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秋篠宮殿下、49歳のお誕生日でのご会見での質問と回答はこちら:

読売新聞
2014年 11月30日 05時00分

秋篠宮さま、49歳誕生日で質問とご回答<1>

http://www.yomiuri.co.jp/national/20141129-OYT1T50102.html?from=ycont_top_txt


ご回答<2>へは上記サイトの最後に続く。

皇族方のお誕生日会見は秋篠宮殿下を除いてはほとんどが文書でとなってしまった。やはりご自分のお言葉で述べられる会見はとても新鮮味があり、人としても皇族としても大変尊敬できることとあらためて思った。

生のお声とご意見による会見を拝見し、率直に喜ばしく、また大変な安心感をいただいて国民として感謝申し上げたい。ご発言がないとマスコミなどの書き放題により、いろいろと憶測を呼んでしまうが、こうして生で拝見し、安堵を覚える。

会見の中で印象的だったことは、

・  今年のアフリカご訪問のことがあってか、アフリカでの感染症の医療に携わっている医療関係者には深く敬意を表したく思います、と述べられたこと。

・ 日本人のノーベル物理学賞受賞が決まったこと、白鵬関の32回目の優勝が大鵬関の記録と並んだことを褒めたたえられた。

・ 皇族の外国訪問については詳しく述べられた。「皇族の場合には、国賓としての訪問というのはまずないわけです。そうすると国際親善・親善訪問という形になろうかと思います。皇族、しかも天皇でもない皇太子でもない皇族をどう捉えていいかというのは難しいときがあるのかなという気がします。」

驚いたことに、こんなことを聞かれたこともあったという。
「今回あなたたちが訪れた目的は観光旅行ですか、というふうに聞かれたことが2回くらいありますかね(紀子さまに振り向かれて)」とのこと、秋篠宮殿下のお立場上の難しさを述べられていた。

「こちらも観光旅行ではないけれども、かといって単なる親善だけですと主たる目的が見当たらなくて、なかなか答えるのが難しかったことがあります。

皇族ですから、外交に携わってはいけないわけです
。外交ではない親善、例えば王室がある国ですと、向こうの王室との親善というのはある程度分かりやすいかもしれませんけども、そうでない国もたくさんありますし、もし公式の訪問をするのであれば、例えば外交関係ができてから何十周年であるとか、日本と当該国との何か大きい文化行事があるとか、何か一つの核になるものがあるべきではないかと思います。

そうではなくて単に親善ということを目的とした公式訪問というのは、目的が曖昧になりますし、そういうものは余りよろしくないな、というふうに考えております。」
外交上でのお立ち場をよくご理解した上で外国訪問されていることがよく理解できた。
また、戦争の話についても、

・ 両陛下から戦争についてお子様たちも一緒に直接お話を聞くことができることは非常に貴重なこと。「戦争の中に日々の生活があった両陛下にとって、戦争の記憶を風化させることがないようにするという気持ちが非常に強くて、それが国内、それから海外での慰霊というものにもつながっていると理解しています」と述べられた。

・ 紀子妃殿下も「「日本人として忘れてはならない4つの日」には、子どもたちが小さいときから一緒に黙とうをし、戦争で亡くなった人々のことを静かに思いながら過ごしてまいりました。また、本を読みましたり、戦争を体験した人や専門家からのお話を伺いましたり、関係する場所を訪れたりすることを通して、子どもたちが自然に平和の尊さを感じることができるよう心がけてまいりました。」と述べられている。

佳子さまの学習院大学中退、国際基督教大学に入学ということもご両親として率直に述べられた。第一志望を受験したが、入れなかった時、進学せずに1年考えれば良かったかな、と思われたことも率直に述べられている。

佳子さまが5歳くらいの時、ふたりで上野動物園にも行かれたことがあったのか、とも。そして佳子様は殿下にご意見を言うこともあり、的を射たことを指摘してくれるということも。

佳子さまは紀子さまにも気づいたことや励ましたりもなさるそうだ。

悠仁様のことも以前は野菜の収穫を楽しんでいたが、今は土壌を整えるところから種まきや苗を植え、水やり、雑草取りの作業、野菜を育てることを積極的になさるようになった成長を喜ばれている。

両殿下のお子様たちへも思いなどご自分の言葉で述べられる素晴らしい会見だった。

ニュースによると、
「秋篠宮さまは、30日は午前中、両陛下のもとを訪れてあいさつをするほか、夜にはお住まいの宮邸で両陛下などと夕食をともにされる予定です。」この「など」にはドタキャンかドタ出かわからない東宮負債(変換するとまずこれが出る)のことがあるから「など」と書かれているのでは。

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秋篠宮殿下のお誕生日のお祝いを申し上げると共に、秋篠宮家の繁栄を心からお喜び申し上げたい。
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