映画

映画 「ゲッペルス ヒトラーをプロデュースした男」

1933年のヒトラー首相就任から1945年まで、ナチスドイツの宣伝大臣として国民を煽動したゲッベルスのことを描いた映画。

ゲッベルスは、自身の地位を回復するため、ヒトラーが望む反ユダヤ映画の製作や、大衆を煽動する演説、綿密に計画された戦勝パレードを次々と企画。国民の熱狂とヒトラーからの信頼を取り戻していく。
当時のプロパガンダに扇動される民衆が現代にも通じていると感じた。

家庭では1男5女を持つ子だくさんのカトリック信者だったそうだが、愛人を持ち、ヒトラーに別れろ、と注意される。それにしても彼の奥さん、どうしてヒトラーとあんなに親しかったのだろう?

映画の中に実際の映像もかなりあり、衝撃的なシーンには目を塞ぎたくなる。

しかし、プロパガンダは恐ろしい。
現代だって、枠珍や米大統領のことや皇室だってメディアのプロパガンダで簡単に騙されている人達が多数だ。
嘘を見破っているのは当ブログの読者さんたちやごくわずかなブロガーやユーチューバーたちだけ。
皆さん、騙されないようにしないと、命も狙われます。



プロパガンダの天才の半生...映画『ゲッベルス ヒトラーをプロデュースした男』予告編 (1:49)

https://www.youtube.com/watch?v=7PlSx_a8mzs

 

 

 

解説:

アドルフ・ヒトラーの腹心にして、プロパガンダを主導する宣伝大臣を務めた政治家ヨーゼフ・ゲッベルスの半生を描いたドラマ。

1933
年のヒトラー首相就任から1945年まで、ナチスドイツの宣伝大臣として国民を煽動したゲッベルス。当初は平和を強調していたが、ユダヤ人排除や侵略戦争へと突き進んでいくヒトラーから激しく批判され、信頼を失ってしまう。愛人との関係も断ち切られたゲッベルスは、自身の地位を回復するため、ヒトラーが望む反ユダヤ映画の製作や、大衆を煽動する演説、綿密に計画された戦勝パレードを次々と企画。国民の熱狂とヒトラーからの信頼を取り戻していく。やがて戦況が絶望的になるなか、ゲッベルスはヒトラーとともに第三帝国のイメージを後世に残す過激なプロパガンダを仕掛ける。

「ある一生」「パリよ、永遠に」のロベルト・シュタットローバーがゲッベルスを演じた。2024年ミュンヘン国際映画祭にて観客賞を受賞。

(映画.com

 

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監督:ヨアヒム・A・ラング 

 

出演: 

 

ロバート・スタットローバー

ヨーゼフ・ゲッベルス

フリッツ・カール

アドルフ・ヒトラー

フランツィスカ・ワイズ

マグダ・ゲッベルス

ドミニク・マリンガー

モーリツ・フュアマン

ティル・フィリット

クリストフ・フランケン

ミヒャエル・グランチュニク

 
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原題: Fuhrer und Verfuhrer

製作国: ドイツ・スロバキア合作

製作年: 2024

上映時間: 128

PG12

 

上映館:

https://eiga.com/movie/103214/theater/

 

 

 

 

史上最悪の独裁者をプロデュースした男に再注目。二人が出会ってしまったのは悲劇としかいいようがない

水上賢治 映画ライター

2025/5/5() 12:01

https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/0b645d4b86ea46c3a316f986200a28bfc795b845


 

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 どの情報が事実で、どの情報がフェイクなのか、見極めることがひじょうに困難になってきているのではないだろうか?

 日々のふとした瞬間に、なにを信じればいいのか、わからなくなってしまうことがあるのではないだろうか?

 ここ最近でも、実際に、真偽不明の情報が飛び交い、完全な黒が白となってしまうような事態が起きてしまっている。

 そうならないためにはどうすればいいのか?

 いかにして周りに流されないで事の真相を見極める自身の目をもつのか?

 このことはもしかしたらいま一番考えなければいけないことかもしれない。

 そういう意味で、ドイツ映画「ゲッベルス ヒトラーをプロデュースした男」は、実にタイムリーな一作といっていい。

 タイトルからわかるように、本作が焦点を当てるのは史上最悪の独裁者であるヒトラーおよびナチス・ドイツのプロパガンダを主導したヨーゼフ・ゲッベルス。

 ナチス・ドイツの宣伝大臣となった彼は、プロパガンダ映画や大衆の心をつかむ演説を作り、巧みなイメージ戦略でヒトラーを神格化し国民を熱狂へと導いた。

 ヒトラーの暴走と横暴をもみ消し、国民感情を煽り操り、ナチス・ドイツおよびヒトラーを正当化する世論を形成した張本人といっていいゲッベルス。

 本作は綿密なリサーチのもと、彼の実像とプロパガンダの実態を暴き出す。

 いまから80年以上前の人物をいま取り上げる意味があるのかと考える人もいるかもしれない。

 でも、違う。いまだからこそゲッベルスなのである。

 ヒトラーの腹心としてゲッベルスが画策したプロパガンダは、ある日突然、身に覚えのない誹謗中傷にさらされる事態に巻き込まれることもあれば、ある日突然、悪人からヒーローになっていることもある、現在に大きな警鐘を鳴らす。

 人は簡単に嘘を信じ込み、それを主導した者にいいように踊らされることを、ゲッベルスの存在はある意味、物語る。

 なぜ、いまゲッベルスを描こうと考えたのか?プロパガンダの危うさと怖さに着目をしたのか?

 

以下上記サイトへ。

 

 

 

パウル・ヨーゼフ・ゲッベルスドイツ語 : Paul Joseph Goebbels   発音18971029 - 194551)は、ドイツ政治家 ナチ党政権下では国民啓蒙・宣伝大臣を務め、強制的同一化を推進した。


パウル・ヨーゼフ・ゲッベルス
第一次世界大戦
後に政治活動を開始し、国家社会主義ドイツ労働者党(ナチ党)における左派の中心人物の一人となったが、その後はアドルフ・ヒトラーに接近し、第3宣伝全国指導者を勤めてナチスのプロパガンダを積極的に広め、ナチ党の勢力拡大に貢献した。第二次世界大戦の敗戦の直前、ヒトラーの遺書によってドイツ国首相に任命されるが、自らの意志でそれに背き、ヒトラーの後を追って、家族を殺害後に自殺した。

なお、「ゲッルス」の表記は誤り。

身長は165cmだった。幼少時に患った小児麻痺により左右で足の長さが異なる身体障害者となった。成人後も右足に整形用の靴を履いていた。そのため歩行時は片方をややひきずる状態で歩いた。この事は戦時下で流行った「嘘は足を引きずって歩く」(本来は「嘘の足は短い」で、「嘘はすぐバレる」ということを意味していた)というジョークにもなった。

(Wiki)

 

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Filmarksコメント抜粋:

https://filmarks.com/movies/118203


 

・ナチスの映画で、ヒトラーと共に描かれることが多いのは、ヒムラーとゲッベルスだろう。
ただ、メインで描かれるヒムラーと比べると実像があまり知られていないゲッベルス。
誰しも一度は目にしたことがある、熱狂するドイツ国民の前でのヒトラーの演説シーンは、ゲッベルスが演出した大傑作と言っていいだろう。
あと、記録映画としてヴェネチア映画祭で最高賞を授賞した「オリンピア」にはゲッペルスが大きく関わっている。
時代が、この時代でなければ世界的な映画プロデューサーや映画監督になっていたかも知れない。
そんな彼が、なぜヒムラーと並ぶナチス最悪の極悪人と呼ばれるようになったか、この作品で丁寧に描かれている。
また、この作品は大量の悲惨で目を覆いたくなる映像が初めて公開されている。

・ゲッベルス視点。ヒトラーに対しての尊敬と期待に応えようという人間的な部分が描かれている。この映画を通して、政治的な宣伝の効果と裏側に意識を向けられる。

・ナチス系の映画は描写がグロいものもあって見応えが特にある。ゲッベルスの生き様はヒトラーをプロデュースしたのではなく、召使としてヒトラーを支えてたとも捉えて良いのではないだろうか。

・ナチス目線での戦記は興味深かったです。
所々混ざる当時の記録が凄惨過ぎて辛かった。
でも 現代でも多かれ少なかれ似たようなプロパガンダされてるんでしょうね。
報道やメディアに流されず、自分で考えることの重要性を再認識しました。

・ドキュメンタリー寄りかなあ

当時の映像や音声が使われてたりで

ショッキングなものも多かった

途中の戦争行ってた人の表情とか、ほんとに目がしんじゃってて、

国全体の雰囲気とかも、普通に考えたらありえないよな!って思う状況だし

やっぱり戦争っておそろしい

と、浅はかではあるけれど感じました

演説のシーンはかなり引き込まれた!

カリスマ性を利用しながら洗脳に近い方法で、その方向に持っていくゲッベルス、ヒトラーすごい

・途中2回は寝た😅
魅力的な俳優が1人もいなかった。
あの時代、情報発信、プロパガンダに映画があんなにもに力持ってた事に驚いた!
ゲッベルス自分のプロデュース力に溺れ過ぎ。あーなると変な全能感持っちゃうんだね。あと80年もしたら誰でも好きに情報発信できるツール持っちゃう事知ったらどんな気持ちになったかしら?
ラスト、子供達の白いワンピースの、後ろ姿が悲しい

・実際の映像を交えて物語は進む
ゲッベルスがヒトラーから愛人との関係を止めるように言われ、困り顔だったのが唯一胸がスカッとするシーンだった
ゲッベルス子沢山なのも驚き

・ナチスの宣伝大臣ゲッベルスの視点から見るこの作品はプロパガンダにより国民を扇動する姿は、現代にも通じるところが多かった。
人を動かすのは大きな声とウソをつくこと、単純だからこそ心に響くのかと思った
当時の映像があまりにもショッキングでした

・誰の忠告にも耳を貸さない男が宣伝大臣
浮気を妻に責められたら言い訳して逃げるわ
出世欲というか自己保身が強すぎて堪らない

・自国の行いを振り返る映画が定期的に作られてることがまずすごい。こっちでよく見るお涙頂戴的なの、まさにプロパガンダ。

・宣伝大臣ゲッベルス視点のナチス。。
実際の映像と繋がった生々しさ。。
演説の重要性といかに作られるか。。
世の中の本質は何も変わってない気が。。

・自国でこういう映画つくるのすごい。
情報扱う仕事してる人はみんなみておいた方がいい。

 

 

 




映画 「アマチュア」

この映画、上映されたからしばらく経って観に行った。
CIA分析官の妻が海外で無差別テロで殺されて、「ボヘミアン・ラプソディ」でアカデミー賞を受賞したラミ・マレックが夫のCIA分析官。妻の復讐をするのだが、大げさなドンパチの復讐劇でなく、頭脳戦。
暗殺の経験もないデスクワーカーのチャーリーは銃を撃つことも下手。
それでもあきらめず、テロリストを追い詰めていく。

タイトルの「アマチュア」はプロでない、ヒーローでもない、素人という意味。

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アマチュア』(原題:The Amateur)は、2025公開のアメリカ合衆国サスペンス映画ロバート・リテルの同名小説(日本版は『チャーリー・ヘラーの復讐』)の2度目の映画化。ジェームズ・ホーズ監督、ラミ・マレック主演。

(Wiki)

 

 

CIAで最高IQを持つ男!ラミ・マレック主演!映画『アマチュア』本予告 (1:20)

https://www.youtube.com/watch?v=LCfeX3W7eJs

 

 


 

特別映像|ヒーローでもない素人(アマチュア)スパイ|映画『アマチュア』(1:12)

https://www.youtube.com/watch?v=21In_WaNslU

 

 

解説・あらすじ:

「ボヘミアン・ラプソディ」でアカデミー賞を受賞したラミ・マレックが主演を務め、戦闘や暗殺については素人のCIA職員の男が、殺された妻の復讐に乗り出す姿を描いたアクションサスペンス。

内気な性格で愛妻家のチャーリー・ヘラーは、CIA本部でサイバー捜査官として働いているが、暗殺の経験もないデスクワーカーだ。最愛の妻とともに平穏な日々を過ごしていたが、ある日、無差別テロ事件で妻を失ったことで、彼の人生は様変わりする。テロリストへの復讐を決意したチャーリーは、特殊任務の訓練を受けるが、教官であるヘンダーソンに「お前に人は殺せない」と諭されてしまう。組織の協力も得られない中、チャーリーは彼ならではの方法でテロリストたちを追い詰めていくが、事件の裏には驚くべき陰謀が潜んでいた。

原作は、スパイ小説を多く手がける作家ロバート・リテルの小説。監督はドラマ「窓際のスパイ」や映画「ONE LIFE 奇跡が繋いだ6000の命」を手がけてきたジェームズ・ホーズ。主人公チャーリーをラミ・マレックが演じ、上官のヘンダーソン役で「マトリックス」のローレンス・フィッシュバーンが共演。

(映画.com

 

映画「アマチュア」

 

 

監督: ジェームズ・ホーズ

 

キャスト: 
ラミ・マレック
 チャーリー・ヘラー、CIA分析官
ローレンス・フィッシュバーン
 ヘンダーソン、チャーリーの教官
レイチェル・ブロズナハン
 サラ・ヘラー、チャーリーの妻
カトリーナ・バルフ
 インクワライン
ホルト・マッキャラニー
 ムーア、CIA副長官

マイケル・スタールバーグ ショーン・シラーチャーリーの妻を殺害した男

ジュリアンヌ・ニコルソン サマンサ・オブライエン、CIA長官

 

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原題: The  Amateur

製作国: アメリカ

製作年: 2025

上映時間: 123

 

上映館:

https://eiga.com/movie/102980/theater/

 

 

Filmarksコメント抜粋:

https://filmarks.com/movies/119830



・天才が最前線へと繰り出し、自分の強みを活かして復讐を果たす物語。
人を殺すことへの正常な葛藤や、妻を急に失ったことへの悲しみから妻の幻覚を見たりと一般人が大変な経験をするとこうなるだろうということがよく表現されていたと思う。見ていて、共感や納得感が感じられた。
ヘンダーソン役のローレンスフィッシュバーンの師匠でいてくれる安心感がすごい。というかこの人63歳なのね、強いおじいさんだ。

・期待以上の作品だった。おススメ。
よくある、こじつけ感もなく上手くまとめてあった。
終始淡々と…BGMも然り
美しい景色があると、もっと良かったかも。

・頭脳版ビーキーパー??
ラミマレック、どんどん顔つきが変わってるように見える凄い演技力。
後味すっきりな終わり方で良かった。
ショーン・シラー役の方、CMBYNのティミーパパで久々の再会に感激。

・アクションはおまけ程度ですが
そもそもアクションは期待せず観に行っていたので問題無し。
ラストは想像してた展開と違ったので
なるほど。となった。

・ラミ・マレックはこういう役が似合う。
頭脳派のCIAがドンパチせずに地味に復讐していく。
ラストは おぉ!なるほど!!でした。

・テロの犠牲になった家族のリベンジをするCIA職員の復讐劇、の割にはだいぶサラッとライトな感じの仕上がり。結構、世界を股に掛けて大移動するのですが、ミッション・インポッシブルみたいなスケール感はないかもしれない。
ただ、タイトルが示すように、そのスジでは全くアマチュアな主人公が、自分が持つプロフェッショナルな知識を持って、自分の目的を達成する、というストーリーは、単なるアクション映画よりは、いい意味で見どころがあった。そういった点では、このタイトルは秀逸かもしれない。
だいぶ軽めの仕上がりではありますが、決してつまらないわけではないし、何よりもラミ・マレックがアマチュア感満載のチャーリーにピッタリだった。

・後から考えると、復讐の為の殺人に苦悩を抱えて苦しむ割にはしっかり殺すじゃん笑とは思いましたが、上映中は復讐劇に夢中でした。肉体派ではなくて頭脳派の主人公なのでアクションは控えめになりますが、それがかえって型にはまらなくて良かったかもです。
奥さんを思い出すシーンがいくつかありますが、その演出が良かった。続編あるといいな。

・デスクワーカーのCIA捜査官が、頭脳を使って妻を殺害したテロリスト達に復讐するスパイサスペンス。
派手なアクションは少ないけれど、同じCIAの職員達も情報操作で撹乱するところがおもしろい。
ただ活躍を期待していたローレンス・フィッシュバーンは見せ場がなく、ジョン・バーンサルも登場シーンが少なくて拍子抜け。
シリーズ化もありそうな雰囲気だし続編ではこの2人がメインとなるエピソードがあるのかもしれないけれど、まずこの作品でキャストの名前に見合った活躍が見たかった。


 

 

映画 「エミリア・ペレス」

いかつい恰好の男が女になりたい、とメキシコの若い弁護士リタに依頼する。
この男は、メキシコの麻薬カルテルのボス、莫大な資産を持ち、妻と子供二人がいる。
妻と子供たちには莫大はお金を残してスイスに移住させる。
本人は、高額なお金を使って性別適合手術を受けて女性として新たな人生を歩み始め、ある日、イギリスで新たな人生を送っていたメキシコの弁護士リタの前にエミリア・ペレスという女性が現れる。

途中、これミュージカルなの?という歌と踊りが入るのがちょっと鬱陶しかった。
スイスに住む妻と子供二人の前にエミリアが現れ、叔母という立場だと言って彼女たちをアメリカ(メキシコだったかな?)に移住させる。その豪邸には何人もお手伝いさんがいる豪邸だ。
ある日妻が、結婚する、と言い出したところからエミリアの行動が狂い始める。

このエミリアを演じたカルラ・ゴスコンという人もトランスジェンダーの人。
大柄だが、綺麗な女性だ。
子供たちがエミリア”おばさん”に抱き着くとパパの臭いがするというのがやはり子供は真実を見抜く力を持っている。

映画の中でのメキシコの治安の悪さに愕然とし、戦慄を覚えた。
メキシコの「麻薬戦争における大量の行方不明者」の社会問題にもスポットを当てて、果敢に切り込んでいく。

外務省によると、
「国内各地で殺人・強盗等の凶悪犯罪が頻繁に発生し、邦人も被害に遭っていることから、常に警戒する必要がある、
メキシコ全土で組織的な犯罪として誘拐が横行し、身代金を目的としたビジネスとして定着している、誘拐の被害者の大部分はメキシコ人ですが、中には外国人を狙ったものもあり、「裕福」と認識されやすい日本人も標的となり得ます。」
日本にいてよかった。

映画 「エミリア・ペレス」

では映画について:

 

エミリア・ペレス』(原題:Emilia Perez)は、2024年に公開された、スペイン語のミュージカル映画クライム映画である。脚本・監督は多数の受賞歴で知られるフランス人監督ジャック・オーディアール、主演はスペイン人女優でありトランスジェンダーを公表しているカルラ・ソフィア・ガスコンが務めた。2018年に発表されたフランスの作家ボリス・ラゾンの小説が元になっている。メキシコ麻薬カルテルのボスが女性弁護士の力を借り、女性になりたいという願望を叶える様子、そして起こる騒動を追う。

2024518日、77回カンヌ国際映画祭にてワールドプレミア上映され、審査員賞最優秀女優賞を受賞、フランスにて2024821日に劇場公開された。

賛否両論であったものの、本映画はいくつもの賞を獲得した。97回アカデミー賞では、13部門にノミネートされ、ゾーイ・サルダナが助演女優賞、劇中歌『El mal』(悪)が主題歌賞を受賞した。第82ゴールデングローブ賞では、 10部門でノミネートされ、ミュージカル・コメディ部門作品賞助演女優賞外国語映画賞を含む4部門で受賞した。また、第78英国アカデミー賞でも11部門でノミネートされ、作品賞を含む2部門で受賞した。

(Wiki)

 

 

彼女はかつて最恐の麻薬王だった...映画『エミリア・ペレス』日本版予告 (1:28)

https://www.youtube.com/watch?v=vy_xl6IeLhE

 

 

 

 

解説・あらすじ:

「ディーパンの闘い」「君と歩く世界」「預言者」などでフランスを代表する名匠として知られるジャック・オーディアールが手がけ、2024年・第77回カンヌ国際映画祭で審査員賞と4人の俳優が女優賞を受賞した作品。メキシコの麻薬カルテルのボスが過去を捨て、性別適合手術を受けて女性として新たな人生を歩みはじめたことから起こる出来事を、クライム、コメディ、ミュージカルなどさまざまなジャンルを交えて描いた。

メキシコシティの弁護士リタは、麻薬カルテルのボスであるマニタスから「女性としての新たな人生を用意してほしい」という極秘の依頼を受ける。リタは完璧な計画を立て、マニタスが性別適合手術を受けるにあたって生じるさまざまな問題をクリアし、マニタスは無事に過去を捨てて姿を消すことに成功する。それから数年後、イギリスで新たな人生を歩んでいたリタの前に、エミリア・ペレスという女性として生きるマニタスが現れる。それをきっかけに、彼女たちの人生が再び動き出す。

カンヌ国際映画祭ではアドリアーナ・パス、ゾーイ・サルダナ、カルラ・ソフィア・ガスコン、セレーナ・ゴメスの4人が女優賞を受賞。特にエミリア・ペレス/マニタス役を演じたカルラ・ソフィア・ガスコンは、カンヌ国際映画祭において初めてトランスジェンダー俳優として女優賞を受賞した。第97回アカデミー賞でも作品賞や国際長編映画賞をはじめ、非英語作品としては史上最多となる12部門13ノミネートを果たし、助演女優賞(ゾーイ・サルダナ)と主題歌賞の2部門を受賞した。カルラ・ソフィア・ガスコンもトランスジェンダー俳優として初の主演女優賞ノミネートとなった。

(映画.com)

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監督・脚本: ジャック・オーディアール

 

キャスト:

カルラ・ソフィア・ガスコン エミリア・ペレス

ゾーイ・サルダナ リタ・モラ・カストロ
セレーナ・ゴメス ジェシカ(ジェシ)・デル・モンテ
エドガー・ラミレス グスタボ・ブラン

アドリアナ・パス エピファニア
マーク・イヴァニール ワッサーマン医師
エドガー・ラミレス グスタボ

 

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原題: Emilia Perez

製作国: フランス

製作年: 2024

上映時間: 133

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上映館:

https://eiga.com/movie/101586/theater/

 

 

 

映画コメント抜粋:

https://eiga.com/movie/101586/review/


 

・ギャングのボスの性転換という飛び道具で観客を惹きつけながら、LGBTの生きづらさやメキシコの悲惨な状況を、ミュージカルで上手いこと伝えてました。

・作品内容だけでなくポスターのキャッチコピーすら見もしないで鑑賞したものだから、聞き慣れない外国語(スペイン語)が飛び交っての、シリアスな社会法廷劇と思いきや、いきなり女弁護士が踊りだすミュージカル演出が差し込まれ、さらにマフィアのボスに拉致されてのクリミナルサスペンスに展開していき、作品の土台がわからず(まーこれは自業自得)、冒頭から翻弄されまくり。
ところが、そのマフィアのボスが「性転換をしたい」という設定が出てきてからの、怒涛の展開が面白くてたまらない。
大事なのはコメディータッチではないこと。
「トランスジェンダー」の苦悩をしっかりと描きながら、テーマの重さをミュージカル調の演出で軽やかに伝えていく。
さらに舞台となるメキシコの「麻薬戦争における大量の行方不明者」の社会問題にもスポットを当てて、果敢に切り込んでいく剛腕な脚本に、心底痺れました。
なるほど、主役のひとりであるカルラ・ソフィア・ガスコンさんはトランスジェンダーなんですね。どおりで女性らしさが見事なはずだわ。

・治めるに善悪はなく、落とし所には欺瞞はつきものである。一周まわって結局はそこに行き着く。イブのすべて的でもあるが、主演の罪は重すぎるし、弁護士も受け取ってる金は血に塗れている訳で、元上司を批判できる立場にそもそもなく、作り手も美化するつもりはさらさらないのだろが、結局はセレナゴメスが最も純粋で、そこに社会的優先順位だの高尚さだのは意味を失う。それぞれがその範囲での欲に導かれてひしめき合う社会だけが映し出される。
それにしてもメキシコ社会をここまで汚く糾弾できるものだなぁと思って後でみていたら、フランス映画でキャスティング含めて炎上したことを知る。そらそうよ。

・正直、私が好むストーリーや題材でもない。現代メキシコを舞台に、人種差別や組織犯罪またトランスジェンダーをミュージカルにしてしまうその発想に驚く。「ウィキッド」が既存のハリウッドミュージカルの枠に留まっているのに対し、この作品はその枠を大きく超えている。冒頭弁護士リタの不満を歌うミュージカルシーンは秀逸で、音楽・振り付けとも私を感心させた。

・あの国の治安状態は想像を絶する凄まじさであるが、そういう舞台でないと話が成立たない。
性同一性障害の啓蒙映画では勿論なく、異端者がアイデンティティを確立するための居場所の見つけ方が主題のようにみえる。
「本当の自分」を手に入れて初めて見えてくるモノが必ずしも幸せに繋がるわけではなかったのが哀しい。

・アカデミー賞…くらいの情報で鑑賞
イヤー濃い内容でしたね
監督がフランス人なので
てっきりフランスでの話かと思いきや
まさかの麻薬カルテルのボスからの
トンデモナイ依頼が…
メキシコの治安の悪さや誘拐、トランスジェンダーなど
社会的な問題を訴えてもいたが、そんな事はどうでもいい
次々と展開が変わり最後まで引き込まれてしまった
ラストの車のシーンは、ああしなきゃ終われなかったんでしょう
それぞれの俳優の演技もとても良かった

・とある直木賞本を読んでメキシコにいつか行きたいな〜と思っていたので、麻薬カルテルのボスが性転換?舞台はメキシコ?へー、観てみるか〜!くらいの知識で映画館へ行きました。てっきり逃げるための性転換手術なのかなって思ってたんです、クライムサスペンスかなって。そしたら全然違った!クィア映画だった!そしてミュージカル仕立てだった!最初の2曲で、わたしはハマりました。全曲を歌い上げる系ではなくて、気持ちの高ぶりなどに乗せて曲になるやつでした。
ぶっ飛んだストーリーだったので、エミリアはあのラストを自身で受け入れていたのかどうかが気になりました。(ストーリー的には言い落としどころじゃないかなと思います、盛りだくさんすぎておなかいっぱいでしたし…)
大人計画(松尾スズキさん)の作品を観たかのような、不思議な感覚で席を立ちました。好き。

・作品として悪くはない。
悪くはないんだけど・・・・
ストーリーもしっかりしてるし、
俳優の演技もなかなか。
エミリアの行末を案じちゃった自分がいたしね。
でもこれ、ミュージカル仕立てでやる必要あったのかなぁ?
唄が上手いのはセレーナ・ゴメスぐらいだしW
ミュージカル部分でグッと来たのは息子のところぐらいかな。
なんか、気を衒った感がありありで、
作品がチープになってる感じがする。

・エミリア・ペレスさん、欲張りすぎ。
何事もほどほどですよ。
いくらお金が有り余っているからといって全てが思い通りにならないと癇癪起こすなんて、
バチ当たりますよ。
(そう説教したくなりました。
あの弁護士は只のイエスマン。
やはり人生には良くないことは良くないと断言してくれる人が必要だということ。)
言葉にもリズムと音階がある。
ミュージカル部分も違和なく納得する。
エミリア・ペレスの数奇な人生の幕切れを美化する為にも
この手法がユニークで見易かったのかも。
麻薬王は女になりたかったと切望。
でも恋愛対象は女性で、女性に成ってからも女性との(レズ)恋愛を謳歌するが(元)女房が欲するヒモ男には嫉妬するなんて。
エミリア・ペレスさんの事だからてっきり又男性に変わりヒモ男と男対決するのかと思ったが。
神様からのギフト(性別)は大事にしてくださいよ。

・良かったかな、と。
エミリアも本当に魅力に溢れて大好きです!
ゾーイ・サルダナは本当美しかった!

・四人の女優さん、素敵でした
ミュージカルの作りにも満足
見応えがありました
ラストはもう一捻り欲しかったな


 


映画 「サイレントナイト」

このところ観ている映画は、アクション映画が続く。
恋愛ものより、アクションやミステリー映画が好き。
この映画の題名、同じ題名の映画を3年前に観た。
どうして同じ題名にしたのかしら?
クリスマスの日に息子の命を奪われた、自分もギャングに声帯を撃たれて声を失ったことから付けた題名か?


3年前の同じタイトルの映画:

2022/11/26

映画 「サイレント・ナイト」

https://remmikki.livedoor.blog/archives/5991738.html

 

  

こちらの映画は、ギャング相手に息子の復讐をする父親の話。
全編、撃ち合い、暴力が凄い。

映画 「サイレント・ナイト」

20211224日、妻と息子の3人家族で幸せな日々を過ごしていたブライアンは、ギャング同士の銃撃戦に遭遇し、その流れ弾で息子の命を奪われてしまった。自らもそのギャングに狙われ、撃たれて重傷を負い、声帯を撃たれた影響で、声を失ってしまった。ギャングたちへの復讐を決意したブライアンは、次の20221224日をギャング壊滅の日に定め、肉体改造に励み、車を購入し防弾仕様に改造し、射撃の訓練を受け、接近戦を想定したナイフでの格闘の訓練をし、車のドリフトテクニックを磨き、ギャング団への戦いを挑む、という話。

 (コメント欄から)

 

 

『サイレントナイト』|本予告 (1:30)

https://www.youtube.com/watch?v=Xhy3bDWnsqY

 

 

 

解説・あらすじ:

 「男たちの挽歌」「フェイス/オフ」などを手がけたアクション映画の名匠ジョン・ウーが、声を失った男の復讐劇を全編セリフなしで描いたリベンジアクション。
 家族とともに幸せな日々を過ごしていた男は、クリスマスイブの日にギャング同士の銃撃戦に巻き込まれ、愛する息子の命を目の前で奪われてしまう。自らも重傷を負った彼は、どうにか一命を取り留めたものの声帯を損傷。絶望を叫ぶ声さえも失った男の悲しみは、いつしか激しい憎しみへと変わっていく。悪党たちへの復讐を決意した男は、次の1224日をギャング壊滅の日に定め、過酷な戦いへと身を投じていく。
 「スーサイド・スクワッド」シリーズのジョエル・キナマンが主演。「X エックス」などの作品で俳優としても俳優としても活躍するラッパーのスコット・メスカディ、「そして、ひと粒のひかり」のカタリーナ・サンディノ・モレノが共演した。

(映画.com

  

 

監督: ジョン・ウー

 

キャスト:

ジョエル・キナマン  ブリアン・ゴッドロック
スコット・メスカディ
  デニス・ヴァッセツ
ハロルド・トレス
  プラヤ
カタリーナ・サンディノ・モレノ
  サヤ・ゴッドロック

 

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原題: Silent Night

製作国: アメリカ

製作年: 2022

上映時間: 104

R15

 

上映館:

https://eiga.com/movie/100828/theater/

 

 

 

 

映画感想、・評価:

https://eiga.com/movie/100828/review/


 

・予告編でなんとなく想像していたが、想像以上に無声であり想像以上に饒舌だった。中々の生い立ちを経る中で映画やバレエ等に救われていった監督の感謝が見えるような、痛くて悲しくて救われる映画だった。
"
無声"だけを切り取ると違和感バリバリなままに中盤位までいってしまうので評価も微妙になってしまうのだが、そんな事もバレエの様にくるくると舞うカメラワークになんとなく腑に落とさせて頂き、それ以降は「お前が2丁なんかい!笑」なんて笑いつつも熱く鑑賞出来ました。そしてエピローグ。手前の終盤演出もある種のリアルさでくるものがありましたが、そこからのエピローグは唐突に涙腺崩壊させられました。素人ならではの詰めの甘さや効果音としての怒声を楽しみつつ、哀しみに溢れたジョン・ウーワールドを堪能してみては如何でしょうか。

・久しぶりのジョン・ウーのアクション映画だけど、期待は大きく裏切られ、彼の作品以前に映画自体のクオリティが低くてガッカリでした。ギャングに息子を殺された男が、一年間特訓して見事クリスマスに仇を討つ、それだけのお話しの荒っぽい脚本で、主人公が喉を撃たれて声を失う設定もあまり意味がないです。全体的に低予算で安っぽい作りで、クライマックスの討ち入りシーンも、出てくる悪役を射的の的のようにひたすら撃っていくだけで、ジョン・ウーらしいスタイリッシュな銃撃シーンがなくて寂しい限りです。役者は、主役のジョエル・キナマンが頑張っているけど、地味な役者さんだし、他の出演者も魅力のある人はいませんでした。

2023年だからもしかしたら新型コロナウィルス禍で塩漬けにされていた
オープニングからいきならクリスマスのダサセーターを着た男が出て来るのでギャグかと思えば…❗️
もはや息子を亡くした時点で家庭は崩壊し精神も壊れた主人公の孤独な復讐劇。
ジョン・ウー節が随所に観られるけど、いろいろ穴だらけでシリアスさはそこまで無いけどジョン・ウーを観に来たので満足感あり❗️

・サイレントナイトはクリスマスイブに息子を殺したギャングに復讐することと、復讐する父親もギャングに喉を撃たれて、声を失ったと云う設定からの題名かも。
主演のジョエル・キナマンは声を失った男と云う設定なので最後まで表情と演技、あと肉体で復讐を表現していますが、圧巻の演技でした。

・ギャングによって愛する息子と、自らの声を失ってしまった男が、ドンドンバチバチ、ギャングを皆殺しにする。
それだけの話で、ヒネリも深みもなく、ひたすらガンアクションのみ。ジョン・ウーらしいスタイリッシュなシーンもなく、監督、どうしちゃったの、と言いたくなった。

・ジョン・ウー、久々の単純アクション。
青い鳥が舞い降りる。
いいよ、ジョン・ウー。
アクション復讐モノはコレでいいのだ。
ギャング軍団VS一般人1人。
ああ、これはランボーさんじゃないと太刀打ちできないタイプの映画。
それを調子よく観せてくれる。
悪人チンピラギャングがアレやコレやで殺されていくのは気持ちがいい。
復讐はあるべきで、
(僕はそういうタイプで、
僕は自分の手を汚さなくてもパタパタ消えていく人々を見送った人生で)
悪い奴らは汚く消えていくのが常識ですね。
殺された息子を思うお父さんの姿は、辛くてたまらない。
ジョエル・キナマンはイケメンだが地味過ぎる。

・ギャングを抹殺するために、すべてを犠牲にして頑張った。それ以外の理屈はいらない、仕返しあるのみ。
わかりやすく、面白かった。

 

 




映画 「プロフェッショナル」

リーアム・ニーソン演じる、1970年代の北アイルランド紛争を背景に、伝説の殺し屋が爆弾テロリストの壊滅に挑む姿を描いたハードボイルドアクション。

1974年、北アイルランド、景色が美しい。

妻を亡くした退役軍人をリーアム・ニーソンが演じる。

職業は暗殺請負人。

相手の女性、IRA活動家が冷徹で恐ろしい。

この映画のタイトルが内容と合ってない。
英語のタイトルは、
In the Land of Saints and Sinners (聖人と罪人の国で)。
なんで”プロフェッショナル”と付けたのだろう?
むしろそのまま”殺し屋請負人”とした方がよかったかも。

映画 「プロフェッショナル」


 

リーアム・ニーソン主演!『プロフェッショナル』予告 (2:01)

https://www.youtube.com/watch?v=I0dKpwM3TYU

 

 


解説・あらすじ:

リーアム・ニーソンが主演を務め、1970年代の北アイルランド紛争を背景に、伝説の殺し屋が爆弾テロリストの壊滅に挑む姿を活写したハードボイルドアクション。

1970
年代、北アイルランド。長年にわたり殺し屋として暗躍してきたフィンバー・マーフィーは引退を決め、海辺の町グレン・コルム・キルで正体を隠しながら静かに暮らしていた。そんなある日、首都ベルファストで爆破テロ事件を起こしたアイルランド共和軍(IRA)の過激派グループが町に逃げ込んでくる。彼らのひとりが地元の少女を虐待していると知ったフィンバーは少女を助けるために制裁を下し、テロリストたちと対立することに。後戻りできない状況に追い込まれたフィンバーはテロリストたちを完全制圧するべく、命懸けの戦いに身を投じていく。

共演は「イニシェリン島の精霊」のケリー・コンドン、テレビドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」のジャック・グリーソン、「ベルファスト」のキアラン・ハインズ。「マークスマン」でもニーソンと組んだロバート・ロレンツ監督がメガホンをとった。

(映画.com

 

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監督: ロバート・ロレンツ

 

キャスト:

リーアム・ニーソン フィンバー
ケリー・コンドン  デラン
ジャック・グリーソン ケビン
キアラン・ハインズ
デズモンド・イーストウッド
コルム・ミーニイ

 

 

原題: In the Land of Saints and Sinners (聖人と罪人の国で)

製作国: アイルランド

製作年: 2024

上映時間: 106

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上映館:

https://eiga.com/movie/103341/theater/

 

 

 

IRAとは、

アイルランド共和軍(アイルランドきょうわぐん、またはIRA 英語Irish Republican Army)とは、アイルランド独立を巡り、内戦やテロ行為を行ってきたアイルランドの武装組織である。 主な活動地域は、英国北アイルランド,アイルランド,英国本土,欧州(20059月に武装解除を完了)


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「暫定アイルランド共和軍」(PIRA,単に「アイルランド共和軍」〈IRA〉とも呼称)は,1969年に結成され,1970年代から1990年代にかけて北アイルランド,英国本土及び欧州でテロを実行した組織である。2006年時点における勢力は数百人とされる。

PIRAは,ロンドン(英国),ダブリン(アイルランド)及びベルファスト(北アイルランド)の3議会設置案を受け入れた当時の「アイルランド共和軍」(IRA:「公式IRA」〈OIRA〉とも呼称)指導部に反発する勢力が1969年に分離して結成された。英国勢力の北アイルランドからの排除及びアイルランド統一を目標に掲げ,19727月にベルファストで発生した同時爆弾テロ事件(9人死亡,130人以上負傷)を始め,多数のテロ事件を実行した。

1997年の停戦表明後,1998年に武装解除などで合意し,2005728日に武装闘争の終結を宣言した。

IRAの目的は、武装闘争によってアイルランド島から英国を放逐し、アイルランド島32県の統一を実現することである。つまり北アイルランドイギリスから分離させて全アイルランドを統一することにある。この組織は、これまで様々な内部分裂を繰り返してきた。

英国からの分離を求める「暫定アイルランド共和軍」(PIRA)等の勢力と英国による統治継続を求める勢力が対立し、1970年頃からテロが頻発した。PIRAは、1990年代に入ってもテロを続発させたが、19984月、包括和平に合意し、20059月には武装解除を完了した。しかし、こうした動きに反発するPIRAの一部勢力は、1990年代後半以降、「真のIRA」(RIRA)、「継続IRA」(CIRA)等の分派組織を設立し、テロを継続した。

Wiki

 

 


 

映画批評抜粋:

https://press.moviewalker.jp/mv88880/

 

・邦題が全く合ってない。殺しまくって、無差別に爆弾を爆発させて、人の命を何と思ってんねん。胸糞悪くて、後味が最悪だ。

・原題の「In The Land of Saints and Sinners」を直訳すれば「聖人と罪人の地で」となるしSaints and Sinnersはゾンビゲームのタイトルでもある。日本ではプロフェッショナルというタイトルにしているが、フィンバーはある意味私怨に基いて行動していてプロフェッショナルとはとても思えなかった。1970年代のアイルランドでIRAが市民にどう思われていたのか、その中でIRA過激派やそのテロがどう思われていたのか、そういった背景があってのフィンバーの行動だったと思う。自分の正義を振りかざして一般市民を巻き添えにしてまでテロ活動を行う過激派に対して一人立ち向かうフィンバーとそれを支援し亡くなってしまうロバートやケビンのお話なので、プロフェッショナルというタイトルはかなり違和感があった。まあドリアンたちの顔写真と名前が新聞に犯人として掲載され、裏切り者がいると嘆くところを見ると、IRA本体の方でもドリアンたちを煙たがっていたことはうかがえた。ドリアンはアイルランドの独立のためと言いながら一方では弟を待つとか報復するとかかなり私情を挟んでいたし、人を殺すことに躊躇がなかったのも組織からしても困った姉ちゃんだと思われていたのだろうと想像させられた。ところでロバートはいったいどんな組織に所属していたんだろう。殺し屋って平穏な隠居生活が望めないものだと思っていたけど、フィンバーは何処へ行くんだろう。町はあれだけの騒動があってもパブはすぐ再建されいつもの生活がすぐ戻って来るんだろうなあ。

・殺し屋の過去を隠して暮らす男がある少女を虐待から救ったことをきっかけにアイルランド共和軍の過激派グループと戦うことになる。引退間際の老殺し屋が爆弾テロリストに切り込む。70年代北アイルランドの風習や社会情勢も意識する。今年も待ちに待ったリーアム・ニーソン主演の哀愁最新作。本作品はよりレトロなコミュニティに焦点を置いて渋さが際立つハードボイルドの作風である点は、近年のニーソン自体の醸し出す老兵感との整合性を感じずにはいられない。もちろん”舐めてた相手が実は…”要素も盛り込む。いつもながらに戦闘モード以外は無骨で気の良い爺さんという対比もまた一興。リーアム・ニーソン映画プラスアルファにいつも以上に悲哀や哀愁ただようアクションだった。



昔ひょんなことから知り合ったキャサリンという小柄な美しい女性がいた。
彼女については私の本や過去記事でも書いた。
何年か付き合ってある日突然連絡が取れなくなった。
彼女もアイルランドからスイスへ亡命し、その後、米ワシントンDCから最後カナダ、バンクーバーで消息を絶った。なんらかの形で突然亡くなったのだと思う。
不思議なご縁だった。


2016/1/5

同人誌に寄稿 エッセー "ミラクル"

https://remmikki.livedoor.blog/archives/2016-01-05.html




 


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