我が家は仕方なく数十年読売新聞を取っているのだが、連休明けの5月15日の朝刊一面を見て仰天した。
詳しく読んではいないのだが、女系天皇提言に反日臭がプンプンした記事だった。

案の定、
「なんだこれは!」
「永田町も啞然」
「どうした読売!」
「朝日かと思い二度見」
「なんとも妖怪な紙面」
「産経しっかりしろ!」
などと他紙も読売記事に唖然としたようだ。
産経新聞によると、どうやら読売は昨年から「女系天皇」を主張していた亡くなった渡辺恒雄氏の遺言だったのでは、という解釈だ。

読売新聞を見ると、どうやら女性皇族の離脱を食い止めねばならない、とかなり焦っている内容だ。
ということは、愛子さんを皇室離脱させてはならないという使命をもって書いているということ。
それは誰の指令か?

これがその読売新聞一面:
読売新聞記事


ではその読売新聞記事の内容と他紙の批判記事を掲載する:


皇統の安定 現実策を皇族減 典範改正が急務[読売新聞社提言]

読売新聞 2025/05/15 05:06

https://www.yomiuri.co.jp/koushitsu/20250515-OYT1T50012/



読売皇統
 

皇族数の減少が深刻だ。皇位継承権を持つ皇族は3人となり、皇統の存続が不安視される状態が続いている。安定的な皇位継承の確保は先送りできない政治課題となっており、与野党は衆参両院議長の下で行われている協議で今国会中に結論を得なければならない。読売新聞社は4項目の対策を提言する。

 

(中略)

 

責任を持って結論を社会部長・竹原興

 皇位継承の安定維持を巡っては、皇太子妃だった皇后雅子さまのご懐妊のタイミングで議論が始まった。しかし、この20年間、政府・国会の検討は先送りされ、成案は得られていない。

 皇位継承の資格は3人がお持ちだが、最も若い秋篠宮家の長男悠仁さま(18)も成人になられた。現行制度のままでは、悠仁さまに男児が生まれなければ、皇統が途絶えてしまうのは明らかだ。

 また、結婚に伴って女性皇族が皇室を離れたり、逝去される方がいたりと、天皇陛下を支える皇室の方々も15人にまで減少した。

 上皇さまはかつて、「女性皇族の存在は、その場の空気に優しさと温かさを与え、人々の善意や勇気に働きかけてくれる」と述べられた。女性皇族の離脱を食い止めなければ、国民の幸せを祈る 祭祀(さいし) や海外訪問を通じた国際親善などを担う方もいなくなってしまう。

 相次ぐ自然災害や感染症拡大などの危機において、天皇を中心とした皇室は常に国民を思い、国民に寄り添って社会の安寧を祈ってこられた。

 こうしたお姿は国民に支持されている。読売新聞社が3〜4月に実施した全国世論調査で、将来、皇位継承が難しくなることに不安を「感じる」と回答した人が71%に上ったのも、皇室を将来にわたって維持してもらいたいという国民の願いの裏返しだ。

 国会では、皇位継承のあり方に関する与野党の協議が進んでいる。国家と国民統合の象徴を巡る危機に際し、今こそ責任を持って結論を出さなければならない。

 

 

 

「朝日かと思い二度見」長島首相補佐官、読売の女系天皇提言に「何とも面妖な紙面でした」

読売新聞 2025/5/15() 18:40

https://news.yahoo.co.jp/articles/619f0f8257c33232b784e089ffa63de8489a5765


 

長島昭久首相補佐官は15日、母方にのみ天皇の血筋を引く「女系天皇」を排除せずに議論することを提言した読売新聞の同日付の記事について「何とも面妖な紙面でした。朝日新聞かと思わず二度見してしまいました」とX(旧ツイッター)に投稿した。

 安定的な皇位継承に向けた皇族数確保を巡っては、自民党の麻生太郎最高顧問と立憲民主党の野田佳彦代表が非公式の協議を続けており、国会の意見集約への最終局面を迎えている。

 長島氏は現状について「静かに議論を重ね、ようやく結論に近づいてきた大事な局面」と強調した。その上で男系男子の皇位継承は自民党、公明党、日本維新の会、国民民主党など主要8党・会派が堅持していることを踏まえ、「基本的な考え方を否定するような提言を大々的に打ち出す意図は奈辺にあるのでしょうか」と疑問を投げかけた。

 

 

「自民の考えは変わらない」 と言う言葉は信じていいのか?

 

<政治部取材メモ>「なんだこれは」永田町も唖然とした読売皇室提言「産経しっかりしろ」

産経新聞 2025/5/19 10:00

https://www.sankei.com/article/20250519-TPEYTNITJRLDNKYJVO3Q3XHA34/



産経
 

読売新聞東京本社=東京都千代田区(相川直輝撮影)

 

515日の永田町は言いようもない緊張感に包まれていた。最大部数を誇る読売新聞が同日付朝刊で、前例のない「女系天皇」の可能性を排除せずに検討すべきだと提言したからだ。折しも安定的な皇位継承や皇族数確保に関する与野党協議が大詰めを迎えた時期だ。伝統的な男系継承を重視する自民党や立憲民主党などの議員からは戸惑いだけでなく、産経新聞の奮闘を期待する声が上がった。

自民の考えは変わらない

 

  

 

「女系天皇」読売は昨年から主張していた 渡辺恒雄氏の「遺言」と考えるとつじつまが合う

記者の「暴論」

産経新聞 2025/5/17 19:40

https://www.sankei.com/article/20250517-3SGRO744WBG4ZPCYVVKGW2773A/


 

UHTQNIKXX5A3LOMYBBUKU6YQBA


 読売新聞が今月
15日付け朝刊で掲載した「皇統の安定 現実策を」との提言は政界や言論界に少なからぬ衝撃を与えた。内容そのものに新鮮味はなく、「皇室廃止論」のような過激なものでもなかった。あえて言えば、立憲民主党的な中道左派といった内容で、言葉は悪いが「女性が天皇になれないのはおかしい」「だれが天皇でもいい」程度の浅はかな考えの羅列に過ぎなかった。

問題はこの内容を、なぜ「大読売新聞」が堂々と掲載したかだ。現在、国会では安定的な皇位継承のための各党協議の取りまとめが進んでおり、掲載のタイミングに政治的な思惑を危惧する声がある。その真相は不明だが、一つだけ確認できた事実がある。

実は読売新聞はほぼ1年前の519日、今回の提言とほぼ同内容の社説を掲載していたのだ。「皇族数の確保 制度維持へ政治の責任は重い」との見出しで、当時の与野党の議論などを振り返りつつ、皇族女子の配偶者とその子を一般国民とすることに「皇室の政治的中立性や品位を保てるのだろうか」として、皇族にすることを勧めていた。

その上で、「そもそも皇室典範は、皇位の継承を男系男子に限っている。万が一、皇室を維持できなくなるような事態に備え、少なくとも皇族女子の子を皇族とすることは選択肢としてあり得よう」と主張。一読すると皇族女子のあり方を述べているようだが、非常に回りくどい言い方で、「皇位の継承」にも触れていることがわかる。

さらに、旧宮家の皇族復帰案については「戦後長い間、一般国民として過ごしてきた人」「その子に皇位継承資格を与えることが『国民の総意』に沿うと言えるのか」と疑義を呈している。「女系天皇」「旧宮家復帰反対」とは言っていないものの、今回の提言の下地になった文章であることは明らかだろう。

同じ新聞社なのだから当然と言えば当然かもしれないが、この社説が書かれた当時、読売新聞グループ本社の代表取締役主筆だった渡辺恒雄氏はまだ存命だったのである。渡辺氏が亡くなったのは昨年1219日。皇室に関わるような社説について主筆である渡辺氏が関係していなかったとは考えにくい。うがった見方をすれば、今回の提言の骨子的な部分は渡辺氏の考え方が相当反映されていたのではないか。

渡辺氏は東京帝国大学在学中、学徒動員で戦地に赴き、上官からの暴力などで相当に嫌な思いをしたことなどをインタビューなどで語っている。また、軍国主義、国家主義的な考えに反発して戦後の一時期、日本共産党の党員だったことも明かしている。読売新聞入社後は保守系の論客として知られたが、皇室や戦前の歴史などについては「保守系」の中でもやや違った考えを持っていたと指摘する見方もある。

今年2月にも読売は「皇位継承の議論 皇統の存続最優先に結論急げ」との社説を出している。今回の提言が掲載された後、ネット上などでは「読売が左傾化した」「渡辺氏が生きていたら」などの声が上がったが、「読売の豹変」というより、「渡辺氏の遺言」と推測した方が、つじつまは合うのではないか。

 


 

読売が「女系天皇容認」示唆の理由と国民・山尾氏の投稿、自民はフラフラするな 平井文夫

産経新聞 2025/5/17 15:00

https://www.sankei.com/article/20250517-66XLA7FYNFJ5NFI6L3WSW4FO2E/?outputType=theme_weekly-fuji



20250516-00000248-san-000-2-view
 

読売新聞の15日朝刊1面

 

読売新聞が15日朝刊で「女系天皇の容認」も示唆する提言を出したことに困惑の声が広がっている。

与野党は現在、衆参両院議長の下で、安定的な皇位継承のための皇族数確保策について協議を行っている。

これに対し、読売提言は女性皇族の身分を結婚後も保持する案に関連し、「夫や子にも皇族の身分を付与することで、皇族数の安定を図ることが妥当」とした上で、「女性天皇に加え、将来的には女系天皇の可能性も排除することなく、現実的な方策を検討すべき」と述べている。

また、旧宮家の男系男子を皇室に迎える案については、「国民の理解が得られるかどうかなど、不安視する声も少なくない。慎重に検討する必要がある」とネガティブな捉え方だ。

 

以下有料記事

 

 

 

読売に何が起きているのか、「皇統の安定」提言は「立法府の総意」をぶち壊す 八木秀次

産経新聞 2025/5/16 08:00

https://www.sankei.com/article/20250516-SJT55ZEKAJJPZOLVAEBAH7JZQA/



20250516-00000248-san-000-2-view
 

皇室典範改正などについて提言する15日付け読売新聞朝刊1

 

何を今さら新味のないものを。しかも、このタイミングで。やっとまとまりかけていた「立法府の総意」をぶち壊して振り出しに戻そうとするのか。事実誤認も散見される粗雑な内容でもある。

読売新聞は15日朝刊で「皇統の安定 現実策を」との大見出しを掲げた「読売新聞社提言」を発表した。現在、衆参正副議長の下で進められている安定的な皇位継承のための皇族数確保策についての各党協議の取りまとめへの対抗策にも見える。提言は、編集局と論説委員会などの記者が専門家らへの取材や勉強会を重ねて策定したとのことだ。

提言は、(1)皇統の存続を最優先に(2)象徴天皇制 維持すべき(3)女性宮家の創設を(4)夫・子も皇族に4項目を挙げている。

1)(2)に反対する者は天皇制廃絶論者以外にはいない。問題は(3)と(4)だ。

 

(中略)


旧宮家の皇室復帰にケチか

私の知る限り、ごく一部の意見であり、それも希望に過ぎない。社説は、旧宮家の皇室復帰にケチを付けるための「ためにする」意見に思える。この点も立憲民主党などの主張と同じだ。

穏健保守を論調としてきた読売新聞に、一体何が起きているのか。

 

 

女性皇族が「国民的スーパースター」と結婚したら読売提言「女系天皇」の危険 竹田恒泰

産経新聞 2025/5/16 14:00

https://www.sankei.com/article/20250516-YUTAWUUB5VNCPA6JPPMO2M743A/



20250517-00000096-san-000-9-view
 

竹田恒泰氏

 

旧皇族の竹田家出身で明治天皇の玄孫(やしゃご)にあたる作家、竹田恒泰氏が産経新聞の緊急インタビューに応じた。読売新聞社が15日朝刊で掲載した「皇統の安定 現実策を」と題する4項目の提言(皇統の存続を最優先に象徴天皇制 維持すべき女性宮家の創設を夫・子も皇族に)を、「天皇になれない人にまで範囲を広げようとしており、それは皇統ではない」と批判した。読売の「将来的な女系天皇の可能性も排除することなく、議論の着地点を模索してほしい」との主張にも、竹田氏は「国家の礎を危うくしかねない」と指摘した。

 

以下上記サイトへ。
 


不安71%なんて言う数字はおかしい。
こうして嘘の数字をあげてご誘導していく。
 

 

将来の皇位継承「不安」71%読売世論調査

読売新聞 2025/5/3() 5:00

https://www.yomiuri.co.jp/election/yoron-chosa/20250503-OYT1T50017/



読売
 

将来、皇位継承が難しくなる不安を感じるか

 

 読売新聞社が実施した憲法に関する全国世論調査で、将来、皇位継承が難しくなることに不安を「感じる」とした人が71%に上り、「感じない」の29%を上回った。

 皇室は現在、16人で構成されている。このうち皇位継承の資格があるのは秋篠宮さま(59)、秋篠宮家の長男悠仁さま(18)、常陸宮さま(89)の3人。不安を「感じる」とした人を年代別でみると、18〜39歳は66%、40〜59歳は71%、60歳以上は73%だった。男女別では男性66%、女性75%だった。

 憲法について、とくに関心を持っているものを複数回答で尋ねたところ、「天皇や皇室の問題」は30%で、昨年調査から5ポイント上昇した。

 安定的な皇位継承や皇族数の確保策を巡っては、衆参両院の正副議長と各党・会派の代表者らが参加する与野党協議が行われている。

 女性皇族が結婚後も皇室に残ることについては、「賛成」55%、「反対」7%、「どちらともいえない」37%。皇族の養子縁組を可能にして、旧皇族の男系男子を皇族にすることに「賛成」は24%、「反対」は20%で割れた。「どちらともいえない」は55%だった。

 


他の王室と比べて見よ!
長子優先、女子も天皇になど、他国の例にならうことは止めてほしい。
2684年・126代続いた男系皇統を絶やしてはならない!

d1ef100dd3ccbef264d93f03712c238f
 

次ページに続きます。





下記は以前読者さんからいただいたもの。
来月6月29日の講演です:


葛城奈海さんが会長をされている「皇統を守る国民連合の会」が、新たに「一般社団法人・
皇統を守る会」として再スタートするそうです。
そこで設立記念講演会が6月29日()に開催されるそうで、第1回目の公演は竹内久美子先
生ということです。著書の「皇室論」の出版記念も兼ねての公演です。

ポスター画像:
https://koutou-mamoru.com/wp/wp-content/uploads/2025/04/%E3%82%AA%E3%83%A2%E3%83%86%E7%94%BB%E5%83%8F%EF%BC%88Web%E7%94%A8%EF%BC%89-723x1024.png

6月29日ポスター


これは男系男子派にとってはまたとない素晴らしいお話が聞けそうです。私は遠いし家事育児
があって行けませんが、参加が可能な方はぜひ行ってみてはいかかでしょうか。

 

あなたは、「女性皇族の自由を奪うこと」「」皇位継承権の無い皇族男子を誕生させること」を望みますか?『女性皇族の婚姻後身分保持案』が抱える大問題
2025/4/30
https://www.youtube.com/watch?v=zDqgQjIoQ-g