崇高な使命を持ってアフガニスタンの砂漠を緑化した中村哲医師、襲撃されて亡くなられ、ご冥福をお祈りいたします。
亡くなられた方を冒とくはしたくないが、中村医師の憲法9条を信じたがための結果に一言知らせたく記事にする。
中村医師は憲法9条を信じて日本も自分も90条のおかげで襲われないで済んでいると信じて活動してきたと聞いていささかびっくりした。
下記は記事の抜粋です。全文は下記サイトをご覧ください。
「この人に聞きたい」
中村哲さんに聞いた
アフガニスタンという国で、9条をバックボーンに活動を続けてきた。
http://www.magazine9.jp/interv/tetsu/tetsu.php
(前略)
編集部
ペシャワール会は、そういうことからは無縁であったということですね。
そうです。それに僕はやっぱり、日本の憲法、ことに憲法9条というものの存在も大きいと思っています。
憲法9条、ですか。
ええ、9条です。昨年、アフガニスタンの外務大臣が日本を訪問しましたね。そのとき、彼が平和憲法に触れた発言をしていました。アフガンの人たちみんなが、平和憲法やとりわけ9条について知っているわけではありません。でも、外相は「日本にはそういう憲法がある。だから、アフガニスタンとしては、日本に軍事活動を期待しているわけではない。日本は民生分野で平和的な活動を通じて、我々のために素晴らしい活動をしてくれると信じている」というようなことを語っていたんですね。
平和国家日本、ですね。
ある意味「美しき誤解」かもしれませんが、そういうふうに、日本の平和的なイメージが非常な好印象を、アフガンの人たちに与えていることは事実です。日本人だけは、別格なんですよ。
日本人と他国の人たちを区別している?
極端なことを言えば、欧米人に対してはまったく躊躇がない。白人をみれば「やっちゃえ」という感覚はありますよ。でもね、そういう日本人への見方というのも、最近はずいぶん変わってきたんです。
それは、なぜ、いつごろから、どのように変わってきたんですか?
いちばんのキッカケは湾岸戦争。そして、もっとも身近なのは、もちろんアフガン空爆です。アメリカが要請してもいない段階で、日本は真っ先に空爆を支持し、その行動にすすんで貢献しようとした。その態度を見て、ガッカリしたアフガン人はほんとうに多かったんじゃないでしょうかね。
せっかくの親日感情が、そのために薄らいでしまったんですね。
それでも、いまでもほかの国に比べたら、日本への感情はとても親しいものです。この感情を大事にしなければならないと思うんです。湾岸戦争のときに、「日本は血も汗も流さずお金だけばら撒いて、しかも国際社会から何の感謝もされなかった。それが、トラウマになっている」なんて、自民党の議員さんたちはよく言うようですけど、なんでそんなことがトラウマになるんですか。「お金の使い方が間違っていた」と言うのならいいのですが、「もっと血と汗を流せ」という方向へ行って、とうとうイラクへは自衛隊まで派遣してしまった。僕は、これはとても大きな転回点だったと思っています。
これまでは、海外に軍事力を派遣しない、ということが日本の最大の国際貢献だったはずなのに、とうとうそれを破ってしまったんです。これは、戦争協力ですよね。そんなお金があるんだったら、福祉だの農業復興だの何だの、ほかに使い道はいくらでもあるというのに。
ほんとうにそうですね。お金をどのように使うか、国際貢献とか国際援助とかいうのなら、最初に中村さんがおっしゃったように、まず「生存」のために使うべきですよね。
日本は、軍事力を用いない分野での貢献や援助を果たすべきなんです。現地で活動していると、力の虚しさ、というのがほんとうに身に沁みます。銃で押さえ込めば、銃で反撃されます。当たり前のことです。でも、ようやく流れ始めた用水路を、誰が破壊しますか。緑色に復活した農地に、誰が爆弾を撃ち込みたいと思いますか。それを造ったのが日本人だと分かれば、少し失われた親日感情はすぐに戻ってきます。それが、ほんとうの外交じゃないかと、僕は確信しているんですが。
9条は、僕らの活動を支えてくれる
リアルで大きな力
編集部
そう言えば、雑誌『SIGHT』(07年1月)のインタビューで、「9条がリアルで大きな力だったという現実。これはもっと知られるべきなんじゃないか」とおっしゃっていましたね。
★中村
そうなんですよ。ほんとうにそうなんです。僕は憲法9条なんて、特に意識したことはなかった。でもね、向こうに行って、9条がバックボーンとして僕らの活動を支えていてくれる、これが我々を守ってきてくれたんだな、という実感がありますよ。体で感じた想いですよ。
武器など絶対に使用しないで、平和を具現化する。それが具体的な形として存在しているのが日本という国の平和憲法、9条ですよ。それを、現地の人たちも分かってくれているんです。だから、政府側も反政府側も、タリバンだって我々には手を出さない。むしろ、守ってくれているんです。9条があるから、海外ではこれまで絶対に銃を撃たなかった日本。それが、ほんとうの日本の強味なんですよ。
編集部
その体で実感した9条を手放すことには、どうしても納得できない。
★中村
具体的に、リアルに、何よりも物理的に、僕らを守ってくれているものを、なんで手放す必要があるんでしょうか。危険だと言われる地域で活動していると、その9条のありがたさをつくづく感じるんです。日本は、その9条にのっとった行動をしてきた。
中村哲(なかむら・てつ)
1946年福岡市生まれ。九州大学医学部卒。NGO「ペシャワール会」現地代表、PMS(ペシャワール会医療サービス)総院長。
専門は神経内科(現地では内科・外科もこなす)。国内の診療所勤務を経て、1984年パキスタン北西辺境州の州都のペシャワールに赴任。
ハンセン病を中心としたアフガン難民の診療に携わったのをきっかけに、井戸・水路工事による水源確保事業など現地での支援活動を続ける。
著書に『医者、用水路を拓く−−アフガンの大地から世界の虚構に挑む』(石風社)『アフガニスタンで考える−−国際貢献と憲法九条』(岩波ブックレット)など。
下記は
「正しい歴史認識」ブログから
http://deliciousicecoffee.jp/blog-entry-7717.html
アフガニスタン
結局、日本国憲法9条は、中村哲たちを守ってくれなかった!
「憲法9条があれば、政府側も反政府側も、タリバンだって我々には手を出さない。むしろ、守ってくれているんです」という中村哲の主張は、間違い、勘違い、嘘、出鱈目だったことが証明された!
間違いが判明するのは、今回のように銃撃され殺害された後になってからだ。
日本国民は、中村哲のような「憲法9条が我々を守ってくれている」とか「憲法9条が日本を守ってくれている」などと言う勘違い野郎や嘘吐きペテン師に絶対に騙されてはいけない!
福島瑞穂も辛淑玉も
「9条はね、『自分たちは戦争しない、自分たちは殺さない』で終わってますよね。
私は、それは違うと思う。
殺されても殺さない!
相手がどんな暴力をふるっても、自分は暴力をふるわない!
という徹底的な意思表示を見せるべき。
そういう覚悟がないと殺してしまう」
というバカなことを言い続けている。
パヨク「とんでもない奴が攻めてきたら、もう黙って殺されちゃえば良い!」
「絶対に憲法9条は守るべき。
仮に、とんでもない奴が攻めてきたら、もう黙って殺されちゃえば良いんだと思う。
侵略されても戦争をせず滅亡したら『昔、日本という良い民族がいたんだな』と思えば良いじゃないですか。」
森永卓郎も敵が攻めて来たら殺されちゃえばいい、と言っている。
「日本は無くなってしまっていいという考え、昔、日本という良い民族がいた」と思えばいい、なんてバカなの?
「絶対に憲法9条は守るべき」それで殺されてしまえばいいわけ?
ウクライナの留学生の言葉を真摯に聞いてほしい:
ウクライナの自体験を踏まえた提言
ウクライナ人
日本の護憲派の主張はウクライナの過ちと非常に似ているので危機感を覚える。
ウクライナは、沢山あった核兵器を全て譲渡し、100万人の軍隊を20万人に縮小し、NATOなど軍事同盟にも加盟しなかったら、ロシアに侵略されて多数のウクライナ人が死んで領土を失った。
ウクライナがやったような「非核、軍縮、非軍事同盟」の平和主義を素晴らしいと考える日本共産党のような自称「平和主義者」をウクライナの前線に連れて行って聞きたい。
「言葉によって戦争を止められるものなら、その言葉を教えてください!実際の戦地で平和の精神を伝えてほしい!」
抑止力を無くして平和を得た国は無い。