久々のデカプリオの映画、でも年取ったなあ、デカプリオ。
映画タイトル、"Battle after another”は、次々と戦いがやってくる、"戦いのあとに戦いがやってくる" という意味ね。


デカプリオ演じるパット・カルフーンと相手の女性、パーフィディア(テヤナ・テーラー)、は革命家だった。
当時捕まったパーフィディアは、軍人のロックジョー(ショーン・ペン)に、モーテルでの性的関係を条件に解放された。


その後パーフィディアは、シャーリーンを出産するが、革命活動を優先し、パットと娘を捨てる。
失踪したのか、死んだのか、よくわからないが、パットは、産まれた娘と隠れて生活し16年、美しい16歳に成長した。
パットは娘シャーリーンを連れ、それぞれボブ・ファーガソンウィラ・ファーガソンとして身を隠す。
ところが娘、ウィラは突然誘拐されてしまう。

協力してくれた空手の先生は”センセイ”と呼ばれて逃亡するパットに協力してくれる。

ウィラは、革命尼僧の修道院に連れていかれる、匿われるが、軍人ロックジョーに見つかり、彼女がパーフィディアとロックジョーの間の娘かDNAを採取して調べるが、白人至上主義の秘密結社にそれがバレるとまずいのでウィラ抹殺を試みる。
その後は次々と戦いの連続は、観てのお楽しみ。

映画 「ワン・バトル・アフター・アナザー」



映画『ワン・バトル・アフター・アナザー』本予告 (2:21)

https://www.youtube.com/watch?v=JueoSgwVDBk

 


解説:あらすじ:

ベルリン、カンヌ、ベネチアの3大映画祭で受賞歴を誇るポール・トーマス・アンダーソンが、レオナルド・ディカプリオを主演に迎えて手がけた監督作。トマス・ピンチョンの小説「ヴァインランド」からインスピレーションを得た物語で、冴えない元革命家の男が、何者かにひとり娘を狙われたことから次々と現れる刺客たちとの戦いを強いられ、逃げる者と追う者が入り乱れる追走劇を展開する。

かつては世を騒がせた革命家だったが、いまは平凡で冴えない日々を過ごすボブ。そんな彼の大切なひとり娘ウィラが、とある理由から命を狙われることとなってしまう。娘を守るため、次から次へと現れる刺客たちとの戦いに身を投じるボブだが、無慈悲な軍人のロックジョーが異常な執着心でウィラを狙い、父娘を追い詰めていく。

逃げ続ける中で革命家時代の闘争心を次第によみがえらせていくボブを、レオナルド・ディカプリオが演じ、ボブの宿敵であり、娘ウィラに執拗な執着をみせる軍人ロックジョーをショーン・ペンが怪演。ボブのピンチに現れる空手道場の謎のセンセイ(先生)をベニチオ・デル・トロ、ボブの革命家仲間をレジーナ・ホール、妻でカリスマ革命家をテヤナ・テイラーが演じ、新進俳優チェイス・インフィニティが娘ウィラ役を務める。

(映画.com

 

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監督: ポール・トーマス・アンダーソン

 

キャスト:


レオナルド・ディカプリオ

ショーン・ペン

ベニチオ・デル・トロ

レジーナ・ホール

テヤナ・テイラー英語版

チェイス・インフィニティ

アラナ・ハイム

ウッド・ハリス

シェイナ・マクヘイル英語版

 

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原題: One Battle After Another

製作国: アメリカ

製作年: 2025

上映時間: 162

 

上映館:

https://eiga.com/movie/104106/theater/

 

 

 

 

Filmarksコメント抜粋:

https://filmarks.com/movies/121982


 

・ふざけたCMからは全く想像出来ない展開で
とっても面白かった。
イカれた革命女と狂った変態警察官と
イカれ女に愛されたダメ男と
ダメ男に託されたまともな娘の物語。
革命活動と闘争劇と救出劇。
どれもスリルがあって
ドキドキワクワク。
危なくスルーするところだった。
これは劇場で観るべき作品ですと
思える作品でとっても楽しめます♪

・登場人物全員狂ってるけど、一人一人が己の粋を貫いてて最高。
序盤は、は?なにこれって思ってたのに、気づいたらなにこれ大好きかもぉ!!ってなってた。
私の類友は観るべし。

・アカデミー賞最有力候補ということで鑑賞。長尺の作品は敬遠気味なんけど、寝落ちすることもなくサクサク話が進んで苦にならなかった。喜怒哀楽が詰まっているというか、登場人物の描き方が丁寧で共感する場面も多かった。カーチェイスのシーンは迫力があったけど、あんなにアップダウンの激しい道路は酔いそう。完全にアトラクションじゃん😆 
前編と後編っぽいストーリー、長尺まるっと楽しませて貰ってコスパ良かった。セリフ少なめのエキサイティングな映画♪

・自由律俳句や散文詩の趣を感じる作品。
序盤は時間の経過を広いピッチで捉えているのでやや散漫な印象を受けるが、物語が進んで観客の脳内で情報がまとまるにつれてピッチも狭くなるので、気持ちもだんだん乗ってくる。
個人的には、終盤で上下にうねった車道を行くシーンが映画の大スクリーンでこそ威力を発揮する表現で描かれている事に、特に感銘を受けた。これほど映画館向きなシーンを目の当たりにしたのは久しぶりな気がする。

・風刺も交えながら、クスッと笑えるところがたくさんあった、闘う映画。
今の時代、さまざまな主張を持って、運動や革命が行われているが、意外とその主張を理解せず参加してる人やその主張に対して真剣に向き合っている人は少ないのかもしれないということを気付かされる映画だった。

・娘への愛は大きいが常にラリってるわ肝心なところで建物から落ちるわで「結局何もやってないよね……」なパパ、白人男根至上主義だが情けなくもある倒錯マゾ軍人、逞しくも弱い一面もある娘、飄々としながら手助けをする姿がクソかっこいいセンセイ、などなど生き生きとして濃ゆいキャラクターによる群像追いかけっこが熱すぎる。
ジョニー・グリーンウッドの音楽もいいし、持ち運びDNA検査マシーンみたいな小道具もいい。

・ディカプリオは最早ガナり散らしてるだけでもドラマを産み出す。
愛娘を巡る元革命家の激ギレ親父と変態軍人の因縁の闘争劇。
移民問題や白人至上主義等の問題を絡めた、162分がアッという間に過ぎ去るパワー溢れるポリティカルアクション。
ドリフト等の横の動きで魅せるカーアクションは見慣れたものだけど、道の起伏を活かした縦移動でハラハラさせるクライマックスのチェイスの撮り方は初めて観た。
画期的でとても良い。
もう未来永劫日本に銃社会は到来しないで欲しいね。
大勢が銃持って「革命だァ!突撃ィ‼」ってやってる場面、末恐ろしくて観れなくなっちゃうから。
毎回思うけど、こういう暴動とか市街地戦のシーン現地の人どういう心境で観てんだろ。

・面白かった〜
いつからか情けない男が似合うようになったディカプリオ
ダメっぷりを楽しみに見に行ったようなもん
後半のカーチェイスシーン、あんなに静かで地味なのにドキドキが凄かった

・冴えない元革命家が娘の為に戦いに身を投じていくクライムコメディ。
ガッツリ報復するんかと思って観てたらディカプリオは終始テンパってるだけやった。
予想外の展開で面白いしコメディ要素もキレがいい。
Thank youセンセイ”