女性バックパッカー2人がオーストラリアのパブで働く中でハラスメントを受ける様子を記録した2016年のドキュメンタリー映画「Hotel Coolgardie」に着想を得て製作されたオーストラリアのスリラー映画。
女の子ふたりが二日に1本しかバスが来ない田舎の炭鉱の町でやさくれ男ばかりがくるホテルのパブで働くとはちょっと怖い。

オーストラリアの荒野にたたずむ「ロイヤルホテル」という名のさびれたパブを舞台に、ワーキング・ホリデーに来た女性2人に襲い掛かる身の毛もよだつ悪夢を描いた新感覚のフェミニスト・スリラー。2016年に『Hotel Coolgardie(原題)』としてドキュメンタリー映画化された、オーストラリアに実在するパブがモデルとなっている。このドキュメンタリーは、ノルウェーの女性バックパッカー2人が住み込みで働く中でハラスメントを受ける様子を詳細に記録。
(ヒューマントラストシネマより)
映画「ロイヤルホテル」予告編 (1:44)
https://www.youtube.com/watch?v=heCvY7z1dyM
解説:
「アシスタント」の監督キティ・グリーンと主演ジュリア・ガーナーが再タッグを組んだスリラー映画。女性バックパッカー2人がオーストラリアのパブで働く中でハラスメントを受ける様子を記録した2016年のドキュメンタリー映画「Hotel Coolgardie」に着想を得て、オーストラリアの寂れたパブでアルバイトする女性2人に襲いかかる悪夢のような出来事を描く。
ハンナと親友リブはオーストラリア旅行中にお金に困り、荒野に建つ古いパブ「ロイヤルホテル」に住み込みでバーテンダーとして働くことに。しかし彼女たちを待ち受けていたのは、飲んだくれの店長や粗野な客たちが起こすパワハラやセクハラ、女性差別の連続だった。楽観的なリブは次第に店に溶け込んでいくが、真面目なハンナは孤立して精神的に追い込まれ、2人の友情は崩壊していく。
ガーナーがハンナ、ドラマ「アイアン・フィスト」のジェシカ・ヘンウィックがリブ、「マトリックス」シリーズのヒューゴ・ウィービングがパブの店長を演じた。
(映画.com)

監督: キティ・グリーン
キャスト:
- ハンナ:ジュリア・ガーナー
- リブ:ジェシカ・ヘンウィック
- ビリー: ヒューゴ・ウィーヴィング
- マティ: トビー・ウォレス
- トルステン: ハーバート・ノードラム
ドリー: ダニエル・ヘンシュオール

原題: The Royal Hotel
製作国: オーストラリア
製作年: 2023年
上映時間: 91分
上映館:
https://eiga.com/movie/101577/theater/
Filmarksコメント抜粋:
https://filmarks.com/movies/112115
・田舎には、ハラスメントがいっぱい!
旅先だからって、お仕事はちゃんと選ばなきゃダメだぞ。そして、明らかに合わん時は、いつでも辞められる精神と、逃げ出せる交通手段の確保が重要だ。
ただ、そんな主人公たち、冒頭の船上パーティーでフィーバーしていて、明らかに現実世界で苦手な人種だったなあ…。とはいえ、セクハラはダメ絶対だ!
とにかくまともじゃない人しか出てこない本作。そして迎えるラスト…。まともじゃないのは君らも一緒だ。
・現実ではむかつく奴をぶっ飛ばすのはそんなに簡単ではない。徐々に迫るしんどさや恐ろしさは、遅効性の毒みたいに体を回ってその場から動けなくさせる。
不機嫌さやノリの良さを煽るこの腐った場所を、ジッポ・ポルノごと焼き払う。
・オーストラリア旅行中にお金がなくなり働くことに。リゾートとは程遠い場所がロイヤルホテルという名の地方のバー。お金が無い張本人のリブの危機感ゼロが周りの怪しい客たちよりも気になる!最初はキャラが逆かと思っていたので意外。最後はやかましい奴らへ豪快なプレゼントが!
・とりあえず、オーストラリアにだけはワーホリに行きたくなくなった
旅行できたカナダ人女の子二人組がワーホリで辺鄙な場所にあるパブ「ロイヤルホテル」で住み込みで働くことになるのだが、ほんとクソ野郎の男っばっかのとこだった
でも、日本もそんなに違わないよな…
なにはともあれ、最後全てぶっ壊すところが良かった
あと、やっぱり人間が一本怖いよな
その描写は秀逸だとおもいます
・キレて物に当たる男性っているよな、全然笑えない性的なジョーク言って爆笑してる奴っているよな。残念ながら、この映画で起こることは「あるある」の集合体。この日常がホラー。映像から溢れ出る閉塞感がすごい。田舎ホラーというがこの「ノリ」は都会の狭いサークルだって負けちゃいない。しかしフィクションだからこそのラストに少し元気が出た。
・ロイヤルホテルというなの寂れたバーでワーキングホリデーする事になった2人が経験するハラスメントを中心とした作品だけど所々に出てくる昼間の描写とか観てると男と女の違い云々を中心にしたメッセージ性もあるけど多分、普段はまともなんだけど酒のせいにしてなんでもしてくる個人的には半端なく嫌いな人種がたくさんいた気がした笑
流行りの人怖ホラー系や友情の崩壊など後味悪い系スリラーな雰囲気を期待してみると肩透かしくらいそうだけどなかなか見応えがあって良かったです。
・カイリーミノーグ、カンガルーのオーストラリア🇦🇺
だけどハラスメントの連続で、ホラーだった。
酔っ払ったおっさんに下品で不快なこと言われても苦笑いで流さないと、空気悪くなるし、"不機嫌でめんどくさい女"と思われるから普段はみんな上手く対応してるんだよな。断るときも上手く断らないとストーカーみたいになるのも怖いし。それでも「しつこい」と我慢にも限度がある。ラストはもうしょうがないでしょう。
何度も言うけどおっさんに面倒なこと言われたらとりあえず大きい声で返事してたら良いです。
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