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2026年04月19日

映画 「ハムネット」

この映画の題名は、シェークスピアの息子の名前、”ハムネット”からとったもの。
シェークスピアの4大悲劇のひとつに”ハムレット”がある。

ハムレットは、デンマーク王子の復讐と苦悩を描くシェイクスピアの四大悲劇の一つ。

「ハムレット」は劇中人物で、架空の王子。

父王を殺されたデンマーク王子ハムレットが、復讐と生の意味に苦悩する物語。

 

ハムレットとハムネットの主な違いは、 「ハムレット」がシェイクスピアの悲劇の題名・主人公であるのに対し、「ハムネット」はそのモデルとされる実在の息子の名前であり、その息子と家族を描く小説・映画の題名になっているのがこの映画。

実はシェークスピアのどの作品も読んでない。
読まないでいきなり映画を観たのでストーリーも頭に入ってなかった。

「ハムネット」でウィリアム・シェイクスピアの妻アグネスを演じたジェシー・バックリーが今年2026年第98回アカデミー賞の主演女優賞を受賞。

映画 「ハムネット」



映画『ハムネット』予告編 (1:30)

https://www.youtube.com/watch?v=2jUwlcIEKiM

 

  

解説・あらすじ:

ノマドランド」のクロエ・ジャオ監督が、シェイクスピアの名作戯曲「ハムレット」の誕生の背景にあった悲劇と愛の物語を、フィクションを交えながら描いたドラマ。北アイルランドの作家マギー・オファーレルが2020年に発表し、英女性小説賞と全米批評家協会賞を受賞した同名小説を映画化した。

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世紀イングランドの小さな村。薬草の知識を持ち不思議な力を宿したアグネス・シェイクスピアは、作家としてロンドンで活動する夫ウィリアムが不在のため、3人の子どもたちと暮らしている。ペスト禍のなかで子どもたちを守り奮闘するアグネスだったが、不運にも11歳の息子ハムネットが命を落とし、家族は深い悲しみに包まれる。

「ウーマン・トーキング 私たちの選択」のジェシー・バックリーがアグネス、「aftersun アフターサン」のポール・メスカルがウィリアムを演じ、「奇跡の海」のエミリー・ワトソン、「ブルータリスト」のジョー・アルウィンが共演。スティーブン・スピルバーグとサム・メンデスが製作に名を連ねた。第98回アカデミー賞では作品賞ほか計8部門にノミネートされ、ジェシー・バックリーが主演女優賞を受賞した。

(映画.com


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監督: クロエ・ジャオ

クロエ・ジャオ

 
中国の北京出身で、継母は女優の宋丹丹(ソン・タンタン)。ロンドンの寄宿学校とロサンゼルスの高校でポップカルチャーを浴び、反抗的な青春時代を送る。
大学では政治科学を専攻。職を転々とした後にニューヨーク大学ティッシュ・スクール・オブ・アートで映画制作を始め、短編「
Daughters」(10)で高い評価を得る。現代のアメリカインディアンの若者の生活を描いた長編第1作「兄が教えてくれた歌」(15)、同じく現代に生きるカウボーイを追った第2作「ザ・ライダー」(17)はともにカンヌ国際映画祭で上映され、後者がインディペンデント・スピリット賞の作品賞及び監督賞の候補となるとともに、自身は気鋭の女性監督に贈られるボニー賞を受賞。フランシス・マクドーマンドを主演に迎えた「ノマドランド」(20)は、第93回アカデミー賞で作品賞を受賞したほか、自身もアジア系女性として史上初、女性監督としても史上2人目となる監督賞に輝いた。
同作に続いて、マーベル映画「
エターナルズ」(21
)の監督に抜てきされ、大作アクション映画でメガホンをとった。
(Wiki)

 

キャスト:

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原題: Hamnet

製作国: イギリス

製作年: 2025

上映時間: 126

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上映館:

https://eiga.com/movie/104631/theater/

 

 

Filmarskコメント抜粋:

https://filmarks.com/movies/124636



生きることと死ぬことをテーマに描かれた映画だった。
映画を見終わってからも心に残り続ける素晴らしい映画だった。

・シェイクスピア夫妻の愛と悲劇の物語。
ウィリアムシェイクスピアが劇作家であり詩人だからか、戯曲イズムな映画でした。
一回聞くだけでは台詞の意図を完璧に理解できなかった。(笑)
1500年代の人達の常識ですし、旦那があそこまで奔放的に生きることも然程逸脱したことではないのでしょうか…。
現代では旦那がこんなに家を離れれば単身赴任のように扱われますしね。家庭は女性の領域という解釈が、この時代では当然のようなので。
彼等の家庭の中は妙にリアルで湿っぽい。
「天才」のフィルターがかかった彼も、家を空け、仕事優先で動く人でしたね。
逆に妻側は、自然、身体感覚、死の気配について敏感で、読者が入り込みやすい構造になっていました。
感情の共有がズレている放任主義な人と過干渉な人の組み合わせは食い違いが発生しやすいのだと、きっと。
ロマンでもドラマでもなく、人間のズレを描いた観察記録のような映画です。
最後の劇に関しては、現実世界で処理できなかった悲しみを劇で昇華するということですよね。あれでチャラになった感じが、和解してしまったところが、どうも旦那側にも妻側にも共感はできなかった。

・物語の力ってとてつもない。
立ち直れないと思う絶望感、そこからまた這いあがる力はみんなが持ってる。自分の人生を物語化して受け止めていかなければならないのだと改めて認識した。

・素晴らしい!ジェシー・バックリーの熱演とポール・メスカルの落ち着いた物腰によって「ハムレット」の裏話が感動の物語になりました。文学作品がメインテーマかと思いきや、一つの家族の愛の絆を描いているもので、どの家庭にも共通の問題である妻のワンオペからの不満や不安が浮き彫りになっています。シェークスピアに関する映画に共感できるとは想定外でした。
長男が父に誓った「勇気を出す」ことを実践したのは辛いですが立派と思いたいです。

・実に王道感ある、悪く言えばベタすぎな展開と作り。「このベストセラー小説でアカデミー賞獲る」と決めた業界の大物たちが、うまくはまりそうなクロエジャオやジェシーバックリーを引っ張りこんだんだろうなーとスピルバーグの顔がチラつく。
ハムネット少年が亡くなるシーンと、ラストでマックスリヒターの曲が流れるシーン(Arrivalと使い方ガチかぶり)は演出がベタベタすぎてちょっと…
Wild Rose
から応援していたジェシーのオスカー受賞は喜ばしいとして、ポールメスカルが相変わらずエモく素晴らしい。
長谷川町蔵氏のPodcastを聞いて、原作ちょっと弱いのかもと思った。

・あっと言う前に終わってしまったくらい入り込んだ。最後の盛り上がりが感動。シェークスピアの生涯で実の子どもは彼自身や作品に多大な影響与えるよねと再確認。妻アグネスのワイルドな演技も良かったし、うっそうとした緑とそこに降り注ぐ太陽の映像も素敵だった。

・予告編で気になりつつ昨日やっと仕事帰りに鑑賞しました。先ずタイトルの「ハムネット」が「ハムレット」じゃないのねと純粋に思ったり(冒頭で説明文が入りました)自分はシェイクスピアなどの知識が皆無なので最初スピリチュアル系かヒーリング系どういう物語なのか想像がつかずでしたが…出産シーン以降の展開が引き込まれていきました。あまり〇〇賞ノミネートや受賞とか気負わず、いつもと違ったジャンルを観るのも新鮮でした。

・こんなに食らうとは思わなかった…()
"
シェイクスピアの最高傑作、ハムレットは如何にして生まれたか"って謳い文句で観に行ったのに、途中であぁ、そうだ!この人シェイクスピアだった!って忘れてたくらい、夫婦愛や家族愛、胸が張り裂けるほどの哀しみと絶望に心が持っていかれてた。ラストの戯曲はシェイクスピアの贖罪にも感じたし、夫婦の救いにも感じて号泣だった…
音楽も素晴らしい…。

・今年のオスカー主演女優賞ジェシーバックリーはもちろん、とにかく演技が素晴らしい!!情感がものすごい質量で伝わる。ラストは言わずもがな、ずーっと。特に子供役の演技に胸を打たれた…。そしてイギリスの森林地帯の匂いが感じられるような映像、ライティング、録音。まさにクロエジャオっぽさを身体いっぱいに浴びました。
シェイクスピアのハムレットを前提に置いた話だけど、主人公はシェイクスピアではなくてその妻のアグネス。更に“ハムネット”というタイトルは夫婦の3人の子供のうちの1人の名前。シェイクスピアが主役ではないってのをとても意識的にやってる。なんならこの男がシェイクスピアだよね?とずっと少しだけ疑いながら見てた。たぶん彼、終盤までずっと名前呼ばれないよね?それが意図的な仕掛けだったと今思えばですが、それくらいシェイクスピアではなく、家族の話。しかもシェイクスピアの家族というよりはアグネスの家族の話。
ただ、シェイクスピアを1人の夫、父親として描くだけではなくて、終盤はそこにちゃんとハムレットが乗ってくる。
芸術で悲しみを悼むことができる。悲劇とはなんと真摯な救済なんでしょうね…。ハムレットがどういう話なのかイギリス人のように学んでいなくても十分に伝わる。誰もが知る“To be, Or Not to be, That is the question”の台詞がなぜ400年もの間語り継がれているのか初めて腑に落ちたし、その上でまた別の解釈を見せてくれたのが本当に素晴らしかったです…。


 

 


 



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remmikki at 09:30│Comments(0)映画 

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