2025年08月10日
映画 「木の上の軍隊」
沖縄県の伊江島を舞台に、終戦を知らぬまま2年間ガジュマルの木の上で生活した2人の日本兵の物語を実話をもとに描いた映画。
井上ひさし原案、こまつ座で演じられた。
戦争末期の1945年、米軍が沖縄に侵攻し、激しい攻防戦の末、伊江島は壊滅的な状況に陥った。
そして終戦を知らぬまま2年間ガジュマルの木の上で生活した2人の日本兵の物語を実話をもとに描いた映画。
沖縄決戦にて木の上に潜み、終戦を知らず2年も籠城戦を続けた2人の軍人の話。
実話を元にした話で、舞台劇にもなっている。
ガジュマルの木は今も存在しているとのこと。
映画『木の上の軍隊』 予告編第二弾 (1:04)
https://www.youtube.com/watch?v=y7_hZ1ll30I
解説・あらすじ:
終戦に気づかないまま2年間も木の上で生き抜いた2人の日本兵の実話に着想を得た井上ひさし原案の同名舞台劇を、堤真一と山田裕貴の主演で映画化。
太平洋戦争末期の1945年。沖縄県伊江島に米軍が侵攻し、激しい攻防の末に島は壊滅的な状況に陥っていた。宮崎から派兵された山下一雄少尉と沖縄出身の新兵・安慶名セイジュンは敵の銃撃に追い詰められ、大きなガジュマルの木の上に身を潜める。圧倒的な戦力の差を目の当たりにした山下は、援軍が来るまでその場で待機することに。戦闘経験豊富で厳格な上官・山下と、島から出た経験がなくどこか呑気な安慶名は、噛みあわない会話を交わしながらも2人きりで恐怖と飢えに耐え続ける。やがて戦争は終結するが2人はその事実を知るすべもなく、木の上で“孤独な戦争”を続ける。
原作舞台劇で上官役を務めた山西惇のほか、沖縄出身の津波竜斗、川田広樹(ガレッジセール)らが共演。「ミラクルシティコザ」で知られる沖縄出身の平一紘が監督・脚本を手がけ、全編沖縄ロケで完成させた。

監督: 平一紘
キャスト:
堤真一
山田裕貴
津波竜斗
玉代勢圭司
尚玄
岸本尚泰
城間やよい
川田広樹
玉城凛
西平寿久
製作国: 日本
製作年: 2025年
上映時間: 128分
上映館:
https://eiga.com/movie/103062/theater/
Filmarksコメント抜粋:
https://filmarks.com/movies/120087
・与那嶺の話しをするセイジュンがほんとにピュアで2人の友情がほほえましい。それゆえにそんな日常を壊していく戦争には怒りしかない。「どうしてここなんですか!」心に刺さった。昨今の日本の軍事状況をみると沖縄の地が再び戦場となってしまわないかと危惧する。しっかりと見ていかなくてはならない。
堤真一と山田裕貴すばらしかった。多くが2人だけの場面であったが、アウンの呼吸で飽きさせない。減量も大変だったろう。おつかれさまでした。
・結構重めの話かと思っていましたが、笑いの部分があって肩肘張らずに見ることが出来ました。
戦争、飢餓、家族など、様々な葛藤がありながらも極限状態の中生き続けた日本兵2人を演じた堤真一さんと山田裕貴さんの演技力が素晴らしかったです。
・戦争映画は身構えて見てしまうものだが、緊張感の中にも日常の平穏さも感じる誰でも受け取りやすい作品。
だからこそ、普通の日の延長線上に戦争があるのだとも思えた。
ほぼ2人で描かれるのだが、そこに沖縄生まれか否かの違いで沖縄戦の見え方を多角的にさせる演出が非常に上手い。現代の基地問題にも繋がる台詞にはドキッとさせられた。
まだ終わってないんです、沖縄の人たちにとってはその通りなのかもしれない、と。
・意外とコミカルなシーンが多くて驚いたけど、のんびりとした空気を描くほど2人が置かれた状況の異常性が強調されていくというのが恐ろしかった。故郷の島だけではなく2人の中の“なにか”も戦争によって変わってしまったのだという しんどかったけど希望が見える終わり方でよかったな。
・沖縄の視点を強く感じた。上官は日本で、彼は沖縄をそれぞれ象徴しているキャラクターだろう。そう思うと、この物語のストーリー自体が非常に示唆的だ。
自らの先祖を、土地を、日本という国全体の為だと使い捨てられた。許されざる過去である。二度とそんなことがあってはならない。
・葛藤しながらも現実は食べなきゃ死ぬ。2人の役作りから見えた生死の際がすごすぎた。飛行機の飛ばない日曜日、立場が一瞬逆転するのは良い。それ以外ずっと重くてしんどかった。
・終戦後2年も知らずに木の上で生活していたという実話で、友達や仲間が殺されるシーンは辛かった。
生き残る為に食料を探したり、敵の国の食べ物を悔しいながらも食べるしかなかった。
今では考えられない。
普通に寝る場所もあって、食べるものもある今の生活を、当たり前じゃないことと感謝しないといけない。
・二人の生活が段々と「非日常」から「日常」に変わっていく中で、
セイジュンと上官の「日常」というものへの捉え方が異なっているのが、とても考えさせられる。
「戦争状態」から解き放たれ、戻りたくない家族という現実から逃げ続ける上官と、故郷も家族も友達も、自らの将来も見えぬセイジュンが「非日常」の延長を続けなければならない状況が、お互いの心持ちや、極限状態での主張をぶつけ合うシーンが繰り返されるのがとても印象的。
だからこそ「海が見たい」というセイジュンのたった一つの望みは
海に囲まれたこの島で、そこに何を求めているのかというのをより考えさせられる。
キャスティングもしっかりはまっているし、
演出だったりもかなり上手く、全く違和感なく見れるのも素晴らしい。
・W主演の2人の演技が最高でした。
山田裕貴君の素朴な兵士役すごく良かった。
2年もの間 ガジュマルの木の上を基地として潜伏してるから 食料がなく だんだん痩せていく姿も見応えありました。
役作りって大変だなぁと思いました。
・太平洋戦争末期の沖縄で終戦を知らずに米軍からの攻撃を逃れるために登ったガジュマルの木の上で生活していた日本兵たちの姿を描いた戦争ドラマ。
終戦を知らずに戦争の中でアメリカを恨み生き続けた日本兵たちの映画。ほのぼのした雰囲気もありながら戦争の過酷さや恐ろしさ、当時の日本国民の国家への忠誠などが描かれていた。映画としてメッセージ性が強い感情に訴えかけるような映画だったけれど、思っていたよりもエンタメ要素が強くてスリリングな展開もあって飽きなかった。堤真一の山田裕貴は本当にすごい俳優さんだと思う。
・見て良かった!宮崎から来た上官の山下(堤真一)と地元沖縄出身の新兵(山田裕貴)、生き残った2人が木の上で2年間援軍を待つという実話を元にした作品。厳しい軍のヒエラルキーにおいて階級の違う2人が寝食を共にしながらぶつかり合うところが見応えあった。特に新兵のセイジュンは心が真っ直ぐで家族や友達思い。セイジュンの言葉は嘘偽りがなくそのまま心に刺さる。帰りたい。でも元の沖縄に帰ることはできない。





