コメントでお知らせいただいたのでさっそくアップしてみた。

世界遺産となった富士山に白い鳳凰の形が雪の白さに浮き立った。

産経ニュースに掲載されたのがこの画像。
http://photo.sankei.jp.msn.com/highlight/data/2013/11/22/27fuji/

スポーチ報知
2013年11月22日
富士山に世界遺産祝う雪の鳳凰

富士山の斜面に姿を現した鳳凰の雪形(丸で囲った部分) 世界文化遺産・富士山の5〜7合目付近の山肌に22日、鳳凰の雪形が現れた。長い尾をはためかせ頂上に向かって大きく羽ばたく姿に、麓の山梨県富士吉田市で歓声が上がっている。

 富士山では、例年春の雪解けなどの時期に今回とほぼ同じ場所に「農鳥」と呼ばれる鳥の雪形が現れるが、今回の雪形は姿もはるかに大きく、伸ばした翼や長い尾のしだれ具合はまさに鳳凰。

 富士吉田市の74歳無職は「大きくて立派な鳳凰だ。世界遺産になったのを祝福してくれているようだ」と満足げ。市富士山課は「登るだけではなく、毎日変わっていく姿を眺めるのもいい。富士山の楽しみ方は人それぞれです」と話している。


見事な鳳凰が山頂に向かって飛び立とうとしている。

ニコニコ大百科によると、
鳳凰とは、中国の伝説上の霊鳥である。

鳳凰画像
「鳳」は雄鳥を、「凰」は雌鳥を表し、古くは「朋」と呼ばれた。

360種の羽を持つ動物の長であり、聖天子の治める平和な世にのみ姿を現すとされる。鳳凰が飛ぶ時には、その徳によって雷も嵐も起こらず、河川も溢れず、草木も揺れないという。そして、鳳凰が空を飛べば、他の鳥もその後をついて飛び、鳳凰が死ねば多くの鳥が嘆き悲しんだという。

古代中国の書物『礼記』では麒麟・亀(霊亀)・龍(応龍)とともに特別な瑞獣「四霊」(もしくは四瑞)のひとつであり、平安を表すとされた。これは鳳凰が雌雄一対であることから、陰と陽の対立を持って調和をなすとする陰陽思想から来ている。

梧桐(アオギリ)という木にのみ巣を作り、竹の実と甘露のみを食物とした。

鳳凰は縁起のよい鳥であることから、多くの美術品や建築物にその意匠が使われている。日本では平等院鳳凰堂(宇治市)や鹿苑寺金閣(金閣寺、京都市)の屋根にあるものが有名。特に鳳凰堂屋上のものは2004年から発行の現行一万円札裏面にも描かれている。


縁起のいい兆しが現れるといい。