子は次の通り。

一、いま素敵な議論(麻生氏、安倍氏の議論を指す)をお聞きしていたが、これだけの議論をする価値が民主党にはない。テコがテコにならず、瓦礫にしかなっていない。どんな素晴らしい政策も説得力がない限りダメ。その説得力の第一の力は何かと言われれば、僕は「人徳」「品格」「気品」だと思う。総理がそういうものを持っていることが必要だ。


一、たとえば菅(呼び捨て)が避難所に行って、「あんた、黙って帰るのか?」と指を指されて一般の方に怒鳴られていたが、天皇陛下には誰も指をささない。これは品、気品が全てを物語るので、そこから出てくる言葉でないと人はもう騙されない。だから説得力、徳力、品格を持った総理がまず出てくるべきだと思う。

一、それを選ぶのはいまやマスコミだ。そのマスコミが民主党一党に加担するような不公平な体制、それをテレビの茶の間で「一遍変えてみましょう」なんて下らん扇動で、民主党に一票いれた三分の二のバカ(ここで辛抱次郎から、その扇動は実はこの番組も結構のっていたのですと横やりー会場笑い)。それを含めて反省してもらいたい。            (ニュース調、ここまで)


 安倍晋三氏、麻生太郎氏、津川雅彦氏と揃うと、さすがに良い番組になっていました。久しぶりに心穏やかに安心して動画が見られました。辛抱次郎は津川氏の話が佳境に入ってくるとすぐ横やりを入れて遮るので、邪魔で仕方がない。いない方がよっぽど良いのに、と率直に思います。そういえばTVタックルでも阿川佐和子・大竹まことがこの役割ですね。

 貼り付けた動画は五本のうちの二番目と四番目。津川氏の部分を聞いてほしかったので変則的ですが、出来れば全部通しで見た方が話の流れが良く把握できます。麻生氏の仙台湾の拡張工事、安倍氏の支那と対峙した国連決議の話しなど、本当に参考になります。民主党議員とは格が違うことを実感できるでしょう。

フジ抗議デモの情報が写真二枚、数秒間流された。

 ところで、貼り付けた動画二本目冒頭の津川氏の発言は、非常に重い意味を問いかけています。本物の幸せとは物や金ではない。被災した東北の人たちが見せた忍耐、我慢という美意識、「みっともないことは恥ずかしい」という恥の文化が世界を感動させた、という意味の発言をしています。これ、良く突き詰めて考えると、日本人は戦後66年間も自虐教育を受け続け、こうした日本精神というか大和魂を誰からも教わってこなかった筈です。

 それにもかかわらず、イザというときにこうした世界が驚き賞賛する行動を取れるというのは、何故か?。二ヶ月ほど前に荒谷卓氏の講演を聞く機会がありました。日本人には普段は表に出てこないけれども、無意識のうちに伝えられてきた歴代天皇陛下が取られてきた言動を受け継いでいるという内容です。

 氏によると、歴代の天皇陛下はこのような国難があると、今上天皇がなされたように率先して被災者と同じ立場で励まし行動してきた歴史があるというのです。時間を見付けてまとめたいと思っているうちにタイミングを逸してしまいましたが、天皇陛下をいただく日本という国の誇り、日本人として生まれたことの幸せを感じた次第です。