映画「国宝」を見た当ブログにこの映画を観てないか、というコメントがあったので興味を抱き、観て来た。
日本に最初にコロナが持ち込まれ、横浜港に入港し、集団感染が起きた豪華客船ダイアモンドプリンセス号での最前線で戦った医療従事者たちの事実に基づいた話を映画化したもの。

今になってコロナウィルスなんてなかっただの、コロナは茶番だったとか、どうも胡散臭くてあまり観る気も起きなかったのだが、人気の映画と聞いて観て来た。

邦画には詳しくなくて、実際出演した俳優で知っているのは小栗旬と窪塚洋介だけ。他は知らない。
だから映画批評に誰それが良かったと書いているが誰のことかさっぱりわからない。
そんなわけでどうも冷めた思いで観ていた。

映画は、

20202月に新型コロナウイルスの集団感染となる豪華客船(ダイヤモンドプリンセス)が横浜港に入港する。災害派遣医療チームDMATは、未知のウイルスに対する不安と恐怖の中で、さまざまな葛藤を抱えながらも懸命に人命救助に当たる

タイトル”フロントライン“は最前線と言う意味。

ダイアモンドプリンセス号の最前線で戦った医療従事者たちの事実に基づいた話。

 

DMATとは、

「災害急性期に活動できる機動性を持ったトレーニングを受けた医療チーム」と定義されており、
災害派遣医療チーム Disaster edical ssistance eam の頭文字をとって略して「DMAT(ディーマット)」と呼ばれている。

 

災害派遣医療チームは、医師、看護師、医師・看護師以外の医療職および事務職員で構成され、大規模災害や多数の傷病者が発生した事故などの現場で、おおむね48時間以内に活動できる機動性を持った、専門的な訓練を受けた医療チームである。

その存在を知らなかった。


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フロントライン』は、2025613に公開された日本映画。監督は関根光才、主演は小栗旬

20202月に横浜港へ入港し、日本で初めて新型コロナウイルスの集団感染が発生した豪華客船ダイヤモンド・プリンセスを舞台に災害派遣医療チーム (DMAT)が奮闘する姿が描かれる。

 

エピソード:

キャストはそれぞれモデルとなった人たちと対面し、コミュニケーションを取り合った上で役作り、作品制作に取り組んだ。公開初日舞台挨拶の際にはモデルとなった人たちからキャスト11人に対して直接手紙が渡された

Wiki

 

 

最前線で闘った者たち。映画『フロントライン』特別映像(再会の日)(1:19)

https://www.youtube.com/watch?v=WCVsMGr0PW8


 

最前線フロントラインで闘っていた、実際のヒーローたちと出演キャストたちが、約1年半ぶりに再会を果たした特別映像を公開!

 小栗旬×松坂桃李×池松壮亮×窪塚洋介の豪華キャストで描く、日本で初めて新型コロナウイルス集団感染に挑んだ者たちの《事実に基づく》感動ドラマ。

 20202月横浜港――未知のウイルスに最前線で立ち向かったのは、私たちと同じ日常や家族を持ちながらも、目の前の「命」を救うことを最優先にした者たち。彼らは誰1人としてあきらめなかった。全員が下船し、かけがえのない日常を取り戻すために――


 

解説・あらすじ:

 日本で初めて新型コロナウイルスの集団感染が発生した豪華客船「ダイヤモンド・プリンセス」での実話を基に、 未知のウイルスに最前線で立ち向かった医師や看護師たちの闘いをオリジナル脚本で描いたドラマ。
 2020
23日、乗客乗員3711名を乗せた豪華客船が横浜港に入港した。香港で下船した乗客1名に新型コロナウイルスの感染が確認されており、船内では100人以上が症状を訴えていた。日本には大規模なウイルス対応を専門とする機関がなく、災害医療専門の医療ボランティア的組織「DMAT」が急きょ出動することに。彼らは治療法不明のウイルスを相手に自らの命を危険にさらしながらも、乗客全員を下船させるまであきらめずに闘い続ける。
 対策本部で指揮をとるDMAT指揮官・結城英晴を小栗旬、厚生労働省の役人・立松信貴を松坂桃李、現場で対応にあたるDMAT隊員・真田春人を池松壮亮、医師・仙道行義を窪塚洋介が演じ、森七菜、桜井ユキ、美村里江、吹越満、光石研、滝藤賢一が共演。「劇場版コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命」の増本淳プロデューサーが企画・脚本・プロデュースを手がけ、「生きてるだけで、愛。」の関根光才が監督を務めた。

(映画.com


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監督: 関根光才

 

キャスト:
小栗旬

松坂桃李
池松壮亮
森七菜
桜井ユキ
美村里江
吹越満
光石研
滝藤賢一
窪塚洋介

 

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製作国: 日本

製作年: 2025

上映時間: 129

 

上映館:

https://eiga.com/movie/103120/theater/

 

 

 

Filmarksコメント抜粋:

https://filmarks.com/movies/120266



・どんなウィルスなのか誰にも分からなかったあの頃、そこに治療を必要としてる人がいるからと入って行った医療チームの方たち。尊敬しかない。

乗客クルー医師他関係者の家族まで辛い事になるなんて未知のウイルスに翻弄された狂った状況だったな。2時間の映画にするとあっさり終わったように見てしまうのが残念だけど見てよかった。
マスコミの報道でしか知ることの出来ない立場としてはマスコミのやり方が本当に気に食わない。レポーターの疑問形で終わるレポがイラッとする。
窪塚洋介さんのテンポトーン話し方全てがかっこいいイケおじ医師。

・なにが本当なのか、情報に流されずに自分でよく考えて判断すべきだと思いましたし周りを巻き込まないことも大事だと感じました。

・日本人として、過去の大災害から何を学んでどう生かすか、パンデミックがSF映画から現実のものと認識した新型コロナ、果たしてその発端に我々はどう対応したのか、記憶が新しいうちに再確認したい、そんな思いにこの作品は応えてくれました。一歩距離を置いて、初動対応を眺めた時に、まだまだ欧米に比べ危機管理がお粗末で、CDCのような組織はできていないし、海に囲まれた島国なのに病院船もない、同じことが起こったときまた、献身的な医療従事者、DMATのような組織に頼るんだろうか?何もしない政治、熱しやすく冷めやすい(忘れやすい)国民性ゆえ、大いに心配してしまう。作品は素晴らしいのですが、不安もその分大きく、心底は楽しめませんでした。

・当時医療関係者を避ける流れがあった。危険を承知で未知の感染症に挑んだ尊敬すべき方々だったが、当時は恐ろしさがまさって冷静な判断が出来ないでいたのを思い出す。
福島の原発事故同様、忘れてはいけない事を映画として記録を残す作品。

・やっぱりマスコミはマスゴミなんだなと痛感🤯
窪塚洋介を久しぶりに見たけど、落ち着いた演技と『こんないい声してたっけ?』と思う程の声で、演技と共に引き込まれました。

・あの時、ダイヤモンドプリンセス船内ではどんなことが起こっていたか?その検証作品でもあるのかと興味があり鑑賞しました。
実にしっかりと取材もされたであろう大変良い作品で感動を覚えました。
小栗旬の、メディアに対して「あなた方はどっか面白がってません?本当に船内の乗客やスタッフのことを心配してますか?」の台詞は心に染みました。
未知のウイルス感染症に対するパニックから、不用意なSNSや不信感が醸成された事実も再認識し、本来の人間性を失わないようにその戒めとしたい。
間違いなく名作で、多くの方に観ていただきたい。

・普段見るようなジャンルでは無いものの実際に経験した事が題材なのでとっつきやすかった。
親に言われるがままマスクをしたり手を洗ったりしていてコロナって怖いな憂鬱だなと割と軽々しく思っていた日々だったけれど、最前線で活動していた人たちの命をかけて救おうとしている姿とのギャップを感じた。
医療従事者の方々に感謝

1週遅れて鑑賞
とてつもなく素晴らしい
こんなことが実際に起きてたなんてこれから先の人に言っても信じられないくらいの出来事だと改めて実感した
コロナ禍が終わったとは言えないが
コロナ最盛期の頃の生活・感情全てが思い返される作品
池松壮亮演じる真田がとてつもなく刺さった
終始涙が止まらなかった
良い作品でした

・素晴らしかった!
コロナが怖いものではなくなってしまった今、あの時の気持ちでは鑑賞できるか不安だったけどしっかり「あの時」に引き戻されました。
主役が現場にいない人物だったのは、やや違和感。そして窪塚洋介を知らない世代が見たら棒読みと感じるんじゃないかと変なことが気になった。
幼い兄弟シーン、泣けました。

・たった5年前、なのに忘れてかけている“怖い”出来事。この映画を“マスク”をして観ている人々。
私もこの頃から数ヶ月後、隔離された事を改めて思い出した。世界中が恐怖した、『新型コロナウィルス』の日本上陸はこの「船🚢」からか?
事実にもとづいた物語って………
私たちは、感染が拡大しはじめてからそのニュースをテレビ、メディア、新聞等で知りやがて実感しはじめた。しかし、、その起点となった“豪華客船”の内情はほとんど知らされず、詳細も報道されなかった。そういう意味では、この作品がどれだけ“脚本”を加筆されたかはわかりませんが、間違いなく日本国内に、充満したら『スター地点』ではなかったのだろうか?
窪塚さん、良いキャラクターの熱演。
よかったですー

20202月に新型コロナウイルスの集団感染となる豪華客船(ダイヤモンドプリンセス)が横浜港に入港する。災害派遣医療チームDMATは、未知のウイルスに対する不安と恐怖の中で、さまざまな葛藤を抱えながらも懸命に人命救助に当たる。
この作品は国民の誰もが直面した危機的状況下をリアルに描いており、そしてこの事態の最前線に立ち未知なるウイルスと戦い患者の命と国を守る為に翻弄した人達の物語。自分も実際にコロナウイルスに感染した事もあるし、濃厚接触者で隔離もされた経験もありました。この只事では無いし他人事ではない実際に現実で起きたパンデミックを映画として描いてくれた事にとても意義があると思いました。
キャスト陣も豪華でより物語に集中しやすくて、まるで2020年のあの頃を思い出す程のリアリティで溢れていました。どのキャストも真剣な表情から伝わってくる事態の緊急さがより物語に拍車を掛けており是非沢山の方々に観てもらいたいと思えました。松坂桃李演じるの厚生省の役人と小栗旬演じるDMATの統括の2人がこの事態を通して互いに協力していく展開も非常に良かったです。
実際にあの豪華客船で起こっていた事は知る由も無かったからこの映画がきっかけで色々と知れた事が増えてとても良かったです。